電車とバスと車とがごちゃまぜになってせわしない。
右折して函館駅へ。
昔、路面電車はまっすぐ宝来町方面へ向かう路線もあった。
元町の坂と坂とを結ぶ、丘の上の教会群立ち並ぶ通りは、この季節多くの観光客が列をなしてテクテクと行きかいます。

ギャラリーやカフェ、雑貨店が自然な佇まいを連ねていて、軒先に咲くラベンダーの周りを蝶が舞い、仲の良い猫がそこかしこで日向ぼっこしているような場所です。しばし足をとめれば、誰かがそこにベンチを持ってきてくれて、そこに座って風鈴の音に耳を傾けていると、風鈴の音に混じって、誰かがプシュッとビールを開ける音も聞こえてきます。

ねこ通りという名前は、猫が住み着いている狭い路地を近所の雑貨屋さん「1107物語」の店主さんが命名。この日のマルシェは初めての試みで、工芸品や古着や古本、CDなどを並べて、通り全体がちょっとしたアートのような装いと賑わいを見せていました。
「こうしてやってみるとなかなかいいね」
と主催関係者の皆様、納得の表情で、来月もまた開催する意気込みであれこれと思案を巡らせ、楽しい一時を過ごしていました。
参考記事「次回は8月の22日ですよ~;ギャラリー村岡のjirojiro junction」
取材:事務局(30代男性 函館市在住)
24日(土)は、大門グリーンプラザにて、ジャズの祭典がありました。正式名称は「大門サンフェスタ ジャズストリート」と言いますが、実はジャズばかりでなく、R&Bやボサノバやラテン系のノリなどもあって様々です。

昨年は雨でしたが、今年は天気も良く、ビールやさっぱりしたミントのカクテルが美味しそう。ワインなどを並べるグループもいて、私はそこに混じって焼き鳥などをご馳走になっていました。最後のBANDA CASTANAはいつもより人数が多く、ゴスペルなどの他のチームも合流してステージ上も賑やか。ノリの良い音楽で子供もおじいちゃんも一緒に踊って、一体感のあるイベントになりました。
屋台村大門横丁の方でもビアガーデンが催されていたので、テーブルを確保した後、あちこちから食べ物や飲み物を調達してきて、あまり長居はしませんでしたが、雰囲気は満喫。8月にまた大門バルがあるとのことで、それもまた楽しみです。
取材:事務局(30代男性 函館市在住)
「第14回函館新聞社 函館港花火大会」は天候に恵まれ、絶好の花火日和。
ここ数年は毎年観覧席であるシーポートプラザ(摩周丸が係留されている辺り)から間近に花火を見ているが、こんなに熱気があるのは初めてかも。

目の前がすぐ海のため、座っているとそんなに感じないが、歩くと汗だくになってしまうほど。
そうなるとやはり、ビールにヤキトリでしょ。
※ちなみに函館の場合、"ヤキトリ"と売っていても豚精肉が基本。
焼きそば&いなり寿司も購入し、花火までの時間を海でも見ながらのんびりと過ごす、なんとも幸せな時間。
でも花見と違って、やはり主役は花火でしょ。
テーマが「星空の映画館」ということもあり、花火は勿論サウンドも最高だったな。
写真が上手ければ、もう少し伝わると思うけど、安デジカメの花火モードではこんなもんか。
花火大会がある日は、昼過ぎから徐々に道路も函館山方向に混雑し始め、JRの函館駅からは次々に浴衣を着た男女があふれ出してきて、始まる前から華やかな雰囲気です。
函館新聞社主催の「第14回函館港花火大会」は、夜19時半頃から始まり、21時頃まで。メイン会場は、シーポートプラザと昔呼んでいた、摩周丸のある付近のふ頭のイベントスペース。

元町の上の教会群の手前から見る花火は函館らしくて良いのですが、待ちきれず歩いていくと、八幡坂の上、西高のあたりにも三脚を立ててベストショット を狙っている人達がいました。八幡坂の港に向かって右サイドの歩道のゆるやかな階段の辺りにも少しずつ人が埋まり始めていました。

国道279号の突き当たり付近の芝生やベンチの辺りは比較的混雑を避けて、あずましく花火を楽しみたい人達が思い思いの場所に陣取って、適当にくつろいで います。

音楽にあわせたテーマ性の高い組み立ては、FMいるかの実況を聞きながらでないとよくわからず、花火が上がっていない時間帯はCM中なのかなとか思いなが ら、赤レンガ倉庫群の方へ。七財橋の付近は、人通りが多いせいもあってか、お洒落に決めた感じの男女が集まっています。

最後のグランドフィナーレは、ともえ大橋の上から満喫しました。
見る場所が変われば楽しみ方も変わりますので、何度でも楽しめる函館港の花火大会。
広範囲にわたっての、安全管理・後片付けに携わるスタッフの皆様、おつかれさまでした。
取材:事務局(30代男性 函館市在住)
日本で最初に気象観測を始めたのが、ここ函館。
しかし、天気予報は本当に当たりませんね。
7月17日(土)は、予報に反して綺麗に晴れました。
函館市内では各所で学園祭の真っ盛り。三連休の初日ということもあり、ホテル・旅館はどこも満室。賑わいがあると、気持ちも晴れやかになります。
八幡坂のロシア極東大の「はこだてロシアまつり」は、今年は駐車場スペースにテントを並べて、ロシア料理レストランや、ロシア語教室、キオスク、民族衣装試着コーナーなどが設けられていました。観光客でもふらっと立ち寄れる雰囲気です。
>>昨年の様子はこちら

テントの脇で学生さんが、一生懸命炭火で肉を焼いていました。シャシリクというそうで、それから、刻んだ野菜をたくさん詰め込んだスープ(冷製ボルシチ)、定番のピロシキなどなど、スパイスが効いた食べ物と、甘みのある食べ物を交互に味わい、青空とそよ風のせいもあり、元気が出てきます。私がせっせと食べている間、隣の奥様がたが、ボルシチのことを興味津々で、自分でも作ってみたけれどうまく作れなかったというようなことを話していました。
函館の夏はロシア料理がぴったり、ですね!

チェス大会(チェスはロシア語で、シャフマティーというそうです)は、地元チェスサークルの子供たちを中心に、ロシア大の学生や、札幌からおこしの強豪が熱戦を繰り広げました。子供たちの中には、今後全国で活躍する選手も出てくるようで、楽しみです。
>>函館チェスサークルの記事
取材:事務局(30代男性 函館市在住)
市電の終点の1つ。函館どつく前から下りてそのまままっすぐ歩いていくと、入舟漁港へ。漁港に面して、外観は清涼感あるターコイズブルーの建物があり、大黒交通のバス停「平石造船所」があります。そのバスが走っているのを実際に見たことはありませんが。

「バスはくるよ。不定期だけどね」と、函館探検隊(平石さんを慕う有志の集まり)の井上さん。
こちら、平石造船所は、今は普段閉まっていて中を見ることはできません。木造和舟を造り続けた名工、平石健悦氏が今はいないためです。三連休の土日は、造船所を開放して、資料・映像展が開催されていました。
建物内には、今も当時の工具類がぎっしりと並べてあります。建物本体は100年以上の歴史を有するとか。東北北部から北海道にかけて多く造られたムダマハギという構造の和舟は多く、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
「平石さんを慕う沢山の人がきてくれて、ものすごい一日だった」とのこと。
平石さんが最後に造った舟は、七福神丸(平成15年11月完成)と名づけられ、昨年の大晦日にパレードの練習をしていましたが、今年本格的にやりたいと今から意気込んでいる様子です。
取材:事務局(30代男性 函館市在住)
7月7日水曜日は七夕。全道的には8月7日に七夕を祝うところが多いようですが、函館では7月7日に七夕まつりを行います。

この日13時、西ふ頭に「にっぽん丸(商船三井客船,約22,000t)」が来港しました。船体の色鮮やかさが、高級感を感じさせます。神戸から出発し、北海道を回って、横浜に到着する7泊8日の豪華な船旅。
市民ボランティアの歓迎や、セレモニー、特産品の贈呈などがあり、その後、乗客の方々は貸切バスやタクシーなどに乗って、市内散策に出かけて行きました。出港は22時とのことなので、函館の七夕の雰囲気を見ることができるかも知れません。
昼下がり、ちょうどバラの花が見ごろな旧イギリス領事館では、今年で3回目となるガーデンコンサート。
この日は、フルート(中島百子さん)とピアノ(斉藤千晶さん)のアンサンブル。ビートルズやイギリス民謡など、イギリスにこだわった曲をゆったりのんびりしたテンポで披露してくださいました。
にっぽん丸の乗客も20数名ほど訪れまして、英国気分を満喫。

ちなみに、旧イギリス領事館の港側のバス通り、「箱館元町の宿 饗場(きょうば)」の隣に見える、バラの花に囲われた建物は「グリーンゲイブルズ」という喫茶店で、女性におすすめ。
坂をのぼると、元町公園。青空が気持よく、函館四天王像(手前から、平塚時蔵、渡邉熊四郎、平田文右衛門、今井市右衛門)もくつろいだ気分の様子。
平田文右衛門「大きな船がきてるなあ。どこの国の船か?」
渡邉熊四郎「あれは三井の船だ。日本の船だぞ」
そんな会話をしているのかも。
七夕の飾り付けには、短冊の他、7つの種類がありまして、お習字の上達、健康や商売繁盛などをそれぞれ願うものとなっています。それらは昔、和紙でつくられていて、土に還るものでしたから、願いを込めて川に流すと願いがかなうと考えられていました(大黒祭り、松見先生より)。
この日、子供たちは日暮れ近くから群れをなして、地域の家や商店を回ります。歌を歌うとご祝儀(昔はロウソクだったが、今はお菓子が主流)が手渡され、手に持った袋にいっぱいのお菓子を持って帰るのが楽しみな行事です。
アパートの二階では笹の葉が飾られていて、浴衣を着たおねえさんが子供たちを待っています。ワーッと元気に声をあげて、子どもたちが駆け上っていきます。みん なで歌を歌い、お菓子をもらう時は、おねえさんの目を見て「ありがとうございます」。

弁天町の大黒通りでは、ロウソクの代わりにケミカルライトが配られ、それを手首に巻いた子供たちがパレードしながら、大黒ひろばに集合。おり姫、彦星のお兄さん、お姉さんにも迎えられて、ちびっこ太鼓、歌や紙芝居などを楽しんでいました。
いよいよ夜が更けてからも、おとな達(「おとなは、だれも、はじめは子どもだった(星の王子様)」)は残り、フォークソングや演歌の世界を満喫。すっかり、童心に返ってしまい、私も少しはしゃいでしまいました。
深夜の西ふ頭は、対岸のネオンサインが水面に映り、寂しげでファンタスティックな空間です。

今日は、22時ににっぽん丸の出港があり、いか踊り実行委員会や市民有志の方々が集って、いか踊りでお見送りです。
ハッピを着た人も、黒服のスタッフも、皆一緒に一糸乱れぬ整然とした踊りを披露し、やがて、船上の方々と一体感が生まれてきた頃に出港となりました。
また是非、函館に遊びにきてください。
取材:事務局(30代男性 函館市在住)
