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もといざか
明治時代に里数を測る基点となる「里程元標」が立ったことからこの名前がついた。坂を上りきったところには、元町公園や旧函館区公会堂など有数の観光スポットがある。
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かつては行政の拠点として、坂上に役所が置かれていたエリア。松前藩時代の亀田番所、幕府直轄時の箱館奉行所、明治以降は開拓使、その後は1950(昭和25)年まで渡島支庁……と、時代の経過とともにその名称も変わってきたのです。そのため、住民の間では「お役所坂」「御殿坂」の名で親しまれていました。正式名は、里数を測る上で基点となる元標が坂下に建てられていたのに由来するそうです。
坂の始まる手前、海上自衛隊から電車通りにかけて、グリーンベルトが整備されています。 明治天皇御上陸記念碑が高くそびえ、通りの角にはモスグリーン色をした 相馬株式会社の社屋。山の方に目を向けると木々に囲まれるように、ブルーグレーとイエローの鮮やかな外観をした 旧函館区公会堂が存在感を示しています。ときどき坂下を振り返りながらゆっくりと歩を進めていき、左手の 旧イギリス領事館、右手の ペリー提督来航記念碑を越えると、坂の突き当りの 元町公園に到着です。 公園では、眼下に広がる市街地や函館港を見渡すもよし、ベンチに腰掛けてひと息つくのもよし。また、歴史的建造物の 旧開拓使函館支庁書籍庫、 旧北海道庁函館支庁庁舎をじっくり眺めるのもおすすめです。行政の中心だった地は、時を経て函館有数の観光拠点に様変わり。名所巡りの合い間を利用して、そんな歴史の詰まった元町公園を散策すると、その片鱗が感じられることでしょう。
※hakobura 2010/9/1公開 2022/12 更新
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電話番号 |
0138-23-5440 ※カーナビ検索には使えません |
駐車場 |
周辺に有料駐車場あり(函館市元町観光駐車場 最初の1時間200円、以降30分ごと100円) |
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眺望がいい、歴史好きに、市電から徒歩5分以内、英語看板