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しだれ桜に桜並木...北斗市「桜回廊」ドライブ

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函館近郊の桜の名所といえば松前町が有名ですが、お隣の北斗市にも、ほかでは見られないような桜スポットがいくつもあります。これらは「桜回廊」と名づけられて、新名所に。特に見ものは期間限定で行われる夜間ライトアップです。

函館からは車で20~30分ほど。新幹線の新函館北斗駅からは車で数分の距離です。法亀寺方面へは、JR函館駅や市電「五稜郭公園前」付近から路線バスもあります。車での移動なら、ここで紹介したスポット間の移動時間はどれも数分程度。道もわかりやすいので、短時間で無理なく桜めぐりが楽しめます。

はこぶら記者が満開を迎えた北斗市の桜回廊を訪ねました。各スポットの見どころなどとともに、美しい桜の景色をお楽しみください。

◆大野川沿いの300mの桜並木

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約300mにわたり、道の両側におよそ100本の桜が咲く並木道。1959(昭和34)年に当時の皇太子殿下(現在の天皇)のご成婚を記念して植えられたものです。

歩道がきちんと整備されており、車の通行も多くないため、のんびりと歩きながらの鑑賞がおすすめ。距離もそれほど長くないため、子ども連れや高齢の方でも無理なく散歩できます。

場所:北斗市本町2丁目大野川沿い(国道227号線〈大野新道〉から道道969号線に入り、大野川手前を右折しておよそ300m先。北斗市公民館付近から本町児童公園あたりまでがメインロード。法亀寺から徒歩5分。桜の開花時期には臨時の駐車場が設置され、案内看板が掲出されます)

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広々とした土手に上ると、目の高さに桜の花が。        満開時期には夜間のライトアップが行われます。


◆昼は悠々と、夜は神々しく、法亀寺のしだれ桜

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法亀寺(ほうきじ)の境内に植えられているいわゆる「一本桜」。
推定樹齢300年以上と言われる見事なしだれ桜で、12mもの樹高は北海道内最大級です。
枝ぶりもよく、地面近くにまで垂れ下がった枝には小さな花がびっしりとついています。

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2011年より満開の時期にあわせて夜間のライトアップが行われており、多くの見物客を集めています。
夜の帳(とばり)に浮かび上がる姿を眺めていると、300年もの歴史を見てきたしだれ桜の神々しさに畏怖の念すら感じられます。

場所:北斗市向野1丁目(道道96号線沿い。桜の開花時期には臨時の駐車場が設置され、案内看板が掲出されます)


◆松前藩戸切地陣屋跡に向かう800mの桜トンネル

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戸切地(へきりち)陣屋は、開港した箱館周辺の防衛強化を目的として、松前藩が幕府の命を受けて1855年に築造した四稜星型の洋式城塞。陣屋の建物は箱館戦争時に焼失しましたが、現在は史跡公園として親しまれています。

桜のトンネルは、道道96号線に面した入り口から陣屋跡に至るまでの道路に、約800mにわたって続く桜並木。日露戦争の戦勝を記念して、1905(明治38)年に函館の豪商・岩船峯次郎が植えたのが始まり。ちなみに岩船峯次郎は、美しい日本庭園として知られる函館の香雪園(名勝・旧岩船氏庭園)を作った人物でもあります。

場所:北斗市野崎
(道道96号線沿い)

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広々とした史跡公園は市民の憩いの場でもある。       桜の見ごろは例年5月上旬から中旬。


◆まさに1000本の桜並木、清川の千本桜

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道道96号線沿いの北斗中央IC付近から松前藩戸切地陣屋跡入り口付近まで、約1.8kmにわたって続く桜並木。1985(昭和60)年に地域住民参加による緑化活動として植樹されたもので、エゾヤマザクラ500本、ソメイヨシノ500本が道の両側に植えられている、正真正銘の千本桜です。

あまりにも見事なため、脇見運転にはご注意を。並木沿いには駐車スペースがほとんどなく、また車の通行量も両車線ともに多いいため、車を停めてゆっくりと鑑賞するのは難しいかもしれませんが、車窓からでも充分楽しめます。

場所:北斗市中野、清川
(道道96号線沿い)

※記者K 2012/5/10取材、5/13公開 2016/4/11更新

北斗桜めぐり アクセスマップ(見出しをクリックするとPDFが開きます)
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問い合わせ・マップ作成 北斗市観光協会0138-74-3566

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