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函館どつくで、迫力の進水式を体験

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函館観光といえば夜景、教会のある元町散策、朝市などが定番ですが、少し変わった楽しみ方をご案内します。

函館をモデルにした映画「海炭市叙景」の冒頭にも迫力の映像が使われた、函館どつくの「進水式」。函館ならではの風景のひとつといえる、華やかで迫力あるセレモニーが一般公開されています。

進水式とは、船が初めて海に浮かぶ誕生の瞬間を祝う儀式。函館どつくでは現在年間7隻のペースで新造船の建造が行われており、進水式は誰でも見学することが可能です。はこぶら記者の体験レポートをお届けしましょう。

◆函館どつくの海に面した船台に、巨大な貨物船がスタンバイ

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函館どつく株式会社は、116年の歴史を持つ函館の代表的な企業です。建造されているのは、Super Handy32と名づけられた函館どつくオリジナルの3万2千トンのばら積貨物船。喫水が浅いので多くの港に対応できて、2004年の1号船就航以来、現在までに50隻を超えるベストセラー船となっています。

進水式の日は、入口で守衛さんに見学に訪れた旨を伝えると構内への立ち入りを許可され、係員の指示に従って奥に向かいます。会場に着くと、突如巨大な船体が出現。階段が続いている垂れ幕上のスペースは来賓用のもので、一般の見学者は船の横の通路側からの見学となります。間近で見る船体は、圧倒されるほどの大きさです。


◆くす玉が割れて、紙テープをなびかせながら迫力の門出

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式典が始まると、進水式の前に命名式が行われ、オーナーより船名が発表されると同時に覆っていた幕が落とされます。
その後、安全確認が行われ、オーナーの手により綱が断たれると、シャンパンとくす玉が割れ、鳩が飛び立ち、風船が舞います。

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軍艦マーチとサイレンが流れる中、船は無数の紙テープをなびかせながら、轟音とともに海へと滑り降りていきます。
船台から海へと移動する時間はほんの1分ほどで、本当に一瞬の出来事のように感じられます。
函館どつくでは珍しい滑走(ボール)式進水方式を採用しており、間近で見る船の進水は迫力満点!
その模様を、動画でもお楽しみください。



次回の進水式などの詳細情報は、函館どつくホームページ進水式情報にてご確認ください。
問い合わせ 函館どつく株式会社 函館造船所(弁天町20-3)総務部 0138-22-3111 
駐車場が限られているので、見学の際はなるべく公共交通機関で。市電「函館どつく前」から徒歩5分ほどです。
(周辺の地図はこちら

※記者L 2010/10/25、2011/11/18取材 2012/10/1公開 2013/9/27更新