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すみよしじんじゃ
函館山のふもと、住吉町にある神社。函館山七福神の一柱、寿老神像が祀られている。社殿に向かう参道沿いにはソメイヨシノが植えられていて、桜鑑賞スポットとしても有名。
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住三吉(すみよし)神社は、函館山のふもと、住吉町にある神社。山の木々に包まれるような、落ち着いた雰囲気のところにあります。
神社の創立年代は未詳ですが、口碑によれば、鎌倉時代に創建されたといわれています。江戸時代には、箱館奉行が石灯篭を奉納して、外国からの脅威が退散するように祈願したという事実もあったとのこと。1934(昭和9)年に発生した函館大火により社殿が類焼し、三吉神社跡地に仮殿を建立。三吉神社と合併合祀の上で移転し、翌年、社名を住三吉神社と改称しました。
住三吉神社には「上筒之男大神(うわつつのおのおおかみ)」「中筒之男大神(なかつつのおのおおかみ)」「底筒之男大神(そこつつのおのおおかみ)」「三吉大神(みよしのおおかみ)」など、合併合祀の関係で多くの祭神がいます。また、函館山七福神の一柱、延命長寿の福徳を授ける福神、寿老神の像が祀られています。この像は本殿の中に祀られていて、姿を見ることはできません。
社殿に向かう約100メートルの参道沿いにはソメイヨシノが植えられていて、5月の桜の咲く時期にはピンク色のトンネルができ、地元の人が散策の足をとめて見上げる桜鑑賞スポットとなります。また、境内に向かう坂の上からは津軽海峡と函館の街並みも望めます。周辺には立待岬や函館八幡宮などがありますので、散策の折に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先は住三吉神社のほか、管理担当の山上大神宮(0138-22-1819)まで。
※記者TT 2014/11/26取材、12/15公開 2020/10 更新
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