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函館海上冬花火2015、観覧スポット別レポート

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2016年で3回目の開催となる、函館の冬の花火大会「函館海上冬花火」。2016年2月6日~10日の5日間の日程で、函館港に浮かべた台船から連日2000発の花火が打ち上げられます。

周辺の観覧スポットには、寒さをものともせず、夜空を見上げる人がいっぱい。真っ白な雪や冬のイルミネーションなど、夏の花火とはひと味違った演出が、ロマンチックな気分を盛り上げます。

2015年に「はこぶら」記者と市内の写真愛好家10人がとらえた、観覧スポット8カ所からの花火の写真をお届けしましょう。場所ごとに違った雰囲気の、函館らしい風景と花火の共演をたっぷりとお楽しみください。

 メインの観覧エリア(摩周丸~函館国際ホテル)~まるで巨大スクリーンの映画館みたいな迫力

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「花火、どこで見ればいいんだろう」という人に、まずおすすめなのがメインの観覧エリア。函館駅から港のほうに出て徒歩5~6分、青函連絡船記念館摩周丸から函館国際ホテルにかけての広場は、きれいに雪かきされて照明も設置され、打ち上げ地点を目の前に見渡す「特等席」です。

2015年初日の来場者数は約500名(主催者調べ)。気温氷点下の屋外であるため、打ち上げの20~30分前から徐々に人が集まりはじめ、ライトアップされた摩周丸や港の夜景を眺めながら花火を待ちます。

会場にはたこ焼き、クレープ、スープなどの移動販売車が出店。たこ焼きをハフハフ食べたり、暖かい飲み物を持ちながら打ち上げを待つ人もありました。

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初日は夜空が澄んでいて寒くもなく、冬花火の観覧日和でした。

花火が始まると、あまりの近さに大歓声! 目の前に視界をさえぎるものがなく、ちょうど打ち上げが行われる台船の向かいというロケーションのため、花火の左右への広がりがとてもきれいに見えます。距離も数百メートルと間近なため、目の前が映画のスクリーンになったかのように、夜空一面が花火に覆われる迫力の光景に圧倒されました。

(記者K 2月11日)

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メイン観覧エリアの函館駅寄り、摩周丸前の広場からは、ライトアップされた摩周丸と花火のツーショットが見られました。

花火をかぶりつきで見たければ、ロープの張ってある最前列へ。安全のために岸壁ぎりぎりまでは入れませんが、充分近くで見られます。

摩周丸から国際ホテル裏まで、広々としたエリアから港が見渡せるため、見物場所を焦って探す必要はありません。開始時間近くになって集まってくるかたも多数。どこからでも、前の人を気にすることなく、満天の花火が楽しめました。

(編集室M 2月12日)


 青函連絡船記念館摩周丸~夜間特別開館で、サロンやデッキから鑑賞

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函館港に係留展示されている青函連絡船記念館摩周丸は、花火の期間に合わせて夜間特別開館を実施(2016年も20時まで)。津軽海峡の貴婦人とも呼ばれた美しい船に乗り込み、サロンや操舵室、またデッキから眺める花火は格別な雰囲気があります。

屋外のデッキは、積雪・凍結がない場合のみ開放ということで、12日は天候もよく、デッキに出ることができました。目の前で上がる花火は迫力満点!

また、暖かいところでゆっくり見たいというかたは、船内のサロンから。窓に収まりきらないほどの特大花火を満喫できました。

(函館市青函連絡船記念館摩周丸スタッフ 2月12日)


 赤レンガ倉庫~BAYはこだて広場は、運河の灯りで雰囲気満点

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冬花火の打ち上げ場所は、夏の「緑の島」より函館駅寄りのため、金森赤レンガ倉庫前の岸壁からは、少し離れたところに上がる花火が見えました。

連日イベントが行われていたBAYはこだて広場からは、赤レンガの建物越しに高く上がった花火が! オレンジ色の柔らかい光に照らし出された赤レンガと、運河に映り込む灯りとともに、雰囲気満点です。

(上田紀子 2月11日)

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クリスマスシーズンには巨大もみの木が飾られる赤レンガ倉庫前の岸壁からは、右手のほうに上がる花火が楽しめました。夏やクリスマスの花火よりは少し離れたところに上がりますので、遊覧船ブルームーンのりばあたりで見物しました。

もともと観光客の買い物スポットである赤レンガ倉庫なので、花火があることを知らずに、「えっ、なになに?」「花火やってる~」「ラッキー!」というかたも多数。大きな花火が上がるたびに、歓声が上がっていました。

(遠藤浩司 2月12日)




 旧桟橋付近~港に映り込む街灯りと花火の色彩が楽しめる

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函館湾の、摩周丸と反対側に位置する旧桟橋(東浜桟橋)。市電の末広町電停から歩いて2~3分、この付近はベイエリアの眺望が楽しめる絶好のビュースポットです。

打ち上げ5~10分前くらいから人が集まりはじめ、あれよあれよという間に人垣ができました。ちょうど正面に、ライトアップされた摩周丸が浮かび、降り注ぐような花火が見事! 水面に映る色とりどりの花火の色彩を満喫できました。

(記者TT 2月11日)

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2015年は、5日間のうち初日と2日目はいい天気で、降り積もった雪を舞台にした花火でしたが、4日目は正真正銘の「雪花火」でした。

海のそばの旧桟橋に積もった雪のこちらから、空からだんだん激しく降ってくる雪を挟んで、冬空に咲く花を眺めます。これこそ本当の冬の花火だなぁ......。しんしんと降る雪の中にたたずみながら、雪と花火と街の灯の白い世界に溶けていくようでした。

(紀あさ 2月14日)


 八幡坂~街路樹のイルミネーションの間から、港の花火を見おろす

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八幡坂は、港に向かってまっすぐにのびる坂道で、函館屈指のビュースポット。夏の花火はもう少し左手から上がりますが、冬花火にはちょうどよい見物場所となります。

この日は、バレンタインデーの14日。坂の上のベストポジションにはカメラマンが多数。そのほか、カップルや観光客も坂の上や途中に集まり、花火とイルミネーションを見ようと待ちかまえました。

打ち上げの時間は、あいにくの雪模様。景色全体が白く霞んで、柔らかい印象の花火となりました。

(yansyu 2月14日)


 元町公園~ブルーのイルミネーションごしに港と花火の風景を

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2015年の元町公園は、「はこだてイルミネーション」の会場のひとつでした(2016年はイルミネーションはありません)。敷地内は鮮やかなブルーの光に包まれ、幻想的なムードでいっぱい。

この日は天気もよく、観光客のみならず、地元の家族連れやカップルなども多く訪れていました。花火が打ち上がるごとに、子どもたちの大きな歓声があがり、ほのぼのとした雰囲気に。

公園のいちばん高いところから港を見おろすと、ちょうど花火と摩周丸の姿が目に入ります。港を囲む街の夜景とともに、1枚の絵画のような風景でした。

(記者TT 2月12日)


 函館山山頂~パノラマ夜景の中に開く花火がユニーク

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函館の市街地が見渡せる函館山山頂展望台。煌めく夜景を見ようと、連日たくさんの人がロープウェイで上がってきます。

じつは、港で上がる花火の見物場所としても人気のスポット。街並みの向かって左手の函館港から花火が打ち上げられ、海が色鮮やかに染まるのが見どころです。

この日は、日没後しばらくはきれいな夜景が見えていましたが、開始30分前から吹雪になり、展望台は真っ白な雪雲に包まれました。打ち上げが始まっても、音がするばかりで姿は見えず......が続いていましたが、一瞬、す~っと雲が薄くなり、花火が現れたときは拍手喝采! うっすらとかかる霧に花火の色が映り込む、幻想的な光景が見られました。

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上から見ると、海上から上がった花火がぽっかりと花開く様子がよくわかります。花火の色合いと街の灯りが重なり合って、夜景を華やかに演出。函館ならではの花火です。

(青山弘志 2月14日)


 海岸町船溜~函館山と夜景を背景にしたベストポジション

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打ち上げ場所からは、摩周丸を挟んで反対側にある海岸町船溜(ふなだまり)。夏の花火でも、地元の人が車で訪れる見物場所として人気があります。

正面には函館山。積もった雪にふもとの街灯りが反射して、ほの白く見えます。この日は海が凪いで、花火や街灯りが水面に映り込んでいるのも色鮮やか。摩周丸もシルエットになって浮かび上がっています。

なお、観光用に整備されたスポットではありませんので、観覧の際はくれぐれも足元に気をつけてお願いします。

(24moko24 2月11日)

【観覧スポットMAP】(クリックすると拡大します)
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函館海上冬花火2016の最新情報はこちら

函館海上冬花火2015 19時時点の函館の気温と天気(気象庁ホームページより)
2/11(水・祝) マイナス1.2℃ 薄曇り
2/12(木) マイナス1.5℃ 快晴
2/13(金) マイナス0.3℃ 曇り(強風のため中止)
2/14(土) マイナス1.9℃ 雪
2/15(日) 0.9℃ 曇り(強風のため中止)

主催者ホームページはこちら
(まとめ/編集室M 2015/2/17公開、2016/2/2更新)

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