「いかの街」の心意気!函館いか祭りレポート
160929M01.JPG

根室が「さんま祭り」なら、函館は「いか祭り」!
函館っ子自慢のいかを存分に味わってもらおうという、いかづくしのイベントを紹介します。シンボルマークもいかの三つ巴。浜のお母さんの手料理から、海の男の豪快料理、なじみの家庭料理まで、函館市民熱愛の味が集合しました。函館駅近くの青空広場・グリーンプラザは、美味しい匂いに誘われた人で大にぎわい! (内容は過去シーズンのものです)


◆祭りは「いか供養祭」で幕をあけた

141004M02.JPG

141004M03.JPG

いかの供養祭 ! ? いかを食べにきたお客さんが興味津々に見守るなか、祭りの開始にさきがけて、いかを祀った祭壇で読経が行われました。参列した関係者の焼香もあり、函館に恵みをもたらしてくれる、いかへの感謝を捧げます。


◆開始前から大行列! 「浜のいかゴロ煮」のふるまい

141004M04.JPG

141004M05.JPG

まずは、「浜のいかゴロ煮」の無料ふるまいに大行列ができました。ゴロ(いかの肝)とみそを溶いた煮汁で、輪切りのいかを煮たシンプルな料理。新鮮ないかの弾むような口あたりに、コクのある濃厚な味わい。ゴロのクセはまったく感じられず、「ご飯食べた~い」「昼間からビール?」と、評判上々です。


◆これぞ、函館市民のソウルフード。コリコリ新鮮な「朝いか丼」

141004M06.JPG

141004M07.JPG
朝いか丼(300円)
会場に設置されたプレハブブースの前にも、長蛇の列! 中では、料理人のみなさんが次から次へと朝獲れのいかをさばいて細切りに。「ご飯にいかをのせて出したら、いかがうまくないっしょ。食べる直前にご飯にかけなきゃ」というこだわりから、器は2つになりました。獲れたての透明ないかに、大根おろしと山わさびという組み合わせは、函館市民の心の味。ご飯にのせても、そのままでも、大満足です。


◆丸焼き、いかめし、焼きそば、チャーハン、煮つけ、さきいか......いかの魅力全開!

141004M14.JPG

141004M09.JPG 141004M10.JPG
祭りのいか丸焼き(200円)
ねじり鉢巻きのお父さんたちが炭火で炙っているのは、まるごとのいかの胴。生きがいいから、さっと焼いてたれをからめればOK。あたりに香ばしい匂いがたちこめます。この大きさ! ガブッとかぶりつくのも醍醐味です。

141004M01.JPG

141004M08.JPG 141004M11.JPG
祭りのいかゲソ焼きそば(200円) 祭りのいかめし(100円)

141004M12.JPG 141004M13.JPG
いかとイモの煮つけ(200円) さきいかチャーハン(250円)

141004M20.JPG 141004M21.JPG
函館こがね(100円)
これは珍しい、イベント会場でのさきいかの実演販売! いかをプレスして、さきいかマシンにかけると、カタカタ回転しながらさきいかが出てきます。できたてホカホカの、ふわっとした口あたりは格別です。

◆市内の人気店とのコラボで、パンやおにぎりにも、いか!

141004M15.JPG
祭りのパン(200円)
「えっ、炭ですか?」。いえ、スルメとイカスミを練り込んで、チーズをトッピングして焼き上げたパンです。北海道の小麦を使って手ごねで作ったパンの店「小さなしあわせパン」特製。

141004M16.JPG
祭りのおにぎり(150円)
中身は食べてのお楽しみ、甘じょっぱいいかのそぼろ煮にチーズが入っていました。意外な組み合わせですが、よく合います。多彩なおにぎりが人気の「おにぎりの佐くら」特製。


◆お持ち帰りに、いかの沖漬け、生干し、朝いかの箱売り

141004M18.JPG
いかの沖漬け(200円)
灯油などに使うポリタンクから、茶色く漬かったいかがドボドボと......。なぜ、ポリタンク? 「船の上で獲れたてを漬けるからさ。ほら、ちょうどよく漬かってるでしょ」。そのまま切って食べても美味しいけれど、中のゴロが流れてしまわないように、一度冷凍庫に入れて「ルイベ」風にして食べるのがおすすめ。ご飯もお酒も進みます。中村漁場と割烹旅館・若松のコラボ。

141004M19.JPG 141004M17.JPG
漁場の生干しいか(200円) 朝いかの箱売り(7はい程度1000円)


◆いか釣り、輪投げ、もの知りコーナー。お楽しみいろいろ

141004M22.JPG

141004M23.JPG

会場に用意された水槽で元気に泳ぎ回るいかを、仕掛けにひっかけて釣り上げる「活いか釣り」コーナー(600円)。子どもたちに大人気でした。「スミはね、水はねにご注意ください」と張り紙がありますが、釣り上げられたいかは勢いよく水を吐いて、そのたびに歓声が上がります。釣ったいかは、その場で「イカ活チャ器(カッチャキ)」で活〆にして、鮮度を保ったままお持ち帰り! この用具、函館の漁師と大学教授によって開発されたものなんです。

141004M24.JPG 141004M25.JPG
輪投げコーナーの景品も、いかの珍味。
イカ活チャ器の開発にもかかわった、北海道大学大学院教授の桜井先生による、いかの生態などがわかる物知りコーナー。


160929G01.jpg
「俺達の烏賊、食いに来なよ」。漁業者、珍味加工業者、市場関係者、料理人、活いか輸送者など、函館のいかにかかわる人たちの熱い思いが実現させた、函館初の本格的ないかの祭典。

※編集室M 2014/10/4取材・公開、2016/9/29更新

日時 2016年10月1日(土)12~16時、2日(日)10~15時
※売り切れ次第終了。内容は漁の状況などによって変更あり
問い合わせ 事務局(はこだてティーエムオー)0138-24-0033

関連記事