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あなたのテーマでディープな函館 「人」

函館を歌うご当地歌姫、暁月めぐみさん

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函館出身の歌手・暁月(あかつき)めぐみさんが歌うご当地ソング「ふるさとになりたい」が、函館でロングヒットとなっています。

函館の四季の情景を盛り込んだ明るい曲調と、「来ませんか、来ませんか」という歌詞のサビが印象的なこの曲。函館空港発のリムジンバス、函館山ロープウェイのゴンドラ内、津軽海峡フェリー函館ターミナル内など、市内のさまざまな場所で流れており、函館旅行の際には耳にすることがあるかもしれません。

函館の旅情をかきたてる「ふるさとになりたい」と、ご当地歌姫の暁月めぐみさんをご紹介しましょう。

◆函館・道南の美しい風景を織り込んだスライドショー

「ふるさとになりたい」は、タイトルに「函館」の文字はありませんが、桜の五稜郭、イカ釣り漁船の漁り火、函館山の紅葉、路面電車、朝市、八幡坂などが、歌詞にうたわれています。

この曲に合わせて、函館・道南の美しい風景を楽しむことができるのが右のスライドショー作品です。しっとりとした曲調に、どこか懐かしい四季折々の函館の姿がぴったり重なっています。

ちなみに、ご本人登場のミュージックビデオはこちらからご覧いただけます。


また、「ふるさとになりたい」のCDのカップリング曲「あなたがいたから」も、「ありがとう」のリフレインが印象的な心あたたまる曲。スライドショーでは、様々な景色とともに函館と近郊の風物詩・イベントの光景が流れ、道南地域の幅広い楽しみ方と奥深い魅力の一端に触れることができます。

函館の魅力がぎゅっと詰まったこれらの作品は、2013年春より、函館帝産バスが運行している「函館空港シャトルバス」の車内でも見ることができる予定です。


◆暁月めぐみさんインタビュー「歌手になったからには、地元の歌を歌うのが夢だった」

130127kt02.jpgのサムネール画像北海道江差町の生まれで、3歳から函館で育ったという暁月めぐみさん。幼少時より歌うことが好きで、5歳で初めてカラオケ大会に出場したのを皮切りに、さまざまなカラオケ大会やレコード会社のオーディションに出場。高校生の時にNHKのど自慢で優勝し、チャンピオン大会に進出。惜しくもチャンピオンは逃したものの、のちにスカウトされ、作詞・作曲家の中山大三郎さん(故人)の内弟子修業を経て、23歳でプロ歌手としてデビューしました。

とはいえ、仕事が少なくて苦労したこともあったといいます。「週に一度FMいるか(函館のラジオ局)に電話出演するのが、唯一の仕事だった時期もありましたよ」。

2009年8月に発売された「ふるさとになりたい」は、自身の故郷への思いから生まれました。曲の発売からさかのぼること4年前、「ただひたすら優しかった」と暁月さんが今も慕う師匠の中山大三郎さんが64歳で死去。しばらくは新曲を発売する気持ちになれませんでしたが、ファンの声に応える形で新曲作りを決意。テーマに選んだのが、歌手としての原点であり、仕事がない時期の心のよりどころでもあった「函館」でした。「歌手になったからには、地元の歌を歌うのが夢だった」。作詞家も暁月さんのそんな思いに心を打たれ、曲作りのために函館を視察。そうしてでき上がったのが「ふるさとになりたい」なのです。

「ふるさとになりたい」の曲中には函館の名所が次々と登場しますが、ただのご当地ソングではありません。「都会で疲れている男性に向けて、私のふるさとで暮らさない? 私があなたのふるさとになってあげるから、という逆プロポーズソングになっているんですよ」。曲全体に流れる「ささやかな幸せ感」が、地元で異例のロングヒットを続ける要因になっているようです。

終始笑顔でインタビューに答えてくれた暁月めぐみさん。「はこぶら」読者の皆さんに、
「生まれ育った町ですが、戻ってくるたびに街並みを見ているだけで癒されます。都会とは違う空気感が素敵です。
皆さんも、私のふるさとに来ませんか?」と、メッセージを送ってくれました。

※まとめ/記者K(インタビュー写真撮影/斉藤さえる) 2012/11/23取材(ライブ撮影7/7) 2013/2/18公開