足をのばして欲張り旅 「松前・木古内・知内・福島エリア」

ホタテの町・木古内の絶品「ほたて炙り丼」

110120reportT30.jpg函館近郊の木古内町が沸いた「寒中みそぎ祭り」に合わせて、2011年1月14日、きこないグルメ「ほたて炙り丼」がデビューしました。

木古内町といえば、津軽海峡の荒波にもまれて育った、肉厚でジューシーなホタテが特産。そのおいしさを存分に引き出して、道南産ふっくりんこの美味しいご飯と合わせたあんかけ風どんぶりが、町内の店で食べられます。

ホタテ、ピーマン、トマトを使ったどんぶり、木古内産の長いもかひじきを使ったサイドメニューという「お題」のもと、それぞれの店が工夫を凝らした定食にアレンジ。2011年の祭りの日に出合った味をレポートします。


◆「そば処 石川屋」の、とろ~りあんかけ風ホタテ丼

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みそぎロードから右手に少し歩いた「そば処 石川屋」で、デビューしたての「ほたて炙り丼」を注文してみました。
3個のホタテは、厚みを半分にしながら端をつけたまま開いて、いわば大きな雪だるま型。開いても厚み充分で、すごい存在感です。たっぷりのうまみと甘みに、直火で炙った香ばしさが加わり、思わず笑みがこぼれてしまうほどの美味しさ!! トマトも甘めのたれにとろりとなじんで、あんの一部のような味わいです。

ご主人の石川静雄さんに話を聞いてみると、「初日で、もう30も出ていて、みんなご飯まで残さず食べてくれているから、よかったよ。ホタテ、インパクトあるでしょ? トマトは最初はどうかなと思ったけど、ちょっと炒めてたれでなじませてみたら合うよね。たれは、そばだしベースで昆布だしなんかを合わせて、ホタテのヒモからもだしが出るから、たっぷり使ってるよ」と、自信の味を提供できて満足そう。

サイドメニューは、これまた肉厚のホタテの佃煮がごろりと入った、ひじきの煮もの。こちらはお母さんの作だそうです。
ダブルのホタテメニューに、みそ汁、香のものがついて、大満足でした!(税込980円)


◆「食事処 のとや」では、3種類のホタテ丼

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木古内から函館方面に向かう国道228号線沿い、海が見渡せる「食事処 のとや」では、「ほたて炙り丼」をはじめとする3種類のホタテ丼がメニューに加わっていました。

左の写真が、きこないグルメ「ほたて炙り丼」。格子状に切り目を入れた3個のホタテ貝柱は、ほんのさっと炙っただけの、まるで刺し身のようなフレッシュさ。柔らかで、プリプリで、甘みも満点です。ピーマンとともに、かるいあんがらめに。ホタテのヒモも、さっと火を通して添えています。プチトマトとレタスが、サラダ感覚の口直し。
サイドメニューは、これも木古内産の長いもと豆腐で作った「飛龍頭(ひりょうず)」の煮もの。ひじきも入っていて、地元の味満載です。自家製鰹節のつくだ煮も乙な味。

このほか、天ぷらにして卵でとじた「ホタテ天丼(中央の写真)」、刺し身をたっぷりのせた「元祖ホタテ丼さしみ」と、ホタテのいろいろな味が楽しめるメニューがそろいました。どれも小鉢、みそ汁、香のものがついて、これまた大満足!

 

◆みそぎ物産・グルメフェア会場でも、木古内の味がずらり

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2011年1月15日、寒中みそぎ祭りの最終日には、みそぎ広場にたくさんの屋台が出て、木古内の食の魅力がアピールされていました。

ここでも、ホタテは主役級。おでんコーナーには、居並ぶ練り物たちの中、特大ホタテが2個ずつ串にささって、堂々の風格です。海鮮焼きコーナーのツブとホタテも大人気。しょうゆを落とした香ばしいにおいに、おなかが鳴ります。このほか、照り焼き+ほぐし身たっぷりの「ホタテ飯」や、もちもちのご飯にほぐし身が入った「ホタテ入りいか飯」など、ホタテの実力はとどまるところがありません。

会場ではそのほか、地元の海山の幸をふんだんに使った温かい汁ものを格安価格で販売。
(上の写真、左から)
だんご汁。じゃがいもとかぼちゃのだんごが、つるっとした口あたり。鶏肉ときのこが入った、さっぱり薄味。
こうこう汁。木古内特産の「はこだて和牛」と長いもがたっぷりのしょうゆ味。にんじん、ゴボウなどの根菜もいい味。柔らかな牛肉がうまい!
みそぎ鍋。地元産の魚のすりみだんごと鮭が入った、みそ味の鍋。大根やにんじんなどの野菜もたっぷり。


110120reportT42.jpg木古内の町で見かけた、ホタテの貝の絵馬! 願いごとまでホタテにのせて託す、筋金入りのホタテの町です。

2016年3月26日北海道新幹線の木古内駅開業に向けて、ご当地グルメ「ほたて炙り丼」で盛り上がる木古内町。函館からJR特急で40分、車で約1時間のアクセスですから、ちょっと足をのばして、海の幸、山の幸、歴史、美しい風景に触れるのんびり旅もいいものです。肉厚でプリプリのホタテが、きっと待っていますよ。

※編集室M 2010/1/14、15取材


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