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足をのばして欲張り旅 「青森エリア」

大間のマグロ満喫! 津軽海峡フェリー旅

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本州最北端の青森県大間町は、漁業を生業の中心とした人口約6500人の町。最近では「マグロの町」として全国的に知られています。大間のマグロといえば、例年築地の初セリで函館・戸井のマグロと競り合って高値をつける、一本釣りのブランド魚です。

函館と大間は、津軽海峡をはさんで北と南に向かい合う関係。最短距離は17.5kmで、晴れた日には、お互い海越しにくっきりと街並みが見渡せるほどの近さです。

この2つの町を結ぶ交通機関として、2013年4月、津軽海峡フェリーの新造船「大函丸(だいかんまる)」が就航しました。函館から快適なフェリーの旅で、大間日帰りの旅へ。「日本一」のまぐろを満喫しませんか。9~10月にはマグロイベントでも大にぎわいです。


◆函館~大間はフェリーで1時間半の快適船旅

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大函丸は、函館から大間まで片道1時間30分で結んでいます。事前にインターネットで予約を行うと、フェリーターミナルでの乗船手続きもスムーズ。専用の機械であっという間にチェックイン完了です。

船には揺れを軽減する設備が搭載されており、横揺れが少なく、快適な乗り心地。後方に行くとデッキに出られ、潮風にあたりながら津軽海峡の大海原を見渡し、遠ざかる函館山を眺めていると、気分爽快です。5~6月ごろにはイルカの群れが見られることもあるそう!

客室は、床に座ってゆっくりくつろげるスタンダードのほか、カジュアルシート(20席)、ファーストシート(12席)と3タイプ。スタンダードにはレディースルーム、ファミリールーム、バリアフリールームも用意されています。

130622TT03船内から函館港を望む.JPG 130722Gイルカ画像①.jpg

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スタンダードはリラックスできるじゅうたん敷き(左)。バリアフリールーム(スタンダード)には大型テレビもあります(中)。
ファーストシートはハイグレードな椅子(右)

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大間フェリーターミナルにはマグロのモニュメント(左)、船内フリースペースにはマグロをモチーフとしたテーブル(中)や
漁船の浮き玉の飾り(右)も。海の気分全開!


◆本州最北端の地から函館を眺める

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大間フェリーターミナルに到着したら、さっそく本州最北端の地「大間崎」へ。タクシー利用が効率よく、約10分で1200~1300円です。大間から函館の街を見てみたいなあと思って、車窓から目を凝らしましたが、残念ながらこの日は霞んで見えなさそう。ドライバーさんに訪ねてみると、「晴れていると函館市内のビルなどもはっきり見える」とのこと。んー、次回来訪時にはぜひ。

いよいよ本州最北端の大間崎に到着。大きな「まぐろ一本釣りモニュメント」が出迎えてくれます。こちらのモニュメントは、大間で釣り上げられた440キロのクロマグロと海の男の剛腕をモデルに作られたもので、記念写真のスポットに。近隣のレストハウスでは、地元のかたが三味線を奏でてお客様をおもてなししていました。

130622TT12本州最北端の碑.JPG 130622TT23大間崎レストハウス.JPG 130622TT14三味線演奏.JPG


◆本場、大間のマグロに舌つづみ!

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大間に来たからには、話題のマグロを食べたい! そこで、お昼は大間崎そばの「魚喰いの大間んぞく(おおまんぞく)」に入りました。

こちらは漁師さんが開いている店で、マグロをメインに海の幸が盛りだくさん。大間のマグロは、毎年7月中旬から翌年1月上旬までが漁のシーズンといわれていますが、近年は瞬間冷凍技術の発達により、いつでも美味しいマグロが食べられるようになっています。

数あるメニューの中から、私はミックス丼(2500円)をチョイス。大間マグロと大間沖で獲れたウニの組み合わせで、マグロは冷凍ものとは思えないフレッシュな食感、ウニはとろける味わいです。丼といっしょにいただいたのは「まぐろの唐揚げ」。こちらは、注文時に津軽海峡フェリーの乗船券を見せるとサービスで出てくる一品で(日によって異なる)、ころもふんわり、鶏の唐揚げよりやわらかい口あたりです。ちょっぴり嬉しいサービスに「大間んぞく」、いや大満足でした。

130622TT16大間んぞく外観.JPG 130622TT17大間んぞく店内3.JPG 130622TT18店内に飾っている写真.JPG
店内には大漁旗がディスプレイされ、雰囲気満点。これまでに揚がった大型マグロの写真も飾られています。


◆食品からTシャツまで、みやげもマグロづくし

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大間でのお土産を買うなら、おもに2つの場所があります。1つは大間崎にある土産店。なかでも、オリジナルマグロ商品があるという「大間観光土産センター」では、「まぐろの塩辛(税込800円)」がお店のいち押し。販売開始から現在まで、12万本売れているという大人気商品で、白いご飯にのせてもよし、冷ややっこにのせてもよし、大根おろしに混ぜて食べてもよし。カツオの酒盗のマグロ版で、うまみたっぷり、お酒もすすむ一品です。また、「まぐろかまとろのたれ煮(税込1000円)」も人気の商品。新鮮な20キロ前後のまぐろの「かま」をタレで煮込んだもので、これぞ地元でしか食べられなかった漁師の味です。

もう1カ所、大間での滞在時間を有効に利用して買い物をしたいというかたには、大間フェリーターミナル内のショップがぴったり。大間来訪の記念に買われる方が多いという「マグロ一筋Tシャツ(税込2057円)」などがあります。

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◆大間観光、ここもおすすめ

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西吹付山展望台
フェリーターミナルからタクシーで10分ほどの丘の上にあり、大間の町をはじめ、函館の市街や函館山(写真の左のほう)、津軽海峡、いさり火などが一望できます。ここから見える函館の夜景を、地元の方は「よごやげー(横夜景)」と呼んでいるそうです。

大間温泉海峡保養センター 
本州最北端の温泉で、日帰り入浴も可能(大人380円)。フェリーターミナルからはタクシーで5分ほどの山中にあります。旅の疲れを癒しに立ち寄る観光客のかたも多くいます。


【データ
津軽海峡フェリー函館フェリーターミナル 函館市港町3-19-2 0138-43-4545 
津軽海峡フェリー大間フェリーターミナル 青森県下北郡大間町字根田内10 0175-37-3111
大間タクシー 青森県下北郡大間町大間89-1 0175-37-2213 
魚喰いの大間んぞく 青森県下北郡大間町字大間平17-377 0175-37-5633 8:00~18:00 不定休 
大間観光土産センター 青森県下北郡大間町字大間平17-728 0175-37-3744 8:00~18:00(10~4月は17:00まで)無休 
西吹付山展望台 青森県下北郡大間町字内山 大間フェリーターミナルより車で10分
大間温泉海峡保養センター 青森県下北郡大間町字内山48-1 0175-37-4334 8:00~21:00(日帰り入浴)無休 
料金大人380円、小学生330円、幼児170円 リンスインシャンプー・ボディーソープの備えつけあり、タオルはフロントにて販売  
大間フェリーターミナルより車で5分

【大間町のイベント】
浜のチャレンジ市 青森県下北郡大間町大字大間字下手道59-3 9:00~15:00 不定開催
ブルーマリン・フェスティバル 例年8月14日 舟漕ぎ競争、マグロ解体ショーほか 
会場/大間港(旧フェリー埠頭) 問い合わせ/大間町産業振興課 0175-37-2111
日曜日はマグロだDAY! 9~10月の毎週日曜日(2015年の開催日) マグロ解体ショー、特産品販売ほか 
会場/大間港(キュウレイ) 問い合わせ/大間町浜町商店会(宮野製パン・宮野)0175-37-2718
朝やげ夕やげ横やげ~大間超マグロ祭り 2015年10月24日(土)・25日(日) マグロ解体ショー、特産品販売ほか
会場/大間港(旧フェリー埠頭) 問い合わせ/大間町観光協会0175-37-2233(大間町商工会内)

【大間町の観光情報】
大間わいどアップ(大間町観光協会)

【函館からのツアー】
フェリー往復(函館⇔大間)+「大間んぞく」のスペシャルまぐろ定食(小鉢2つつき)
※人のみで乗船の場合は、フェリーターミナルまでお迎えあり(当日、船の到着20分前までに電話連絡)
料金/大人7160円~、小学生4760円~ マイカー追加料金(往復)普通車18160円~、軽自動車12900円~
2015年5月16日~10月31日
問い合わせ アクセス(はこなび)0138-53-2727

※記者TT 2013/6/22取材、7/22公開、2015/9/8更新 
写真提供/大間町役場、大間町観光協会、津軽海峡フェリー株式会社、大間観光土産センター、田村正美さん