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雪の街に大輪の花、函館海上冬花火2016

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函館の冬を彩る「函館海上冬花火」。開催3年目の2016年も、雪の積もった街と大輪の花火の美しい共演が見られました。打ち上げは、函館湾の海上から。見る場所によって、さまざまな表情が楽しめます。函館の写真愛好家がとらえた、ナイスショットをお届けしましょう。
※2017年の開催は2月8日(水)~12日(日)です

(函館山山頂から見た函館海上冬花火。2月8日撮影/青山弘志)


◆目の前で特大の花火を満喫、メイン観覧エリア

メイン観覧エリアに指定されている豊川ふ頭は、函館駅から歩いて5~6分。函館国際ホテル裏手の広場で、足元がきれいに雪かきされて歩きやすく、旅行者のかたにもおすすめです。目の前から打ち上げられて、ドン、ドンとおなかに響く音と、頭上に降り注ぐような迫力の花火が楽しめます。

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「たこやき、クレープ、ホットドリンクなどの移動販売車も出店していて、にぎやか」

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「右手にライトアップされた摩周丸も見える好ロケーション。花火を打ち上げる台船のほぼ正面になるため、横の広がりを楽しめます。ただし、花火そのものを撮影するには不向きかも。ほとんどがフレームからはみ出ます」(2点とも2月6日撮影/記者K・函館イベント情報局

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「すごく寒かったですが、雪が降っていて冬花火のムード満点。でも、あまりの寒さに、スマホが動かなくなってびっくり。ポケットでしばらく温めていたら復活! ちゃんと撮影できました」(2月6日撮影/佐藤則幸) 


◆街灯りをバックに迫力の花火、摩周丸前広場

函館朝市近くの岸壁に係留されている、青函連絡船記念館摩周丸。その前にある広場でも、花火を鑑賞することができます。花火のため特別に雪かきされているわけではなく、足元は雪が深いので注意が必要。広場内にトイレがあるので安心です。岸壁から少し下がったところでの観覧になりますが、海は目の前。正面に函館山や、山麓の街灯りも見えます。

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「寒さの中、岸壁から見ている人もかなりいました」(摩周丸連絡通路から。2月6日撮影/高橋 摂・函館市青函連絡船記念館摩周丸

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「広場には、函館名物のイカをモチーフにしたモニュメントがライトアップされています。とにかく、海から打ち出されて頭上に舞い上がるまで、スケールの大きな花火が楽しめました。ただ、夢中で見上げすぎて首が......」(2月6日撮影/編集室M)

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「寒いというより痛いような空気でした。想像して以上に広角レンズでも近すぎて、大きい花火が上るとはみ出します。カメラをかなり上に向けていたらフード内に雪が入り、レンズに雪がついて、なんだか不思議な感じに」(2月6日撮影/宮田一人)


◆直前まで館内でゆったり、特別開館の摩周丸

通常、冬期は17時で閉館する函館市青函連絡船記念館摩周丸ですが、冬花火開催中は、20時まで特別開館。花火の時間まで館内を見学したり、喫茶コーナーでお茶を注文したりして、暖かく過ごせます(入館料が必要)。見晴らしのいい前方のガラス越しに観覧するほか、積雪や凍結がなければ甲板に出て、間近から上がる花火を体感することもできます。

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「乗船口あたりから撮影。摩周丸に花火が降り注いでいるように見えますが、実際には燃え殻が降り注いでいます」

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「4階屋上のコンパス甲板は岸壁よりかなり高いので、海に映る花火の色も楽しめます。それにしても寒い! 寒さが苦手な人は、室内からどうぞ」(2点とも2月8日撮影/高橋 摂・函館市青函連絡船記念館摩周丸


◆煌めく夜景の中に上がる花火、函館山山頂展望台

函館ならではの、とっておき花火観賞スポットが函館山展望台。ロープウェイに乗って3分で、344メートルの山頂に到着します。人気の煌めく夜景が広がる中に、港から上がる花火が手に取るように見えて、うっとりするような美しさ。屋外展望台のほか、屋内展望フロアやレストランがあるので、暖かい室内でも見られるのが嬉しいところです。

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「打ち上げは、夜景のピークタイムより少し後なので、思ったより混雑はありませんでした。直前まであられが吹きつけて、目の前にも雪雲がかかっていましたが、花火が始まるころにはきれいに晴れて、ラッキーでした。雪灯りの街、遠くの雪雲など、冬花火らしいですね」

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「左下の緑の島と、ライトアップされている摩周丸の中間あたりの海上から打ち上げられているのがよくわかります。山頂は地上より体感温度が低いので、見学の際はしっかり着こんできてください」(2点とも2月8日撮影/青山弘志)

動画でも、夜景と花火の競演のハイライトをお楽しみください(2月8日撮影)。


◆赤レンガ越しの花火がユニーク、BAYはこだて広場

ベイエリアからのユニークな観賞スポットが、金森赤レンガ倉庫のイベント広場。掘割の周りやツリーなどがライトアップされ、直前までキャンドルイベントも行われていました。

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「海沿いは混雑していたようですが、赤レンガ倉庫周辺は駐車場も空いていて穴場かもしれません。距離は近いので、迫力は充分。ゆっくり堪能するならおすすめです」(2月6日撮影/東浦吉美・函館市・道南地域ポータルサイトe-HAKODATE


◆シックな街灯と海越しに見る、旧桟橋付近

函館湾に突き出したレトロな雰囲気の旧桟橋は、花火撮影の隠れた人気スポット。花火の時間は桟橋に立ち入ることができないので、ゆっくり見るなら新島襄ブロンズ像付近がおすすめ。打ち上げ場所まで少し距離がある分、海を染める花火の色合いがきれいです。

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「港の先にライトアップされた摩周丸を望める、ロマンチックなスポットです。花火の打ち上げ場所をほぼ真横から見る形になるため、横に広がりのある花火はやや重なりあって見えます」(2月7日撮影/記者K・函館イベント情報局


◆高台から広々と見渡す、元町公園

函館山山麓の高台にある元町公園は、港を一望するのにおすすめの場所。大きな階段の一番上から見ると、港を囲む街の夜景が見渡せます。公園内にトイレがあり、安心です。

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「花火の下に五稜郭タワーが見えて、摩周丸との共演も絵になります。海からは離れていますが、高台なので寒さ対策は万全に」(2月7日撮影/岩本一志)


◆日本一美しい坂と港の風景、八幡坂

数々の映画やCMのロケ地に採用されている八幡坂は、冬のあいだ、イルミネーションイベントで街路樹が美しくライトアップされます。正面には摩周丸、少し左手から花火が上ります。

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「雪とイルミネーションと花火、一緒に写せるのは冬花火ならでは。ロングシャッターで、車のテールランプが尾を引いて見えます」(2月7日撮影/青山弘志)


◆ハリストス正教会を眼下に、チャチャ登り上

函館山麓に伸びる坂のうちでも、急坂のひとつがチャチャ登り。その上り切った付近から、ハリストス正教会越しに函館港を見おろせます。花火をバックにライトアップされた教会群が幻想的に浮かび上がり、摩周丸や五稜郭タワーも望めます。

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「雪が降った直後で、ハリストス正教会の屋根を白く覆う雪が厳かな雰囲気。木の葉が落ちて見通しがよくなっている冬だからこそ、この絶景が楽しめます」(2月7日撮影/編集室M)


◆花火と摩周丸の位置がひと味違う、西ふ頭

函館港の西のはずれにある西ふ頭。メイン観覧エリアのちょうど反対側に位置していて、花火の広がりが同様に美しく見えます。照明が少ないのであたりは暗く、岸壁付近は安全のために立ち入り禁止になっているので、足元にはくれぐれもご注意ください。

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「写真を撮るためにふ頭に立っていると、とにかく寒い! 暗いので、知人が同じ場所に来ていたのも後日知りました。函館山のふもとでは、摩周丸が打ち上げ場所の左に見える貴重な場所です」(2月10日撮影/岩本一志)


◆函館山と街灯りを背景に、海岸町船溜まり

地元の写真愛好家のあいだで、花火撮影の人気スポットが海岸町船溜まり。打ち上げ場所から見るとベイエリアと反対側にある、海上に張り出した岸壁で、正面に函館山と山麓の街灯りが望めます。ただし、観光用に整備された場所ではないため、足元にはくれぐれもご注意ください。

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「シルエットになった摩周丸の姿が、花火のきらびやかな光の中に浮かび上がります。並び建つホテルの灯りに混じって、ライトアップされた公会堂も。ここは周りを海に囲まれた岸壁なので、寒さはひとしおでした」(2月6日撮影/岩本一志)


◆暖かい室内で優雅に楽しむなら、ホテルのバー

冬花火の迫力をダイレクトに楽しむには屋外で見るのがおすすめですが、暖かいところで食事やお酒を楽しみながら、ゆったりと眺めたいというかたには、花火の見えるレストランやバーも検討してみるといいでしょう。函館港を囲むように建ついくつかのホテルには、花火が楽しめる高層フロアの店や客室があり、人気を集めています。

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「窓際の特等席で、食事やアルコールなどを楽しみながらその時を待つお客さま。花火が始まったら店内の照明が落とされて、皆さん、窓にかぶりつきです」

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「目の前で繰り広げられる花火のショーは、窓越しでも迫力充分。摩周丸のライトアップと合わせて、一枚の絵のようです」(2点とも函館国際ホテル9階のバー、ル・モン・ガギュ―から。2月10日撮影/編集室M)


【観覧スポットマップ】
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函館海上冬花火2016
19時時点の函館の気温と天気
(気象庁ホームページより)
2/6(土) マイナス5.3℃ 晴
2/7(日) マイナス1.4℃ 雪
2/8(月) 0.0℃ 曇
2/9(火) 0.2℃ 雪(強風のため中止)
2/10(水) マイナス3.0℃ 晴

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(まとめ/編集室M 2016/2/14公開)

※2017年の函館海上冬花火は2月8日(水)~12日(日)の開催です

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