現在、旧函館区公会堂の2Fでは、函館開港150周年を記念した歴史パネルの特別展示「安政の5カ国条約と箱館開港」が催されています(7月1日~12月30日)。
主催は、函館開港5カ国協議会。パネルの作成には、アメリカ担当は函館日米協会という風に専門の方が担当し、開港した箱館(そして函館)が、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、オランダの5カ国との関わりを通じて、どのようなことを経験してきたのかをまとめてくれています。監修は、はこだて外国人居留地研究会の岸甫一さん。パネルの枚数はイントロをあわせて42枚あり、かなり本格的。
説明はやや専門的ですが、写真も大きく使われていて、目を惹くものが多いです。
例えば、北方探索を経て帰ってきた箱館奉行の方々が栄養不足から関節痛に苦しんでいる時、アメリカ商船の船長から「コーヒーは関節痛の薬になるよ」と勧められ、早速、コーヒーを薬として飲んだという……。それが箱館で日本人が最初にコーヒーを飲んだきっかけだったということです。
そういったようなエピソードであるとか。女学院の設立の話であるとか。あとは、ニコライ神父のビジュアル的な魅力に心をときめかせてみたり、ロシアホテルのどんちゃん騒ぎって、どんなだったんだろうと想像したり、色々興味深い要素が満載です。
また、土日は市民コンサートが行われているようで、素敵な音楽をBGMにしてパネルを見ていると、時折、ハイカラ衣装を着た女性が記念撮影をしていたりしていて、気分が華やかになります。

※ウォークビンゴラリーとセットで楽しんでみては如何でしょうか? 「4館共通入館券(公会堂、旧イギリス領事館、北方民族資料館、文学館)」840円が、記念にもなり、オススメです。旧函館区公会堂をクリアすると、上の図のように、3箇所にチェックが入ります。
取材:事務局(30代男性 函館市在住)