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光あふれるクリスマス、函館ナイトウォーク

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12月の函館は、街がさまざまな光に包まれます。港に浮かぶ大きなクリスマスツリーがきらめき、坂道の街路樹もイルミネーションでおめかし。教会やハイカラな建物のライトアップとともに、美しい夜景を見せてくれます。
 
ベイエリアでクリスマスファンタジーのツリーを眺めたら、光をたどって夜の散策に出かけませんか。この季節ならではの、ロマンチックな街歩きを楽しみましょう。
※写真は取材当時のもので、会場の設備などは変わっているものがあります
はこだてクリスマスファンタジーのHP
はこだてイルミネーションのHP
 
◆市電で「十字街」下車。まずは二十間坂通りのイルミネーションがお出迎え
 
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「はこだてクリスマスファンタジー」や「はこだてイルミネーション」が行われているのは、函館山のふもとの西部地区。この日は市電に乗って「十字街」で下車し、17時にスタート。函館駅方面からの進行方向に向かって右手の路地に入り、歩いてみました。
 
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歩きはじめて間もなく、前方に街路樹のライトアップが見えてきます。2分ほどで着いた大通りは、開港通り(二十間坂通り)。西部地区と函館駅を結ぶ幹線道路で、函館山に向かって、光をまとった並木が続いている様子は圧巻。一枝一枝にめぐらされた光の繊細さに、思わず「わぁ!」と声が上がります。
 
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通り沿いに右に少し行くと、ライトアップされた赤レンガのはこだて明治館。絵本の世界にでも迷い込んだような、ファンタジックな光景が広がっています。
 
◆赤レンガの間を通って、クリスマスファンタジーの会場へ
 
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開港通りを満喫したら、信号のある交差点を渡って、車両通行止めになっている金森赤レンガ倉庫の間の道を、港のほうへ。正面に、きらめくクリスマスツリーが見えてきます。思わず駆け足になって、ツリーの真ん前へ。高さ20メートル、約15万個の電球で飾られたツリーに、「大きい~!」と感激の対面です。
 
 
このツリー、じつは海に浮かんでいます。
 
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赤レンガには壁を上るサンタクロースの人形もあって、記念撮影のポイントがいっぱいあります。
 
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クリスマスファンタジーのもうひとつのお楽しみはスープバー。赤レンガ倉庫の広場に屋台が並び、市内人気店の具だくさんスープで温まることができます。クリームベースやデミグラスベースのほか、スープカレー系、塩ラーメン系、デザート系など、選ぶのに困ってしまうほど。1杯600円(チケット制)です。
 
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なお、この時期の日没時間は16時10分前後。ツリーは16時半から点灯され、一度17時45分に消灯、18時に点灯式が行われます。
 
◆足をのばして夜の元町をそぞろ歩き。坂道と教会のライトアップを楽しむ
 
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ツリーに向かって左手に歩き出すと、いろいろな飲食店のカラフルなネオンが目に飛び込んできます。
 
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スターバックスコーヒー
 
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カリフォルニアベイビー
 
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ラッキーピエロハセガワストア
 
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再びイルミネーション華やかな開港通りから、イルミネーションをたどりながら、函館山麓の二十間坂を上ります。二十間坂は、はこだてイルミネーションのメインストリートのひとつ。灯りをまとった木々を見上げれば、まるで光の海を泳いでいるような気分になります。
 
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突き当りを右に曲がると、カトリック元町教会。近隣の函館聖ヨハネ教会もライトアップされ、厳かな雰囲気。
※2022年は、カトリック元町教会のリース飾りはありません
 
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函館ハリストス正教会横の坂の上から。落葉した冬には、3つの教会が並んでよく見えます。
 
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教会群の先には、人気の八幡坂。こちらも街路樹にイルミネーションがほどこされ、港を見おろす風景に華を添えます。
 
◆元町公園から、クリスマスファンタジー点灯式の花火を見る
 
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八幡坂を右手に見て、教会を背にもう少し歩くと、元町公園の上へ。18時になると、クリスマスファンタジーのツリー点灯に続いて、花火が上がるのが見えます。ツリーはほとんど死角になっていましたが、港が一望できるロケーションなので、花火はばっちり。ベイエリアの喧騒から離れて見る花火もいいものです。
 
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元町公園の上には重要文化財の旧函館区公会堂があり、ブルーグレーとイエローの外観がライトアップに映えます。
 
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公園の中に入ってみると、旧北海道庁函館支庁庁舎旧開拓使函館支庁書籍庫にもライトが当てられ、公園内は舞台セットのような雰囲気です(近年は木のイルミネーションはありません)。
 
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公園を後にし、正面から続く基坂を下りて再び港に向かいましょう。2021年シーズンから、こちらの街路樹でも「はこだてイルミネーション」のライトアップが始まりました。
 
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基坂を下って突き当たりを右に曲がると、海沿いに出て、港が目の前に広がります。右手にはクリスマスファンタジーの会場が海越しに見え、ツリーの灯りが水面に揺れるのがきれい! 少し左に離れたところには、青函連絡船記念館摩周丸がライトアップされて、優雅な姿を見せています。
 
光をたどって1時間余りのナイトウォーク。昼間とはまた違った素敵な函館が楽しめました。
 
今回の散策マップ
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◆函館駅前広場もスペシャルイルミネーション!
 
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「はこだてイルミネーション」は、2014年からJR函館駅前広場にも出現。スペシャルなイルミネーションが施され、光のアーチが行き交う人の目を楽しませています。
函館駅からクリスマスファンタジー会場までは、市電、または函館バスの路線バスを利用できますが、光をたどって歩いて向かうルートも楽しめます。函館駅から朝市方面に出てベイエリアに向かう道は約2キロ、ゆっくり歩いて30分ほどのナイトウォークはいかがですか。
行き帰りには、函館国際ホテルのレストラン、レトロなビルのカフェビアホールみやげ店レストラン街などに立ち寄るのもおすすめです(営業時間はそれぞれ異なります)。
 
2013/12/11公開
 
花火の写真提供/函館市・道南地域ポータルサイトe-HAKODATE
 
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