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畑の恵みと絶景を満喫、きじひき高原ドライブ

  • 足をのばして欲張り旅
  • ドライブ
  • 眺望がいい

kijihikimap (3).jpg函館近郊でもっとも広々とした景色が楽しめるところは?と地元の人に尋ねたら、「きじひき高原!」という答える人が多いのではないでしょうか。

 
函館の市街地からマイカーやレンタカーで少しだけ足を延ばして、函館山から大沼、駒ケ岳までをぐるりと望む絶景を訪ねてみませんか。途中には、野菜の直売所があったり、農園で収穫体験ができたり、旬の野菜をふんだんに使用したジンギスカンも楽しめたり。海の幸ばかりでなく、畑の恵みも満喫できる、函館近郊・北斗市への小旅行をご案内します。
 
▲きじひき高原ドライブルートマップ 往復約55km・運転時間約1時間40分
 
 
 
 
◆ちょっと寄り道、「あぐりへい屋」でトマト味のソフトクリーム

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メインの目的地、北斗市の「きじひき高原」までは、函館駅から車で1時間弱。先を急ぐ旅でもないので、通り道にあるお店に寄り道していきましょう。国道227号線沿い、函館から行くと左手にある農産物直売所あぐりへい屋です。
 
ここは、JA新はこだてが運営するファーマーズマーケット。季節ごとに様々な種類の農産物が店頭に並びます。店内はいつも地元客でにぎわっており、保存のきく野菜を遠方の家族や親戚などに発送してもらっている光景もよく見られます。
 
旅の途中では新鮮野菜を買い込むわけにもいきませんが、ご安心を。併設のフードコーナーでは、地元の小麦を使ったラーメンや北斗産の黒毛和牛を使用した焼肉丼など、その場で食べられるメニューを提供しています。
 
 
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中でも人気なのは、「ゆいっこソフトアイス トマトミックス味(ソフトマミックス。税込350円)」。地元産牛乳使用のソフトクリームに、これまた地元で採れたトマトを加工したジュースを加えたオリジナルの一品。トマト由来のさわやかな酸味が濃厚な牛乳の風味を引き締め、さっぱりと食べられる味に仕上がっています。
 
 
「きじひき高原」で、函館山から大沼、駒ケ岳までを一望!

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国道227号線を表示にしたがってそのまま進んでいくと、ほどなく右手に「きじひき高原キャンプ場」の表示が見えてくるので、右折します。ここは対向車の見通しが悪く、表示も見落としがちなので、十分に注意して走行しましょう。
 
ここから先は、10~15分ほど坂道を上り続けることになります。カーブも多いため、引き続き運転には注意が必要です。少し視界が開けたあたりで、右側にバンガローが立ち並ぶキャンプサイトが見えてきます。ここはきじひき高原キャンプ場。あと少しだけ坂を進むと、きじひき高原パノラマ眺望台があります。表示が見えたらそれにしたがって右折し、駐車スペースに車を停めましょう。
 
 
 
 
 
 
 
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車を降りた瞬間、あなたもきっと目を疑うはず。あるいは言葉をなくしてしまうはず。右を見れば、眼下には北海道新幹線の高架があり、遠くには函館山と津軽海峡が。左を見れば、壮大に広がる大沼・小沼の風景と悠然とそびえ立つ駒ケ岳を一望することができます。
 
標高560メートルと、かなり高い場所にあるだけに風が強いこともしばしばですが、2015年春に屋内展望施設ができたので、ゆっくりと眺めを楽しむことができます。
 
なお、きじひき高原眺望台に続く山道は、10月下旬~4月下旬は冬期の通行止めになります。
 
 
 
 
 
 
 
◆谷観光農場でトウモロコシやフルーツの収穫体験
 
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パノラマ眺望台で絶景を満喫したあとは、おなかも満足できそうなスポットへ向います。展望台から20分程度のところにある谷観光農場へ。八郎沼公園という公園のすぐ隣にあるため、ナビ利用の際や地図を見る際はそれを目印にしましょう。
 
この谷観光農場は、6月中旬から10月中旬まで、どの時期もほぼ必ず何らかの野菜や果物の収穫体験ができるそう。春はイチゴやさくらんぼ、夏はトマトやトウモロコシ、そして秋にはプルーンやブドウなど、その種類は実に多彩です。周辺の幼稚園・保育園や小学校などでの団体利用も多く、評判ぶりがわかります。
 
もいだばかりのブドウを一粒つまんでみたところ、太陽と大地の恵みがぎゅっと詰まった、甘みと酸味の絶妙な味わいが口の中いっぱいに広がりました。
 
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取材時は、プルーンにブドウ、トマト、生でも食べられるトウモロコシ「ピュアホワイト」などが収穫時期を迎えていました。観光農場としてどの期間にもお客さんを受け入れるため、同じ作物でも植える時期を徐々にずらすことで収穫時期を長くしているとのことです。
 
 
◆採れたて野菜の直売と、ジンギスカン体験も
 
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広大な農場に隣接して建つ直売所では、採れたて野菜の販売を行っています。
また、新鮮な野菜を使ったジンギスカンを、あずまやで楽しむことができます。
 
函館からちょっとだけ足をのばして、景色の雄大さと自然の恵みを満喫する小旅行。
ぜひ体験してみてください。
 
2014/10/14公開
 
【今回尋ねたところ】
 
所在地 北海道北斗市東前62
電話番号 0138-77-7779
営業時間 9:30~16:00
定休日 月曜日
駐車場 有(50台)
 
所在地 北斗市村山174
問合せ先 きじひき高原キャンプ場管理事務所
電話番号 0138-77-8381
開園時間 8:30~20:00
営業期間 4月下旬~10月末
駐車場 有(20台)
料金 無料
 
※掲載情報は最新の情報とは異なる可能性がありますので、予め最新の情報をご確認の上ご利用ください。
所在地 北斗市向野144-5
問合せ先 谷観光農場
電話番号 0138-77-6843
営業時間 10:00~16:00
定休日 10月中旬~翌6月中旬まで休み、他お盆など
駐車場 有(30台)

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