千歳坂

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1879(明治12)年の函館大火以後にできた坂。かつて坂の東側にあった神社の松の木にちなんで名前がついた。突き当たりには東本願寺船見支院、実行寺、称名寺など、歴史ある寺が並ぶ。

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市電通りの角にスーパーマーケットがあるのに加え、一本山寄りの道に商店街が後背していることから、にぎわいのある生活道路の雰囲気が色濃い千歳坂。沿道の町並みにも、ゆとりある市民生活を感じ取れます。 坂上の手前に旧函館西中学校があり、その向かいには、セミクジラのモニュメントをあしらった鯨族供養塔が建っています。海からの恩恵ともいえる鯨食文化に感謝の意を奉げる証として、地元住民や水産業者などにその存在を見直されつつあります。
 
以前は、神明社(現在の山上大神宮)へ通じる短い坂で、神社の神楽殿にちなんで「神楽坂」と名づけられていました。また、境内に生える松から「松蔭坂」とも呼ばれましたが、最終的には不老長寿の云われがある「千歳の松」から、1877年代以降は「千歳坂」が一般的な呼び名となったようです。
 
時代は移れど、坂の突き当たりにある東本願寺船見支院をはじめ、実行寺称名寺が建ち並ぶように、由緒正しき場所に変わりはありません。各寺には偉人の墓が多く並んでおり、足を伸ばすついでに、歴史の一端に触れる機会にしてみてはいかがでしょう。

カテゴリー

  • 元町・函館山
  • 街歩き
  • 眺望がいい
  • 市電から徒歩5分以内
  • 英語看板

詳細情報

住所 函館市船見町
アクセス情報

市電 「函館どつく前」電停 下車 徒歩3分

問合せ先 函館市観光案内所
電話番号 0138-23-5440
駐車場

なし

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