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マップ片手に食べ歩き、「バル街」の楽しみ方

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函館のエキゾチックな街並みを舞台に、美味しい料理とお酒を楽しむイベント「函館西部地区バル街」。毎年春と秋に開催され、マップを片手に店を巡り歩く人で街はにぎわいます。チケットは5枚つづりで3500円。参加店で、1枚のチケットにつき「ピンチョス(かるいおつまみ)」とドリンク1杯が楽しめます。
今や全国に広がった「バル」イベントも、最初は函館から始まったもの。2019年にはサントリー地域文化賞を受賞しました。「食」を愛し、「街」を愛する愉快なイベントをご紹介しましょう。
 
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函館西部地区バル街(函館イベントガイド)
 
◆一番のお楽しみは、参加各店が趣向を凝らした料理
 
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(男の快食倶楽部ソシエダが出店する港の庵)
函館西部地区バル街の原型は、スペインの「バル」。喫茶店、立ち飲み居酒屋、食堂、社交場として、朝から夜まで人々が集い、飲み、食べ、おしゃべりする場所です。料理人が腕をふるう「ピンチョス」を楽しみに、気の合う仲間で店をはしごするスペインのスタイルを参考に、函館の人気レストランやおしゃれなカフェなどが、自慢のメニューを提供します。そのほんの一例をご紹介しましょう。
 
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自家製のピザやパスタなどが評判の古民家カフェ「ごはん・おやつシプル」の、和洋中ピンチョス盛り合わせ。ドリンクはワイン(赤・白)、日本酒、みかんジュースなどから。
 
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スペイン料理の「バルレストラン・ラ・コンチャ」の、自家製生ハムを使ったピンチョスなどの盛り合わせ。ドリンクはワイン(赤・白)のほか、サングリアなどから。(2018年秋)
 
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海の香りがする入舟漁港近くのカフェ「のらいぬ」の、人気パン店rocaのパンで作ったブルスケッタ3種盛り。ドリンクはスパークリングワイン、佐渡の地酒など。(2019年春)
 
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寿司店「祐鮨」の握り盛り合わせ。ドリンクはビールやウーロン茶などから。(2017年春)
 
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蕎麦店「久留葉」の、蕎麦や日本酒によく合うピンチョス盛り合わせ。ドリンクはビール、蕎麦茶のほか、こだわりの日本酒から。(2017年秋)
 
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食料品販売・卸会社と創作居酒屋がタッグを組んだ「十字屋+びんごや+橋谷」の、修道院ビール炊き込みご飯ボックス。ベルギービールといっしょに。(2018年春)
 
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ホテル「ラ・ジョリー元町 by WBF」の、シェフ自慢のローストビーフ。ドリンクはワイン(赤・白)、ビール、ノンアルコールビールなどから。(2017年春)
 
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リノベーションカフェ「Transistor CAFE」の、あっつあつピッツァフリッタ。ワイン(赤・白)、レモネードなどから。(2019年春)
 
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「Cafe & Deli MARUSEN」は、10種類のピンチョスから好きなものをチョイスするスタイル。ドリンクはビール、ワイン(赤・白)、樽詰めシードルなどから。(2015年春)
参加店は、レストラン、カフェ、和食、中華、蕎麦、ラーメン、寿司、バー、ビアホールなどなど、多種多様。2019年秋のバル街は、76店舗の参加。12時から24時の間で、店ごとに営業時間が決まっていますから、いつどこに行くか考えるだけでワクワクします。
 

◆街と出会う、人と出会うのも楽しみのひとつ

バル街の舞台は、函館の西部地区。函館山のふもとの歴史的街並みが残る地域です。参加店を訪ねながら、教会や坂、レトロな建物を眺め、街歩きも楽しめます。マップを手にした人同士、「どこに行きましたか」などと気軽に情報交換できるのもイベントの醍醐味。また、参加店の中には函館近郊各地や東北地方からの特別出店もあり、思わぬ味に出会えるかもしれません。

 

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函館らしい和洋折衷建物のバルレストラン ラ・コンチャ。(写真提供/函館西部地区バル街実行委員会)

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二十間坂の中ほどに建つPazar Bazar(閉店)。昭和初期の建物が風情満点です。
 
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バル街 i 〈インフォメーション〉のある函館市地域交流まちづくりセンターは、大正時代に建てられた元デパートの建物。参加店や協賛イベントの情報などが集まる、バル街の「へそのような存在です。
 
◆生ハム、ワイン、チーズ&パンのふるまいサービスも 
 
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バル街のチケットを購入すると、5軒の「はしご」のほかに、お楽しみがもうひとつ。チケットの台紙を持っている人に「ふるまいサービス」があります。開始前から会場のアクロス十字街に長い列ができ、すべてなくなるまで続きます。2019年秋は16時30分ごろ開始。
 
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バル街実行委員長である「レストラン・バスク」シェフの深谷宏治さんが、目の前で切り分ける生ハムは絶品! 「毎回、これが楽しみで......」という参加者も多数。
 
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ワインといっしょにいただきます。そのほか、フレッシュチーズとパンのふるまいもあり。
 
◆美味しい料理にはいい音楽を。協賛ライヴイベントも見逃せない
バル街当日には、参加店や街角などでライヴイベントも行われます。美味しい料理やお酒を楽しみながら、ジャズやクラシック、パフォーマンスなどに触れるチャンス。イベントの予定は、バル街ホームページや当日インフォメーションで告知されます。
 
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五島軒王朝の間で、ビッグバンドの演奏。陽気な音楽に、思わず躍り出すかたも。
 
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赤レンガ倉庫街の広場で、フラメンコのパフォーマンス。
 
実施日・時間 2019年9月1日(日) 12~24時(店によって異なる)
※例年は春・秋の年2回で、14~24時
参加店舗 76店
当日の情報提供 バル街 i (アイ)にて(函館市地域交流まちづくりセンター1階) 
チケット 
前売り(700円×5枚=3500円)⇒市内プレイガイド、協力店、参加店で販売(ネット予約あり)
当日券(800円×5枚=4000円)、端数チケット(1枚800円)⇒「バル街 i 」で販売(枚数限定、当日11:30から)
問い合わせ レストラン・バスク0138-56-1570
 
2012/3/22公開

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