
「はこだてイルミネーション」真っ盛りの、元町の坂道。一年を通して行われている建物のライトアップに加えて、この季節は坂の街路樹も光をまといます。
ライトアップされた旧函館区公会堂の麗姿を正面に望む、基坂。澄みきった空気が街をよりくっきりと見せてくれる寒い冬の夜、ここ基坂ではため息が出るほど美しいイルミネーションが続いていました。
電車通りからスタートして、坂をゆっくりと上ってみましょう。街並みと光の織りなす、素敵な光景が見られますよ。
◆坂の途中にたたずむパブリックアートのブロンズ像
光のなかで足をとめて振り返ると、坂の下に見えるのが相馬株式会社社屋。
ライトアップされて、ペパーミントグリーンの外観が輝いて見えます。
続けて上っていくと、坂の途中ではパブリックアート達が迎えてくれました。
まるで坂上の公会堂からやってきたかのような、ハイカラな衣装をまとった「ハイカラさん(右上)」。
サングラスの奥の瞳は何を見つめているのでしょう? 物憂げな印象の「旅を続ける男(左)」。
希望を胸に抱えた少年が、未来へと舵を切る「異国への夢(右)」。
ブロンズ像たちも光に照らされて、より存在感を増していました。
◆開港の雰囲気を偲ばせる、旧イギリス領事館とペリー像
旧イギリス領事館もライトアップされて美しく浮かび上がっています。
白い壁ととブルーの窓枠のコントラストもくっきり。
坂の途中でまた振り返って見ると、港の明かりをバックにした街路樹のイルミネーションが美しく広がります。
旧イギリス領事館向かいの広場にある、ペリー提督来航記念碑。
百五十数年前、函館に来航したペリー提督もこの場所から海を眺めていたのかもしれません。
そんな想像をさせてくれる素敵な風景です。
◆光の海のような元町公園と、輝く旧函館区公会堂
基坂の突き当たりにある元町公園はブルーのイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気に満ちています。
公園の一角に特等席を見つけました。
ブルーのイルミネーションと黄色い公会堂の組み合わせは、まるで絵画を見ているような気分です。
公園は海のなかのような不思議な雰囲気。公会堂のイルミネーションがまぶしく輝きます。
園内にある、レンガ造りの旧開拓使函館支庁書籍庫。
使用されているレンガには「明治九年函館製造」の文字が見え、時代を感じさせます。
※記者L 2012/1/16取材
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