城岱牧場(管理棟展望台)

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放牧された牛がのんびりと草を食べる牧場。南に函館山、南西に大野平野を一望し、夜には「裏夜景(七つ星夜景)」の鑑賞スポットに。2012年5月、屋内展望台を新設。

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函館市街地から車で約20分の函館新道(自動車専用道)七飯本町ICから、大沼方面へとつながる城岱スカイラインに入ります。ワインディングロードを約8km(10分ほど)進むと、放牧された牛たちが、のんびりと草を食べている風景が現れます。大正9年に村有牧野・野草放牧地として始まり、現在は160haを草地造成して町営牧場として利用されている城岱牧場です。

標高約500mのこの場所に、屋内の展望台が新設されたのは2012年5月。ゆるやかにカーブを描いた大きな窓から、南に標高334mの函館山を、南西には函館郊外に広がる大野平野を一望できます。展望台内では、周辺の観光情報のパンフレットが入手できるほか、無料の休憩スペースがあります。

日中は初夏の新緑や秋の紅葉が美しい城岱牧場ですが、夜には「裏夜景」の鑑賞スポットとしても有名。大野平野から函館湾、その向こうの函館山まで広く見渡せる貴重な場所で、地元七飯町では「七つ星夜景」の愛称でも親しまれる、美しい眺望が楽しめ、展望台より手前にある無料の展望駐車場(約30台駐車可能)は、いつでも利用できます。ただし、急勾配・急カーブもあるワインディングロード、夜間は真っ暗ですので運転にはくれぐれもご注意ください。

南に函館山、北には駒ケ岳を望む城岱牧場。函館から大沼に行くとき、通常は函館新道が便利ですが、天気がよく時間があるときには、こちらの城岱スカイラインの利用がおすすめです。例年11月中旬~4月下旬の降雪期間には通行止めになり、それ以外の期間は無料で通行できます。

なお、自然豊かな牧場周辺には、多くの動物が生息しています。エゾシカ、ヒグマ、キタキツネ、エゾタヌキ、エゾユキウサギ、エゾリス。滅多に出会うことはありませんが、比較的よく見かけるのはキタキツネ。その可愛らしい姿に、つい手を伸ばしてしまいそうになりますが、エキノコックス症(寄生虫)に感染するおそれがありますので、決して触れないようにしましょう。

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詳細情報

住所 北海道亀田郡七飯町上藤城564
アクセス情報

JR函館駅から車で約45分 函館市街地から約30分

問合せ先 七飯町役場 経済部商工観光課
電話番号 0138-65-2517
利用時間

10:00~16:00(5月中旬~10月中旬)

休日

10月下旬~5月上旬

駐車場

無料駐車場あり(30台)

関連リンク 城岱牧場・城岱スカイライン(七飯町)
大沼ップ

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