函館市旧イギリス領事館(開港記念館)

※函館新聞撮影※旧イギリス領事館.JPG

1913(大正2)年築、1934年まで領事館として使用。1992年改装して開港記念館として一般開放。内部にはティールーム、英国雑貨店を併設。

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※函館新聞撮影※イギリス領事館フォトスペース.JPG
 1859(安政6)年の開港とともに、アメリカ、ロシアに次いで函館では3番目に開設された領事館です。最初は当時、現在の弥生小学校付近にあった称名寺内に仮設、1863(文久3)年に現在のハリストス正教会(函館市元町3)付近に新築した後は、幾度かの大火に見舞われ、現在の建物は1913(大正2)に竣工したものです。1934(昭和9)年に領事館としての役目を終えて閉鎖され、1992(平成4)年に復元されて以降は、開港記念館として一般開放されています。函館市指定文化財(有形文化財)。
 
 2009(平成21)年の開港150周年を機に館内をリニューアル。体験型展示に重きを置き、展示室のうち、領事執務室と家族居室は3代目領事リチャード・ユースデンが使用していた当時を再現していて、椅子に腰を掛けたり、調度品に触れることができます(一部を除く)。ユースデンは、函館公園(同市青柳町17)の造成を提唱するなど、函館の町づくりに尽力した人物です。
 
 開港ミュージアムでは、ペリー来航をきっかけに開港するまでの歴史をパネルで学べるほか、室内に置かれた木樽のスコープをのぞき込むと、町風景の移り変わりや、外国人が音楽に合わせてユニークに踊る動画を見て楽しめます。天井がガラス張りの開港記念ホールには、古い絵地図「箱館真景」を基に、ペリーのたどった航路や世界地図をダイナミックに描いたカラフルなカーペットが敷かれています。また、開港当時の町並みに自分の顔を映し出せる「函館ハイカラスクエア」では、一風変わった記念写真を収めることができます。
 
 2023(令和5)年のリニューアルでは、1階のティールームとショップの内容を一新。1階には「プリンセスフォトスペース」を新たに設け、真っ赤な椅子やローブ、エリザベス女王が実際に使っていたというティアラのレプリカが用意された撮影スポットとなっています。中庭にある、60種153株(平成30年7月現在)を植え込んだバラ園は、例年6月下旬~8月上旬が開花の見ごろ。開港記念館に入館しなくても利用できます。
 

カテゴリー

  • 元町・函館山
  • 歴史的建造物(一般入場可)
  • 街歩き
  • 博物館(市内)
  • 写真映え
  • レトロ
  • 明治・大正の建物
  • 異国情緒、教会・修道院
  • 花の名所
  • 指定文化財等
  • 雨や雪でも楽しめる
  • 市電から徒歩5分以内
  • 英語看板

詳細情報

住所 函館市元町33-14
アクセス情報

市電 「末広町」電停 下車 徒歩5分

電話番号 0138-83-1800
利用時間

9:00~19:00(4月~10月)、9:00~17:00(11月~3月)

休日

12月31日、1月1日

利用料金

大人300円、学生・生徒・児童150円。共通券あり

駐車場

なし

関連リンク 函館市旧イギリス領事館

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