話題の新スポットも! 初めての函館朝市探検
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函館に来たら、まず立ち寄りたいグルメスポットが函館朝市。北海道の海産物、乾物、果物や野菜、お菓子などが並ぶほか、新鮮な海の幸をその場で食べられる場所や食堂もある、活気にあふれた市場です。

広い敷地内に様々な施設が建ち並んでいますが、今年4月、長年にわたって親しまれてきた渡島ドームが「函館朝市ひろば」としてリニューアルオープン! 函館の食を贅沢に楽しむことができるこの新スポットを中心に、函館在住3年目ながら「函館朝市に行くのはほぼ初めて!」というエミさんと一緒に、あちこち探検してきました。

(記載の価格は、すべて税込です)


◆野菜・乾物・鮮魚と、いろいろ揃う「函館朝市ひろば」 

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函館朝市といえば、イカやカニをはじめとした海産物のイメージが強いものですが、「函館朝市ひろば」はもともと、渡島蔬菜(そさい=野菜など)農業協同組合の建物。地元のおいしい野菜や花が格安で売られている、生産者直売の「産直市」コーナーがあります。エミさんは、青々とした葉物野菜とアスパラに目を引かれた様子。「朝採りなのにスーパーより安いんですね!」と、さっそくお買い上げです。

「物産街」エリアには活きのいい魚やカニが! ほかではなかなか見られない大きなタラバガニが、当たり前のように生簀(いけす)にいる光景は、やはり市場ならでは。鮮魚だけではなく、道産昆布を扱う乾物屋や、塩辛や干物などの加工食品が並ぶ店も。青果店では、旬の北海道産メロンやイチゴが色とりどりに甘く香っていました。

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◆ひろば内のフードコートで、市場自慢の美味を満喫

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「朝市ひろば」をひと回りして、フードコートにやって来ました。「agristand」のフレッシュジュースでのどを潤します。注文したのは、函館のお隣・北斗市産のイチゴを使ったジュース(Lサイズ600円)。なめらかでとろりとした口当たり、果物本来の自然な甘さが楽しめます。季節ごとに5種類ほどのジュースが並ぶそう。

ラーメンの「すず屋食堂」では、がごめ昆布がトッピングされたあっさり塩ラーメン(700円)を。がごめ昆布と鮭を使ったスープが自慢です。背脂をプラスした「こってりタイプ」もあります。ミニ丼とのセットメニューも。海鮮丼の店「のんちゃん」のおすすめは、トロ・赤身・タタキの3つの味でマグロを堪能できる、まぐろづくし丼(中サイズ980円)。「マグロが舌の上でとろけますね」と、ニコニコ顔のエミさんです。

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◆「えきに市場」で、楽しいイカ釣り&イカール星人

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お腹も落ち着いたところで、朝市ひろばの隣にある「えきに市場」へ。ここには、釣ってその場で食べることができるイカ釣り堀があるのです。水槽をスイスイ泳ぎ回るイカたち。やり方を教えてもらえるので、初めてでも簡単に釣り上げることができました。釣り上げたら、すぐに調理場のほうへ。目の前で素早くさばかれていくイカ、鮮やかなスタッフの手つきに見惚れているうちに、新鮮なイカ刺しのできあがりです。ひと口食べて「おいしーい!」と目の色が変わるエミさん。価格は、イカの大きさや時期、漁模様によって変わります(700円~)。

釣り堀近くには、ご当地キャラの「イカール星人」グッズが充実しているイカールショップもありました。イカール星人せんべい(8枚540円)、ミニマスコットストラップ(740円)など、ユーモラスな商品が勢ぞろい。イカール星人との記念撮影もできます。

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◆どんぶり横丁は、豪華な海鮮丼のオンパレード

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函館朝市の「どんぶり横丁」と言えば、リーズナブルな値段の豪華な海鮮丼がたくさんある場所。19軒(2014年6月現在)の店がぎっしりと並び、どの店のショーウィンドウも海の幸でいっぱいです。イクラ、エビ、ホタテ、ウニ、サーモンがのった五色丼(1500円)など、おいしそうなメニューばかりで、見ているだけで幸せな気分に。「次に来るときはねぇ......目移りしちゃいます」と、真剣な表情です。

「修学旅行生学割」を店頭に表示している店もあり、おいしいものをお腹いっぱい食べて行ってね、というおもてなしの気持ちが伝わってきます。また、意外なところでは鮨処、ラーメン店、喫茶店もあり、ここでも朝市のオールマイティーな一面を再確認しました。


◆店が建ち並ぶ仲通り・巴通りを食べ歩き探検

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大きな建物を出て、外のほうも歩いてみましょう。様々な店が建ち並ぶ路地で、よりディープな朝市を探検! 朝市ひろば正面口(大通り側)の向かい、「鯨肉専門店くじら屋」の店頭に網焼きグリルがあるのを発見しました。焼きたてのホタテやツブなどが食べられるとのことで、さっそく注文を。水槽から取り出したばかりの活ホタテは(300円)は、ジューシーで旨味がたっぷり。アツアツのジャガイモにバターと塩辛をのせて食べるジャガバター(2個300円)も、ホクホクして抜群のおいしさです。

朝市ひろば正面口を出てすぐ右手にあるカネニ藤田水産では、せいろで蒸したかにまん(360円)を売っています。もっちりしたまんじゅうにカニの身がぎっしり詰まって、食べごたえ充分です。

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ふと、朝市ひろばとカネニ藤田水産の間に怪しげな小路があるのを発見。「何かあるのかな?」と好奇心にかられて進んだ先には、周囲とはまったく違う雰囲気のお店「函館マルヨ佐藤商店」がありました。ここは卸問屋さんで、小売も行っているとのこと。訪れるお客さんも地元の方が圧倒的に多く、「孫に送るから」と大量に海産物を買っていくおばあちゃんもいました。「函館朝市の原点を見たような気がしますね」と、エミさんも気に入った様子です。朝4時から正午までの営業とのことなので、行ってみようと思う方は早めの時間にどうぞ。

「今日は晩ごはんいらないかも......」と、お腹も遊び心も大満足のエミさん。「もっと高級で、近寄りがたい場所かと思ってましたが、みんな優しいし、とってもお得な場所ですね!」。

※撮影/記者K、文/記者S 2014/6/4・6取材、6/16公開

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