函館人が語る 異国なHAKODATE

昼と夜の間に訪れる青い夕暮れに魅せられてEndeavour 函館湯川店 店長
鹿内誉之 しかうちたかゆきさん

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函館山のふもとで生まれ育ち、コーヒー店経営などを経て、2019年からクラフトビール醸造所併設のレストラン「Endeavour(エンデバー) 函館湯川店」で店長として店を切り盛りする鹿内誉之さん。今も函館山のふもとで暮らす鹿内さんに、地元住民だけが知る「異国なHAKODATE」を教えてもらいました。

「私は子どもの頃から赤い夕焼けをあまり見たことがなく、自分の家の周辺だけ青い夕焼けが見えるのはなぜだろうと、ずっと不思議に思っていました。
大人になってから、青い夕焼けの正体が『マジックアワー』だと知り、謎が解けました。自分が住んでいた谷地頭町付近は太陽が函館山の向こうに沈むのが早く、日没後に空一面が青く染まるマジックアワーが他の場所より早く訪れるように感じます。昼でも夜でもなく、世界が青い静寂に包まれるこの時間は、現世から離れて映画の中にいるような不思議な気持ちになれるひと時です」

Endeavour函館湯川店

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函館市電「湯の川温泉」電停の目の前にある、クラフトビール醸造所併設のレストラン。地元でとれたものを地元の人に楽しんでもらおうとのコンセプトに基づき、提供するビールはすべて、みなみ北海道の乙部町の水で仕込み、地元の果物などの農産物を副原料として使用しています。料理も調味料から手作りし、その時の良い食材をシェフが選んで調理します。「クラフトビールは敷居が高いと感じるお客さんにも気軽に立ち寄っていただける店です」と鹿内さんが話すとおり、来店客の大半が普段使いする地元客です。

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鹿内さんが撮影した
函館・二十間坂付近の風景

旧市街地を中心に函館のさまざまな場所に出かけ、写真を撮ってインスタグラムに載せるのが鹿内さんの最近の楽しみ。函館らしい場所をいかに「異国っぽく」撮れるかを追求しています。「函館が大好きなので、よく目にするのとは違う角度から見える景色を発信していきたい」と鹿内さん。「日常の暮らしの中でも、日常から離れられるのが函館の良いところ。こんな場所に行きたいな、という願望をかなえてくれる街です」と函館の魅力を語ります。