トップに戻る
海の香りを食卓に、函館は海藻パラダイス!
150224G02.jpgのサムネール画像
高級だし昆布として多用される真昆布や、ネバネバが特徴のがごめ昆布など、昆布の特産地として知られる函館周辺の海。実は昆布だけではなく、100種類以上の海藻が育つ豊饒の海です。

その海の恵みを生かした、新感覚の海藻加工品が函館で話題です。サラダなど生食にもおすすめの「早摘み」の柔らかい昆布。食卓に豊かな彩りを添えて、メニューの幅を広げてくれます。

だし昆布やがごめ昆布だけでない、函館の海藻の魅力をお伝えしましょう。函館で見た海の思い出とともに、毎日の食卓で海藻をもっと手軽に楽しんでみませんか。


◆春が旬の「食べる昆布」は、函館の新しいおみやげとして人気

DSC00047.JPG
海藻の代表的な存在、真昆布。乾燥品が「だし昆布」として流通するのが一般的ですが、最近注目を集めているのが早摘み昆布です。

養殖の真昆布は、11月ごろに種つけが行われ、翌年の夏から秋にかけてが収穫の最盛期ですが、2月後半~4月に早採りされる昆布も、加工されて出回ります。成長途中の昆布は柔らかく、シャキシャキとした食感。見かけはワカメと似ていますが、しっかりとした昆布の風味や、加熱しても生きている歯ごたえが特徴です。

刺身として醤油などをつけて食べると、その香りや旨みを最高に堪能できるほか、あえ物、サラダ、鍋物、炒め物など、料理の様々なシーンで活躍します。昆布の鮮やかな色合いで料理が華やぎ、食卓から春を感じられるのが嬉しいですね。

(函館の海で収穫した早摘み昆布。春先の限られた期間に採取されるという貴重な存在。写真提供/函館タナベ食品)

20150221c08.jpg
右は、4月ごろに採った昆布をボイルして細切りにし、板状に乾燥させた「おさしみ昆布」(梶原昆布店)。ツルッとした舌ざわりとのどごしで、ほのかな甘みがあります。使う分だけキッチンばさみ等でカットし、20~30分水に浸けて戻し、料理に。

左は、さらに早い時期の2月後半~3月初旬に採った昆布をボイルし、塩蔵にして旨みを閉じ込めた「昆布の若芽」(函館タナベ食品)。ワカメと見間違う外見ですが、昆布の風味が存在感大です。たっぷりの水に浸して数回水を交換し、しっかり塩抜き。大きめのカットで厚みと歯ごたえを楽しむのもおすすめです。

どちらも新鮮な若い昆布を素早く加工することで、柔らかな口当たりが生まれ、昆布の風味が生きています。

20150221c01.jpg 150224M05.JPG 20150221c06.jpg
昆布の若芽は、形を生かしてしゃぶしゃぶでお試しを。サッと湯通しすることでぬめりが増し、味がよく絡みます。刺し身や玉ねぎとドレッシングであえたサラダもおすすめ。細切りのおさしみ昆布は、まぐろの山かけにたっぷりトッピングすると、長いものとろろとおさしみ昆布のダブルのネバネバで口あたりがよくなります。

※記者C(一部写真撮影/編集室M) 2014/2/6~19取材、2/26公開、4/4更新