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炭火割烹 菊川すみびかっぽう きくかわ みなみ北海道産の地場食材をメインに、最高級の黒毛和牛やトラフグ、鹿児島の鶏など、全国各地から厳選して取り寄せる食材を備長炭で調理し、提供する和食店。 |
炭火割烹 菊川は、みなみ北海道産の地場食材を中心に、A5ランクの黒毛和牛やフグ、鹿児島の鶏・豚など、全国各地から厳選して取り寄せる食材を熟練の技術で調理し、提供する和食店です。
花板(料理長)の菊池隆大さんのおすすめは、A5ランク黒毛和牛の炭火焼きをメインに旬の食材を織り交ぜた「会席料理プラン(要予約、8000円~)」。ほどよくサシが入った肉をほおばると、柔らかな食感の中にしっかりとしたうまみが広がります。チーズや牛乳をベースに西京みそを加えて味をととのえた和風ソースで、さらに奥行きのある味わいに。つけあわせは、みなみ北海道でとれた旬の野菜の炙り。新鮮な野菜の自然な甘みを感じながら、じっくりと味わいましょう。
季節の魚介や野菜・山菜などを取り入れ、その日によって内容を変える前菜盛り合わせもていねいに味わいたい一皿。この日は、江差産神経〆(じめ)サクラマスの酢締め、近海産ニシンの切り込み(麹漬け)、函館産ミズダコの柔らか煮など、地場の食材を用いた料理10品が美しく盛りつけられていました。
料理と一緒に味わいたい日本酒は、花板の菊池さん自らが「菊川の料理に合うお酒を」と、随時銘柄を変えながら仕入れています。その日の料理や希望に合わせて最適なお酒をすすめてくれるので、「どれがおすすめですか」と気軽に尋ねてみましょう。
菊池さんは、食材と調理法に対する並々ならぬ探究心と和食一筋に磨いた技術で店を切り盛りする一方、数々のコンクールで受賞歴を持つ実力派。モットーは、「一皿から感動を 一言から感動を」。生産者にスポットを当てたいとの思いから食材に情熱を注ぎ、食べる人に合わせた最適な調理・最適な状態で提供することを何よりも大切にしています。食べたいものや苦手な食材がある場合は、予約時にご相談を。
このほか、てっさ・てっちりなどのフグ料理がコースで楽しめる「河豚会席プラン(要予約、1万2000円)」も人気があります。冬季は下関産のトラフグを使いますが、5月から8月頃までは函館近海産のトラフグが味わえます。地元でも提供する店がほとんどない函館産フグの、引き締まった身とにじみ出るようなうまみを感じてみませんか。
※記者K 2021/5/20取材、6/16公開 |