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あなたのテーマでディープな函館 「ランニング」

海あり山ありで爽快! 函館ハーフマラソン

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秋の函館を4000人のランナーが駆け抜ける「函館ハーフマラソン」。スタート・フィニッシュは千代台公園陸上競技場、海と函館山を眺めながら津軽海峡ぞいの漁火通りを走る、気持ちのいいコースです。

2013年の大会は、ゲストランナーとして「公務員ランナー」川内優輝選手(埼玉県庁)と、ロンドンオリンピックのマラソン日本代表・藤原新選手(ミキハウス)が参加。さわやかな秋晴れにも恵まれ、沿道からはたくさんの市民や観光客の皆さんが熱い声援を送っていました。

海あり、山ありの魅力的なコース、はこぶら記者4人による2013年大会の総力レポートをお届けします。

◆陸上競技場のトラックを周回してから、街へ駆け出していく

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スタートは市電「千代台」電停前の千代台公園陸上競技場。全天候型舗装の9レーン400メートルトラックの内側に、芝生が美しく敷きつめられ、自然と気分が高揚してきます。

参加者は申告タイム別に5ブロックに別れて整列。観戦者は、スタンドから声援を送ることができます。この日、はこぶら編集室Mも友人とエントリー。最後尾Eブロックから、約2時間50分の制限時間内で21.0975キロメートルの完走をめざします。

9時50分、函館市長による号砲でスタート。Eブロックがスタートラインを通過しおわるまでに、約3分かかりました。競技場を1周弱走ってから、マラソンゲートをくぐっていざ函館の街へ~!

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◆第1折り返し・谷地頭電停交差点付近

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競技場を出て、しばらく街なかを走り、5キロを過ぎたあたりから、市電通りに出てきます。宝来町から青柳町、谷地頭と、市電の軌道をはさんで折り返しのランナーがすれ違う道。青柳町の電停をを頂点にする長い坂が続きますが、函館山がすぐ近くに見えて、まだまだ元気に走れます。

記者TT 「コースの中でもアップダウンのあるところで、先頭集団の選手は、ペースを保ちつつも積極的に駆け引きをして、迫力のある走りが見られました。続々と走り抜けていく選手の足音や息遣いなどを間近で感じられるのが、観戦の醍醐味ですね。この区間は、地元のかたが沿道にずらりと並び、コースを駆け抜ける選手に盛んに拍手をしたり、掛け声をかけたりして、暖かい雰囲気に包まれていたのが印象的でした」

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(左)青柳町~谷地頭の下り坂 (中)谷地頭電停をぐるりと回るように折り返し (右)この時間帯、市電は運休に


◆フラットで開放的、海沿いの漁火通りを往復

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9キロをすぎたあたりから、津軽海峡に面した漁火通りに出ます。函館山を背に、海風に吹かれながら走る開放的なコース、気分は爽快です。途中に啄木小公園があり、石川啄木の座像を横目で眺めながら、先を急ぎます。

記者K 「漁火通りは、広々とした道でランナーの往復が見られるためか、沿道の市民がとても多く、会社ののぼりや手づくりのボードなどを持って応援する人も。ランナーが通るたびに『がんばれー』と休む間もなく声をかけるかたも少なくなく、こちらも元気いっぱいです。沿道3カ所では市内の中学生による吹奏楽演奏が行われており、ランナーを元気づけようとする優しさが感じられました。全体的に中高年のランナーがとても多く、むしろ若い人が目立たないくらい。中高年の元気さとパワーを感じます」

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(左)啄木座像もランナーたちを見守る (中)行きはよいよい、帰りは~? (右)海岸の先に函館山が見える


◆湯の川温泉街を抜けて、第2折り返し地点・根崎交差点付近

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14キロ手前から、湯の川温泉のホテル・旅館街にさしかかり、沿道の応援も一段とにぎやかに。後半で疲れがどっと出てくるところですが、笑顔の声援が背中を押してくれます。この日は最高気温23℃、日差しも強く、用意された給水とスポンジは大人気。頭や体に水をかけて、走る人も多くいました。2回目の折り返しを経て、ゴールの陸上競技場へと戻っていきます。

記者X 「有力選手を一目見ようと、市民ばかりでなく、宿泊の観光客のかたも集まり、トップ集団が見えるやいなや沿道から歓声が沸き、大変な盛り上がりぶりでした。温泉街では函館巴太鼓の皆さんが和太鼓を打ち鳴らして、ランナーの皆さんには心強い応援になったでしょう」

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(左)和太鼓の演奏に、手を上げて応えるランナーも (中)給水所では、水を含ませたスポンジも用意 (右)根崎交差点の折り返し


◆有力選手の熱いデッドヒートも見もの

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函館ハーフマラソン大会は、これまでエリック・ワイナイナ選手、小島忠幸選手、松宮祐行選手など、国内長距離の有力選手も参加し、優勝タイムも近年は1時間1分台から4分台の好レースが記録されています。2013年は、一般選手募集時から川内優輝選手の参加が話題になり、追ってオリンピックランナーの藤原新選手も参加を表明し、ライバル同士の熱いレースが繰り広げられました。

川内選手が序盤を引っ張り、中盤まで競り合いが続きましたが、ラスト1.5キロで藤原選手がスパートをかけて逃げ切り、1時間4分19秒で見事優勝。川内選手は1時間4分51秒で4位でした。

なお2014年は、往年の名ランナー・谷口浩美さんが参加します。

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(左)スタート直後のトラックで (中)競技場を出て街なかへ (右)13キロすぎ、湯の川温泉街付近)


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編集室M 「折り返しが2回あるコースで、ある程度の順位で走っていれば川内・藤原両選手とすれ違うチャンスも2回あったのですが、かなり後ろからついていっていた私は、残念ながらロードで姿を見ることができませんした。でも、ゆったりペースで気持ちよく走れて、友人とともに無事完走! ゴール後は、インフィールドの芝生に足を投げ出し、配布されたスポーツドリンクを飲み干しました」

※まとめ/編集室M 取材/記者TT、記者K、記者X
2013/9/29取材、10/8公開 2014/6/13更新


【函館ハーフマラソンコースマップ(クリックすると拡大します) ⇒PDFはこちら ⇒公式ホームページはこちら
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