370年を超える歴史を誇る北海道最古の祭り、江差町の「姥神大神宮渡御祭」。ニシンの豊漁に感謝する気持ちを込めて行ったのが起源とされ、神輿(みこし)に供奉する13台の山車(やま)が、優雅な祇園囃子の調べにのって町を練り歩く様子は、豪華絢爛そのものです。
毎年8月9、10、11日の3日間にわたって行われるこの祭りには、人口1万人ほどの江差の町が、観光客や帰省客なども含めた5~6万人で賑わうとか。
今回は、この山車の1つ「義公山」にご縁があって、山車を引かせてもらうことができました。2011年8月10日、いにしえ街道などを巡る「下町巡幸」を一緒に体験した5時間、熱気あふれる夜をレポートします。
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