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あなたのテーマでディープな函館 「スイーツ・パン」

路面電車でめぐる、函館のパン屋さん

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はこぶら

カフェが好きな方なら、旅先でもカフェが気になるように、パンが好きな方は、旅先でもパン屋さんの存在が気になってしまいます。おいしいものがあふれている函館では、一体どんなパン屋さんが人気なんだろう? 興味がわきますよね。地元の人がいつも食べている、人気のパン屋さんを訪ねるのにおすすめなのが、函館の路面電車(市電)。途中下車しながら、パン屋さんをめぐる小旅行はいかがですか。



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函館市電の1日乗車券(600円)を使って、市街地のパン屋さんをめぐってみましょう。1日乗車券は車内で買えて、お好きな電停で乗り降り自由。ガタゴト揺れる車窓から街を眺めるのも、市電ならではのお楽しみです。今回は、電停の目の前から徒歩10分までにある、地元で人気のパン屋さんをピックアップしました。


◆函館のパン屋さんの魅力とは?

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函館のベーカリーでは、食パンのことを「角食(かくしょく)」と呼びます。これは北海道の特徴だそうで、いつ誰が名づけたかは不明。この角食を目当てに、大勢の市民がパン屋を訪れます。江戸時代末期の開国によって外国文化に触れることになった開港都市・函館は、パンの歴史も古く、北海道第1号の西洋料理店である五島軒では、明治12年にパンの販売を開始した記録が。(きままなパン屋 窯蔵の角食。好みの厚さにスライスしてもらえます)

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北海道産のあずきを使ったあんぱんや、地元の新鮮な卵や牛乳を使ったカスタードクリームたっぷりのクリームぱんなど、素材にこだわりをもつ店も多くあります。近年は、北海道産小麦の品質、収穫量、価格も安定してきたことから、函館でも北海道産の小麦を使うお店が増えてきているそう。新しいものが大好きな函館市民、全国で話題の塩パンもブームとなっています。(北海道産の小豆と地元の素材を組み合わせた、パン工房 元町ぼん・ぱんのあんぱん)

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函館山のふもとにある西部地区は、歴史的な街並みが残る場所。パン屋さんのなかにも、函館独特のたたずまいや空気観をもつ素敵な建物の店があります。景観に配慮して看板が控えめなので、迷子になるかたもいるかもしれません。(天然酵母パン tomboloは大正時代に建てられた伝統的建造物)

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「ハイカラな街」函館の雰囲気を伝える、個性的なパン屋さんがいろいろ。地元の人が通う店に立ち寄り、買ったパンを店のベンチや近くの公園で食べたり、翌日の朝食にしたり。「暮らすように旅を楽しむ」スタイルもいいものです。(地元のチーズも販売するPain屋)


◆おすすめパン屋のご紹介

【谷地頭の目の前】 気ままなパン屋 窯蔵(かまくら)
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立待岬谷地頭温泉などの観光スポットがあり、市電マニアの撮影スポットとしても人気が高い終点、谷地頭電停。その目の前に、街の小さなパン屋さん・窯蔵があります。バックに見えるのは函館山の緑です。

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「焼きたてパンの店」と書かれたのぼりが目印。温泉帰りに立ち寄る人も多い人気店です。

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懐かしさを感じさせる店内に、素朴なパンがいろいろ。夕方には完売することもあるので午前中が狙い目です。

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こんなかわいらしいパンも見つけましたよ。人気のカレーパンは昼頃店頭に並びます。

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店内にはベンチがあり、買ったその場でちょこっと休憩も。歩き疲れたかたには嬉しいサービスです。函館公園まで徒歩3分なので、公園のベンチで食べるのもいいですね。


【堀川町から徒歩2分】 手づくりパンの家 ムックル
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「函館市民の台所」と称される中島廉売がある、市電の堀川町電停。新鮮な魚介、野菜、果物などが勢ぞろい。夕方まで営業しているので、近年は観光客にも人気のスポットです。2015年に移転オープンしたムックルは、パン好きの間でも注目の存在。

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市電を降りたら、函館山に背を向けて五稜郭方面へ向かうと、マンションの1階にパン屋が。

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朝6時30分から元気いっぱい営業中。種類が豊富なので、迷ったときは気軽に相談を。

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おすすめはハチミツが隠し味の角食(食パン)を使ったサンドイッチです。

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店の入口にベンチとテーブルがあり、ひと休みできます。ふわふわサンドイッチに思わず幸せの微笑みが。


【五稜郭公園前から徒歩5分】 パン研究所 神戸こむぎ館
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72時間低温発酵による独自の製法が評判。200種類を超えるという驚きの品揃えですが、夕方にはほぼ完売するため、あれこれ選びたいなら早めの時間にどうぞ。スイーツタイプのパンは、おやつにも最適です。五稜郭公園まで徒歩10分。

【市役所前から徒歩5分】 函館国際ホテル モンモランシー ⇒HP
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ホテルメイドの丁寧なパン作りで、地元市民のリピーターも多い店。ホイップメロンは冷やして販売される特製ホイップクリーム入りのメロンパンで、数量限定で人気の一品。ホテル内のショップのため、函館みやげも豊富に揃います。

【十字街から徒歩2分】 パン工房 元町ぼん・ぱん
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ベイエリアと元町の間という観光スポットの中心部にあるため、近年は観光客の姿も多く見かけます。北海道産の小豆と地元の素材を組み合わせたあんぱん3種の食べ比べがおすすめです。総菜パンや菓子パンも充実。夏は店外にベンチを設置。

【十字街から徒歩10分】 天然酵母パン tombolo(トンボロ) ⇒HP
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かみしめるほどに味が出る、ヨーロピアンテイストのハードパンを提供。陶芸ギャラリー、カフェも併設されていて、大正時代に建てられた趣のある建物でコーヒーを味わうのもおすすめ。函館山のふもと、大三坂の途中にあるので、散策の休憩に立ち寄りたい店です。

【宝来町から徒歩3分】 Pain屋(パン屋)
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こじんまりした店内ですが、シンプルなパンから総菜パン、菓子パンまで種類が豊富。毎日食べても食べ飽きないと、飲食店経営者からも絶大な人気があります。地元のチーズや牛乳、ジャムなども販売しています。

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函館のパンマニアがおすすめのパン屋を紹介しあうFacebookページもあります。全国に8000人以上の会員がいる「パン屋さんめぐりの会」の函館支部。函館と近郊で頑張っているパン屋さんを応援することをモットーに、情報交換を行っています。

※編集室N (一部写真/記者H) 2015/7/16~8/9取材、8/26公開