黄金のしいか

こんがり焼き目のついた黄金色の姿で、いかの香りがたっぷりと漂う乾燥珍味「黄金のしいか（1枚1080円）」。新鮮ないかで作った出来立ての乾燥珍味を観光客の人たちにも味わってほしいと、水産加工の老舗メーカー「一印 青山水産」で20年以上いか加工に携わってきた現在の店主が独立し、2014年4月、函館朝市駅二内に「マルイチ 青山水産」をオープンさせました。製造の過程を目の前で見られる実演販売と、店の周り一帯に漂う香ばしいいかの香りに、食欲をそそられます。

 

「黄金のしいか」の魅力は、しっかりとしたいかの味と香り、そしてジューシーさも残る口当たりの柔らかさ。函館産の新鮮ないかを、加熱・プレスした後、ローラーで約3倍の長さに引き伸ばします。長い姿をその場で折りたたんでパッケージしてくれるのもユニーク。職人の丁寧な手仕事で、いかそのものの味と香りが十分に引き出され、ソフトな歯ごたえが生まれます。

 

いかの香りに誘われて足を止めたら、ぜひ試食を味わい、気さくな店主に「黄金のしいか」の特徴について聞いてみましょう。店頭に並ぶいかやホタテ貝柱の乾燥珍味、鮭の乾燥珍味の鮭とばなども、素材の質にこだわることで香りと旨味がふんだんに引き出された逸品です。

 

幅広い年代層のかたにおすすめでき、外国人観光客にも人気。「こんなにやわらかい口当たりのいかの乾燥珍味は初めて食べた」「また買いたい」と言われることも多いといいます。新鮮ないかを使った作りたての乾燥珍味、ひと味もふた味も違う美味しさを、ぜひ堪能してみてください。