函館を含む「北前船寄港地」が日本遺産に

投稿日: 2017年05月04日
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地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定する「日本遺産」。このたび、福井県から北海道にかけての日本海側に位置する、函館市を含む11市町の「北前船寄港地・船主集落」が、「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間」として、日本遺産に認定されました。

このほか、函館から車で1時間半余りの江差町は、「江差の五月は江戸にもない~ニシンの繁栄が息づく町」として、日本遺産に認定。江差町は「北前船寄港地」11市町のひとつでもあります。

北海道の日本遺産を訪ねて、函館と近郊の江差を旅してみませんか。

問い合わせ 函館市観光部(コンベンション推進課)0138-21-3453


(写真は高田屋嘉兵衛資料館に展示されている北前船の復元模型)

函館の日本遺産「北前船寄港地」構成文化財一覧
函館山 北前船の船乗りたちが出港前に日和をみた場所
箱館奉行所 北前船で運ばれたとされる笏谷石(しゃくだにいし)が礎石に使われていた
高田屋屋敷跡(函館市宝来町23、24) 北前船で財をなした高田屋の屋敷跡
高田屋本店跡(函館市大町9) 北前船で財をなした高田屋が商売の拠点を置いた店舗跡
厳島神社 加賀橋立の北前船主が寄進した鳥居がある

このほか、北前船とゆかりの深い高田屋嘉兵衛の銅像や、北前船の復元模型や使用されていた道具などを展示する箱館高田屋嘉兵衛資料館も必見。高田屋嘉兵衛は、北前船・辰悦丸で1796(寛政8)年に箱館に初来航して以来、ここを本拠地にして交易で巨大な富を築き、箱館の都市形成に貢献した人物です。

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