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あなたのテーマでディープな函館 「桜」

台湾からの旅行者、Ericaの函館桜レポート

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みなさん、こんにちは! 台湾に住んでいるエリカです。前に、日本語を勉強するために、日本に留学していました。今回は北海道の桜を楽しむため、2014年5月にまた函館に来ました。

台湾人の私にとって、北海道で桜を見ることはあまり思いもつきませでした。「北海道の花」というと、たいていラベンダーのことだけ知られています。

今回は日本人のお友達と一緒に、函館の桜を満喫しました。楽しかった一日を、勉強した日本語で、がんばってレポートします。

◆市電に乗って五稜郭へ。まずはタワーの上から、いい景色を楽しみます

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まずは、五稜郭公園に行く方法を紹介したいと思います。五稜郭公園は函館で桜を楽しむ、一番有名な場所です。4月の終わりごろからソメイヨシノという桜が咲きます。

朝、JRの函館駅前からスタートしました。歩いて約5分、路面電車の「函館駅前」駅で市電に乗ります。とても古風な電車がやってきました。遊園地の乗り物みたいです。それで、「五稜郭公園前」で降ります(料金230円)。市電の降り場所から五稜郭公園までゆっくり歩いて15分ほどで行けます。

桜並木の下を歩いていくと、五稜郭タワーが見えてきます。五稜郭タワーの高さは107メートル、展望台から広い五稜郭公園を見渡すことができます(展望台の料金は840円)。

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(左)目の前は、五稜郭タワーです! 公園の外にも桜が見えます (中)エレベーターでタワーに上って、絶景を目に収めます
(右)タワーからは、公園だけではなく、遠い函館山や海も一望できます

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す~ごくキレイです! 展望台はガラス窓がいっぱいで、堀に囲まれた五角形の城郭がはっきり見えます。桜の花はピンク色の絨毯みたいに広がります。堀の周りを歩いている人や、ボートもよく見えます。

そして私が一番びっくりしたのは、函館流のお花見は桜の下にシートを敷いて、ピクニックをすることです。そこでは、みんなジンギスカンを焼いて食べると、友達が教えてくれました。公園内で焼き肉するのは本当に大丈夫でしょうかと思いますが、お花見の2週間なら大丈夫です!

今回はジンギスカンができなかったのはちょっと残念ですが、次回は是非やりたいと思います。



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(左)青いシートがいっぱい敷いてあります。何のために敷いたんですか? あとでわかりました! 
(中)真っピンクな公園、本当にきれいです (右)土方歳三の銅像を発見しました! 実は、台湾で土方さんは人気がありますよ


◆五稜郭タワーのアトリウムで桜ソフトクリームを。おみやげも探せる

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キレイな景色を満喫した後、私達はエレベーターで展望台から1階のアトリウムに下りて、ひと休みしました。ここはとても明るくて広くて、とても気持ちいいです。

フードスタンドではドリンクやパンがテイクアウトできます。季節によって、限定商品も売っています。私のおすすめは、春限定の桜ソフトクリームです(300円)。ピンク色ですごく春を感じられます。さくらんぼみたいな甘酸っぱい味で、とてもおいしかったです。

隣には売店があり、いろいろなおみやげが買えます。桜模様の布でできているポーチやストラップも、季節限定で売っていました。台湾でも大人気のRoyceの生チョコを発見! 種類の多さにびっくりしました。


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(左)春限定、桜ソフトクリーム! ピンク色はかわいいです (中)五稜郭タワーのキャラクター、GO太(ごーた)くんです!
(右)Royceの生チョコ、種類がとても多くて、選び難いです


◆ラッキーピエロのハンバーガーをテイクアウトして、ピクニック気分

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昼ごはんはファーストフードに決めます! ラッキーピエロは函館生まれのハンバーガーショップ。しかし、ここはハンバーガーだけ売るのではなく、カレーなども売っています。店内の雰囲気はまるでファミレスみたい。ボリュームたっぷりなのに、価格はびっくりするくらい安いです。店も公園に近いし、とても便利でした。

一番人気は「チャイニーズチキンバーガー」です(350円+8%の消費税)。甘辛いたれが絡んだ鶏の唐揚げと、たっぷりのレタスを挟んだバーガーです。注文してから作るので、少し待つと作りたてが出てきます。

私達はテイクアウトして公園に戻り、桜を見ながらピクニックします。公園を歩いていると、焼き肉のいい匂い! ジンギスカンをしているグループのすぐそばで、私たちも「いただきます!」。

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(左)ハンバーガーの種類はいろいろ。それ以外、カレーライスやから揚げとか、いろんな食べ物が選べます
(中)土手に腰掛けて、ピクニック気分を楽しんでいます (右)分厚いから揚げとピリ辛いソースが絡んで、とてもおいしいです


◆五稜郭公園を散歩。箱館奉行所前の桜が華やか

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おいしいお昼を食べた後、公園内を少し散歩します。橋を渡って、中の方へ進むと、和風のどっしりとした函館奉行所があります。

何て立派な建物でしょう! これは、もともと150年前に建てられた日本のお役所です。中で、日本の武士が仕事をしていました。現在の建物は2010年に忠実に再現されたものだそうです。中を見学することができます(500円)。

奉行所前の広場に、枝に花をいっぱいつけたピンク色のしだれ桜が咲いています。台湾での桜はたいてい濃いピンク色です。桜狩りは最近流行り始めましたので、木の年齢も日本との比べると若いですし、日本のように桜がいっぱい並ぶのは少ないです。日本での桜狩りは本当に楽しめます。浅いピンクの花が風とともに揺れている様子はとても美しくて優雅で、まるでピンク色の和服を着る大和撫子のようですね。

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(左)桜を通り過ぎて、和風建築を発見しました (中)今回いろいろお世話になった友達です。ガイドをしてくれてありがとう!
(右)浅いピンクの、本当にきれいな桜です

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(左)奉行所を取り囲む土手沿いも桜満開、散歩を十分楽しめます (中)思わず笑いすぎ...ちょっと恥ずかしいです
(右)緑色の芝、ピンク色の桜、前にそびえ立つ五稜郭タワーです


◆五稜郭の堀でボート遊び。水を渡る風が気持ちいい!

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五稜郭公園でもっと楽しく遊べるものに、公園内の貸しボートがあります。軽く運動しても悪くないでしょう。小さな船に乗って、ゆっくり公園の景色を楽しめます。一周は約1.5キロ、40分くらいで戻って帰られます。一周しなくても、近くでゆっくり漕いでいるだけでも楽しいです(50分以内、2人で2000円)。

友達がほとんど漕いでくれたので、周りの桜景色を見ながらのんびりできました。水の上から、お花見をする人たちがよく見えます。どうしてでしょう、カモメが船に寄ってきました。

この堀は昔、敵が奉行所に攻め込んでこないよう、防御のために造られたと教えてもらいました。冬になると、この水は全部凍ってしまうなんて、信じられません。上に雪が積もって、とてもキレイだそうです。

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(左)可愛い看板の貸しボート屋さん (中)風が吹いて、散らした桜は水の上に漂って、とてもロマンチックです
(右)せっかくなので、友達と一緒に挑戦しました! 初心者の私にとって、やはり難しいです(涙)


◆お菓子メーカー「六花亭」の直営店でひと休み

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桜を満喫した後、私達は公園の隣の六花亭に行きました。六花亭は北海道の人気菓子メーカーで、台湾でも人気のマルセイバターサンドで有名です。ラムレーズンを入れたバターを軟らかめのビスケットで挟んで、絶妙な食感はたまりません。

お菓子の売り場には、何種類の魅力的なお菓子があるのでしょう。見るだけてもワクワクしちゃいました。いろいろな種類があって、食べたいお菓子がたくさん見つかります。好きなものを選んでおみやげにしてもいいですね。店の中に喫茶コーナーがあるので、そこで食べることもできます。

少し疲れていた私達は、座って休憩しました。売り場であんこがたっぶり入ったお茶の味のお団子と、どら焼きなどを選んで、おいしく頂きました。


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(左)広い店の中に、おいしいそうなお菓子がいっぱい並んでいます (中)私の一番好きなバターサンド!
(右)店内で買ったお菓子を食べるほかに、新鮮牛乳をふんだん使ったパフェも注文できます


◆もうひとつの桜の名所・函館公園で、夜桜と屋台料理を楽しむ

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五稜郭公園でたっぶり時間を過ごして、私達は市電の駅まで戻り、もう一つの桜名所である函館公園へ夜桜を見に行きました。市電に乗って約30分(240円)、青柳町で降ります。歩いてすぐ行けます。

函館公園には、お花見のときに、焼きそば、たこ焼き、おでん、やきとりなどの食べ物屋さんが屋台を出しています。いい匂いが溢れて、台湾の夜市みたいにとても賑やか! 何を食べようかな、店を覗きながら行ったり来たりしました。

また、桜の木には提灯がいっぱい張り巡らされています。とてもキレイ! 春の北海道の夜はやはり少し寒いので(夜は10℃くらい)、温かいおでんを買って屋台の店内で食べました。


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(左)屋台がいっぱい出て賑やかです (中)北海道の春の夜はやはりちょっと寒いので、皆さんは一応ダウンを持った方がいいです
(右)寒い時はおでんに限ります! アツアツな感じでお腹もペコペコになりました

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(左)日本のお酒に挑戦。1杯分がカップに入って、温めて売っていました。おでんによく合います
(中)乾杯~~今回はお世話になりました! (右)桜が提灯に照らされて、昼と全然違うムードです

夜桜の下で、楽しい一日はそろそろ終わります。揺れている桜もおやすみを言っているみたいです。
実は行く前に、私は北海道の桜にはさっぱりぴんと来ませんでした。
函館の桜見物は、家族や友達など、人が多く集まってとても賑やかでした。楽しい雰囲気も溢れています。
特に桜の下で焼き肉するなんで、本当にびっくりしました。
また来るときには、ジンギスカンに必ず挑戦させてください! とても素敵な旅をありがとう。

2014/5月体験 レポート/Erica 一部撮影/編集室M、編集室A 2014/6/20公開、2015/4/21更新