北海道新幹線・新函館北斗駅、最新ガイド
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2016年3月26日に開業した北海道新幹線。函館や北海道各地へのターミナルとなるのが新函館北斗駅です。「どこにあるの?」「どんな駅?」「見どころは?」という声にお応えして、その全貌をレポートします。


◆新函館北斗駅はどこにある? 駅前はどんな感じ?

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新函館北斗駅は、函館に隣接する北斗市の旧渡島大野駅の場所に開業しました。函館駅までは約18キロメートルの距離で、アクセス列車「はこだてライナー」を利用すると、快速で15~19分、各駅停車で19~22分。車では30~40分で到着します。詳細はこちら。 

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駅前通りは国道227号線に通じます。幅10メートル以上ある歩道は、イベントなども開催できる広々とした空間。駅前には、バスターミナル、タクシーのりば、送迎用ロータリー、レンタカーステーション、ファームレストランがあるほか、今後ホテルを中心とした複合商業施設の建設も予定されています。

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駅に隣接する3階建ての市営立体駐車場。普通車で584台の利用が可能です(利用料は当面無料)。


◆駅のコンセプトは「自然とともに呼吸するモダンで温かみのある駅」

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南口広場から見た新函館北斗駅は、広いガラス面と濃いグレーのコントラストがモダンな印象。ガラス越しに見える白い柱は、観光名所であるトラピスト修道院のポプラ並木の枝ぶりをイメージしたものです。

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この柱を中から見たところ。天井には地元産の杉集成材がふんだんに使われて、杉の生育の北限であるこの地域の特徴を生かした、自然のぬくもりが感じられます。

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また、レンガ壁も温かみのある雰囲気を醸し出しています。近辺の茂辺地(もへじ)は、明治初期の開拓使時代に北海道初の煉瓦製造所のあったところ。その歴史にちなんで、北海道産のレンガが内装に使われています。


◆駅舎の1階にはアンテナショップ、イベントスペース
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新函館北斗駅のホームは1階レベルにありますが、いったん2階に上がってから1階のホームに降りる構造になっています。改札に向かう1階には、通路の左右にアンテナショップ、イベントスペースがあります。このエリアは、北斗市観光交流センターの付帯施設です。

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アンテナショップ「ほっとマルシェおがーる」は、地元の特産品の展示販売スペース。

160324TT07.jpgみなみ北海道の自慢アイテムが並ぶコンパクトなショップ。ここにしかないおみやげが見つかるかもしれません。

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エレベーター・エスカレーターのりばに向かう右手には、市民交流スペース「ほっとギャラリー」。PRイベントやミニコンサートなどに利用できる予定のギャラリースペース(有料)で、休憩や待ち合わせにも便利です。

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北海道ゆかりの縄文文化やアイヌ文化に関する展示のほか、人気漫画「北斗の拳」の主人公・ケンシロウの銅像も設置され、記念撮影に大人気。こちらも壁面はレンガ仕上げ。とても雰囲気があります。

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さて、長いエスカレーターで2階に上がってみましょう。


◆改札につながる2階には観光案内所、飲食・休憩スペース
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2階には、観光案内所や飲食・休憩スペースと、改札など駅の施設があります。

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大きな窓越しに、駅前広場が望めます。正面やや左手には、函館山が!

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エスカレーターを降りて正面には、軽飲食・休憩スペース「BENTO CAFÉ 41°GARDEN(よんいちガーデン)」。青森県八戸市の老舗駅弁メーカー・吉田屋がプロデュースする、地元食材を使った多彩な弁当が販売されています。

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駅弁の販売のほか、組み合わせが選べる「カフェ弁」も。デパ地下みたいな魅力的なアイテムが並んでいます。

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店内のテーブルは、弁当を食べたり、休憩したりと、自由に使えます。

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改札に向かう通路の右手には、観光案内所。地元はもとより、、みなみ北海道、札幌や青森まで含めた広域の観光案内を実施しています。

160324TT16.jpg各種パンフレットを用意するほか、荷物預かり、観光関連チケットの販売、フルーツ狩りなどの体験受付も予定しています。

⇒北斗市観光交流センターの詳細はこちら


◆駅の改札は2階中央に。ホームは1階にあります

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南口と北口をつなぐのが自由通路。新幹線の改札出入口に面していて、列車を降りて改札を出る人を、正面のガラスアートがお出迎えします。

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ホームはこの下の階にあるため、自由通路からは、新幹線が真下を行き来するのをガラス越しに眺めることができます。

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ホームから見るとこんな感じ。

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通路の南端には、函館の人気駅弁メーカー「函館みかど」のショップがあります。

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構内のガラスに貼られている衝突防止のシール。北斗市ゆかりの三木露風が作詞した童謡「赤とんぼ」にちなんだトンボ柄に混じって、7枚限定で、北斗市宣伝隊長「ずーしーほっきー」がいます!

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新幹線改札口には、「東京行き はやぶさ」の表示!

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改札を入ったところにはKioskや、ベビー休憩室を備えた待合室。ベビー休憩室には給湯設備や簡易ベッドも用意され、おむつ替えや授乳も可能になります。

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コンコースは天井が高く、開放的な雰囲気。ここから新幹線ホームへは、エレベーター、エスカレーター、階段で下りていきます。


◆新幹線ホームは11、12番線

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それでは、1階の新幹線ホームへ下りてみましょう。

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新幹線のホームは11番、12番のある2面。東京方面に向かう列車は11番線から発車、到着する列車は、1便を除いて12番線に入ります。

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可動柵の黄色は、北斗市特産のマルメロをイメージしたもの。鮮やかな色合いが、旅の楽しさを盛り上げてくれます。ちなみに、同時に開業した木古内駅では海の青、奥津軽いまべつ駅では伝統芸能・荒馬(あらま)の衣裳の赤が、可動柵の色になっているそうです。

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東京方面への新幹線が発車する11番ホーム。

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東京方面から来る列車(1便を除く)が到着する12番ホーム。

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北海道新幹線に運用されているH5系(左)とE5系車両。上りと下りに並ぶ姿も見られます。
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函館からのアクセス列車から11番線の東京行き新幹線への乗り継ぎは、同じフロアの乗換改札から。階を上下することなく乗り換えられる「平面乗り継ぎ」は、新函館北斗駅の大きな特徴です。改札を抜けると、すぐ新幹線ホームになっていて、どなたでも楽々乗り換えできます。12番線に着く東京方面からの新幹線を降りて在来線への乗り継ぎは、一度2階に上ってから在来線ホームに下りるようになっています。

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開業前は一日100人程度が利用する無人駅だった旧渡島大野駅のホーム。新幹線開業とともに、札幌や函館方面行きの特急も停車する在来線ホームになりました。右手奥が、アクセス列車「はこだてライナー」のホーム。

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函館と新幹線駅を結ぶ「はこだてライナー」。北海道新幹線H5系と同じ、ラベンダーカラーがポイントです。

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そして、12番線の向かい、将来の13番線は、北海道新幹線が2030年度(予定)に札幌まで延伸したときの、札幌行きホームになります。今は線路も敷かれておらず、コンクリートの溝だけですが、このホームの先が札幌につながると思うと、さらに夢がふくらみます。

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新函館北斗駅の鳴海駅長。「旧国鉄の青函連絡船時代、青函トンネルの開通、そして新幹線が北海道へやってくるという時代の大きな流れを体験して、感無量です。利用してくださるかた、そして地元にも愛される駅になるように、しっかりやっていきます」。


※編集室M、撮影協力/記者TT 
2015/7/12・8/27取材、8/31公開 12/10・13取材、12/14更新
2016/3/24・27・28取材、3/28更新


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