2013年12月にオープンした函館蔦屋書店。函館市郊外の広々とした敷地内に、ゆったりとすごせる空間が出現し、ファミリー層にも楽しめる店となっています。
絵本コーナーはもちろん、キッズパークにゲームコーナー、おしゃれなカフェ、オムツ替えコーナーなど、書店なのに家族でお出かけしたくなる充実した仕掛けがいっぱい。札幌・大沼~函館のドライブの、立ち寄りスポットとしても注目です。
幼稚園に通うおチビさんと一緒に、よく遊びに行くという「はこぶら」のママ記者が、館内をレポートします。
(遊具の一部は取材時からリニューアルしています)
◆ワクワクがいっぱいの室内公園、キッズパーク

館内中央には、学校に上がる前の小さな子ども達が遊べる「キッズパーク」が広くとってあります。滑り台の山にお船とお家。ちょっと函館ぽい配置が面白いですね(遊具の内容は随時変わります)。
0~1歳向け「赤ちゃんのあそび場」ゾーンと、2歳以上向け「子どもあそび場」ゾーンに分かれており、小さい子には大きなおもちゃが、もう少し大きくなると、ままごとや磁石などで遊ぶことができます。
大人が見守りやすいように椅子も多く配置されていて、吹き抜けの開放感ある場所で天候に左右されずに遊ばせることができるので、大助かり。暖かい季節には外にあるお庭でも遊ぶことができ、元気な声が響きそうですね。
(左)赤ちゃんのあそび場。口に入らない大きなおもちゃで安心。 (右)子どものあそび場。頭を使う遊具で飽きずに遊べます。
キッズパークには、知育玩具で人気の「ボーネルンド」のおもちゃもあります。おままごとに夢中のおチビさん。ママにお茶をいれてくれました。
すぐ横にはボーネルンドのショップもあり、おままごとセット、乗り物、楽器など、カラフルな知育おもちゃがいろいろ。実際にさわって試すこともできて、こちらも子どもたち大喜びです。
キッズパークからは、授乳室、おむつ換えコーナー、コンビニも、ベビーカーでも気軽に移動できる場所にあり、子ども連れにはうれしい作りとなっています。コンビニ内にはちょっとした休憩スペースがあり、おむつなど急な買い物にも対応できそうです。
◆日本でも有数の充実ぶり、子どもの本コーナー

少し大きなお子さんなら、「キッズパーク」横にある種類豊富な絵本などもおすすめです。子どもの目の高さにあった本棚に、キーワードごとに本が並んでいるので、子どもでも好きな分野の本を手軽に選ぶことができます。
絵本の隣には、小学生向けの本。本棚も少し大きくなり、文房具やちょっと変わった工作キットなどもあります。自分用のお土産や、旅行中のちょっとした時間つぶしに役立ちそうな商品が並んでいるので、そちらも覗いてみましょう。
本棚をくりぬいたトンネルと、本棚に囲まれて読書ができるスペースもあり、まるで「本の森」。本好きにはたまらない空間です。
(左)児童書の横の「トンネル」。図書館にはない遊び心がうれしい! (右)大人向けテーマ別小部屋。BGMにも耳を傾けてみて。
◆お兄ちゃん、お姉ちゃんにはゲーム/トレカコーナー

1階のキッズパークで遊ばないような年齢になると、2階にあるゲームやトレーディングカードのコーナーが便利。新品・中古のゲームやトレカを取扱う売り場で、誰でも遊ぶことができます。
ゲームコーナーでは、「TSUTAYAでDS」から「Nintendo Zone」へアクセス可能。3DSソフトの体験版やゲームソフトの最新情報が楽しめて、「TSUTAYAでお仕事」などのゲームができます。旅行中、ゲーム機の充電が少なくなることもあると思いますが、ゲーム機専用のコンセントが用意されているので、安心して遊べますね。
ゲームコーナーの奥にはトレカ専用のバトルテーブルがあり、人気のトレカも数多く扱っているので、お兄ちゃん、お姉ちゃんも楽しめそうです。
◆館内のカフェでドリンクや軽食をテイクアウト
1階には、「スタバ」の愛称で親しまれる「スターバックス コーヒー」が入っていて、ショップ内で楽しむほか、ドリンクや軽食をテイクアウトして書店内で飲食することができます。
館内にはいたるところにベンチやソファなど腰を下ろせるところがあるので、くつろぎながらお腹も満たせて、助かります。

大人も子どもも、ドライブ疲れをとってリフレッシュするのにちょうどいい場所。旅行ガイドブックも豊富にありますので、子どもを遊ばせがてら座り心地のいい椅子に座って、観光地を回る前に選んでみるのもおすすめです。CD販売コーナーも多くの試聴ができるようになっていますので、旅行中のBGMに1枚。楽しいかと思います。列車や飛行機での旅行の際には、帰り道の時間つぶしの絵本や小さなおもちゃ購入に立ち寄るにもいいかもしれません。女性好みの雑貨や化粧品もありますので、ママも満足できると思いますよ。
※記者H、一部写真撮影/編集室N 2014/4/9取材、4/30公開