トップに戻る
足をのばして欲張り旅 「大沼・七飯・森・鹿部・北斗エリア」

パノラマ風景を楽しむ、噴火湾・八雲ドライブ

drivemap-yakumo04.png
函館から国道5号線を北上して、車で片道約2時間の八雲町。

小高い丘の上にある道立公園「噴火湾パノラマパーク」は、屋内外の遊び場や休憩施設が充実していて、子どもたちに大人気。その名前の通り、眼下に広がる噴火湾のパノラマが見渡せます。また、周辺には、新鮮な地元食材を味わえるレストランやアイスクリーム店もあります。

青空の日におすすめ、小さな子ども連れのファミリーでも楽しめる、八雲町へのドライブ旅行をご紹介します。

◆雄大な駒ヶ岳と海を眺めながら、八雲まで2時間のドライブ

20150531c01.jpg
函館から八雲に向かうには、大沼国定公園を経由していきます。幹線道路「函館新道」を抜けて大沼トンネルを出ると、そこはみなみ北海道屈指の景勝地、大沼国定公園。天気のいい日には、標高1131メートルの活火山、駒ヶ岳の姿が目に飛び込んできます。

大沼から森町一帯まで、木々に見え隠れしながら存在感を放ち続ける秀峰駒ヶ岳(最初の写真)。「道の駅 YOU・遊・もり」の展望ラウンジからは、駒ヶ岳や羊蹄山、噴火湾が一望できるので、トイレ休憩かたがた立ち寄ってみてもいいでしょう。

ここを過ぎると間もなく、海岸沿いの絶景の道に。ほぼ円形(直径約50キロメートル)の噴火湾の形を手に取るように感じながら、車を走らせることができます。途中、海沿いの駐車場に停まれば、後方の海越しに駒ケ岳が。函館を出て八雲まで約75キロ、交通状況がよければ1時間半から2時間で到着です。

20150531c03.jpg 20150531c53.jpg


◆地元の豊かな食材を味わう「ハーベスタ―八雲」でランチ

20150531c05.jpg
この日は9時過ぎに函館を出発して、11時ごろに噴火湾パノラマパークのある八雲町に到着。パノラマパークの向かいにあるレストラン「ハーベスタ―八雲」は、国産ハーブ鶏のフライドチキンや、周辺の契約農家の育てた新鮮な野菜、噴火湾産の魚介を生かした料理で人気が高いので、混み合う前に早めのランチをとることにしました。

ご自慢のチキンのほか、いろんな種類のピザやパスタがあります。ピザなどは注文時に引き取りカードと呼び出しアラームを渡され、アラームが鳴ったら受け取りに行くシステム。石窯から取り出されたばかりの熱々のピザを受け取るときには、心が躍ります。

この日は多少風が強かったのですが、眼下に牧場と噴火湾の眺めを楽しめるテラス席でピクニック気分を味わいました。美味しい空気と一緒に、新鮮素材の料理をいただきます!

20150531c07.jpg 20150531c19.jpg
「葉っぱも海もキラキラしているね!」「空気が澄んでいて、向こう岸まではっきり見えるね!」と歓声を上げる子どもたち。

20150531c10.jpg 20150531c15.jpg

20150531c55.jpg 20150531c14.jpg 20150531c16.jpg
にんにく風味でスパイスがピリッと効いた「ローストチキン(税込385円)」/
たっぷりの旬野菜とマイルドな酸味のトマトソースがマッチ「新鮮野菜のピッツァ(税込1515円)」/
トマトソースに海の幸が入った冷製の「海のスパゲッティ(税込875 円)」


◆屋内外の遊び場が充実の「噴火湾パノラマパーク」

20150531c25.jpg
おなかを満たしたあとは、お楽しみの「噴火湾パノラマパーク」へ。60ヘクタールを超える広々とした敷地に、さまざまな遊び場と、パークゴルフ場、キャンプ場、畑や果樹園などを備えた道立公園です。

まずはビジターセンター「パノラマ館」へ。屋内遊び場「キッズアリーナ」は幼児専用スペースも広く、小さな滑り台やソフトブロック、絵本などがある別室もあります。小さい子の遊びを見守りながら、しばしおなかの休憩です。

少し落ち着いたら、お待ちかねの「まきばの冒険広場」へ。トランポリン、ローラー滑り台、回転式遊具など、ダイナミックな遊具がたくさん。今回はディスクゴルフにも挑戦してみました。ゴルフと同じルールでプラスチック状の円盤を投げ、専用ゴールに何投で入れられるかを競います。3歳の子も含めてのんびり9ホールまで、1時間程度。緑の上を歩きながら楽しめました。

20150531c20.jpg 20150531c22.jpg 20150531c23.jpg
パノラマ館は授乳室も完備。男性用トイレの個室にもベビーホルダーがあり、ファミリーには嬉しい施設です。

20150531c30.jpg 20150531c29.jpg
ディスクゴルフ場とまきばの冒険ひろば。子どもだけでなく大人にも人気の遊具がたくさんあり、みんなの笑い声が響きます。

20150531c26.jpg 20150531c31.jpg 20150531c32.jpg


◆酪農の町に来たらはずせない!  新鮮牛乳のアイスクリーム

20150531c39.jpg
2時間以上遊んだら、しっかり食べたはずのランチはどこへやら。また小腹が空いてきました。

北海道酪農の発祥の地といわれる八雲町は、今も生乳生産の盛んな酪農の町。ここに来たらやはり味わいたいのが、新鮮な牛乳を使ったアイスクリームやソフトクリームです。そこで、パノラマパーク隣のアイスクリーム店「元山牧場直営店 エルフィン」へ。

搾りたての新鮮な牛乳を使ったアイスクリームやソフトクリームは、牛乳そのもの風味を味わえます。アイスは1色、2色盛りともに同価格と聞き、十数種類の中から2種類をチョイス。小さな子どもには、ひと回り小さい「子どもサイズ」があるので、みんなと一緒に一人前にかぶりつきたい3歳の子も満足です。

休日の店内は混みあいますが、2階席も広く、眺めのいいテラスもあるのでくつろげます。

20150531c35.jpg 20150531c36.jpg


◆愛嬌たっぷりの木彫り熊たちに会える「木彫り熊資料館」

20150531c41.jpg
たっぷり遊んで食べて、最後はちょっとユニークなお勉強。エルフィンから車で15分ほど、JR八雲駅近くの「八雲町郷土資料館・八雲町木彫り熊資料館」に向かいました。北海道の工芸品としておなじみの「木彫りの熊」ですが、こちらではバリエーション豊かな木彫り熊の展示が多数あると聞いて、興味津々です。

資料館では、人のような表情や仕草をしている愛嬌たっぷりの木彫り熊たちに出会いました。この「擬人化」こそが八雲の大きな特徴で、幼児から中学生まで釘づけ! スキーをしたり、バットを振ったり、相撲をとったり、逆立ちしたりと、見る人を楽しませてくれます。

八雲町では、大正~昭和初期に木彫り熊作りが盛んだったという歴史があります。木彫り熊というと、鮭をくわえた姿が北海道土産の定番になっていますが、それは旭川で盛んに作られていた姿で、八雲の木彫り熊にはあまり見られません。それだけに、八雲独特の木彫り熊を見るために、全国各地から訪れる人がいるそうです。

20150531c45.jpg 20150531c46.jpg


20150531c06.jpg
いかがでしたか。広大な景色と充実した遊び場、地元食材の美味しい料理などで、大人も子どもも120%楽しめた、函館から八雲への小旅行。往復で約150キロ、運転時間は4時間程度の距離にあり、手ごろなドライブコースです。特に午後6時前後でも明るい5月末の休日だったので、ゆっくりと周ることができました。

噴火湾パノラマパークは道央自動車道八雲パーキングエリアにも隣接しており、徒歩で自由に行き来できます。八雲は函館から登別や札幌方面に車で向かう途中にあり、北海道の周遊旅行の際には途中でこちらでの休憩をプランに加えると、ファミリーでの長時間ドライブのリフレッシュにもなりそうです。

※記者C 2015/5/31取材、6/16公開