榎本武揚之像

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箱館戦争時、旧幕府脱走軍の総裁だった榎本武揚の功績を称え、榎本の号である梁川(りょうせん)にゆかりの、梁川(やながわ)公園内に建立された銅像。

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2012(平成24)年12月、函館にゆかりのある人物・榎本武揚の功績を称えて、梁川公園に「榎本武揚之像」が建立されました。像は、蝦夷地仮政権の総裁だった30代前半の姿をモデルに作られました。碑文にはプロフィールが書かれており、どのような人物であったのかが想像されます。

榎本武揚は、1867(慶応3)年の大政奉還後、旧幕府海軍の艦隊を率いて江戸を脱走。翌年10月に五稜郭を占領しますが、1869(明治2)年5月、新政府軍の攻撃により敗北。東京へ送られ、投獄されました。その後、日本の近代化に彼の能力が欠かせないと、黒田清隆等の助命嘆願によって赦され、1872(明治5)年に開拓使の職につきました。その後、特命全権公使としてロシアと樺太・千島交換条約の締結に尽力したほか、初代の逓信大臣、農商務・文部・外務の各大臣を歴任。さらに、電気学会・工業化学会・気象学会・地学協会などの会長職を通じて、日本の近代化に貢献しました。

これらの功績を知ってもらおうと、市民有志でつくる「榎本武揚を顕彰する会」が函館市に提案し、榎本の号である梁川(りょうせん)にゆかりの梁川(やながわ)公園内に銅像が建立されました。梁川公園は、桜の咲く公園として地域の人に親しまれており、特別史跡五稜郭跡からもほど近い場所にあります。

カテゴリー

  • 五稜郭
  • 銅像・記念物
  • ゆかりの人
  • 歴史好きに

詳細情報

住所 函館市梁川町24-2
アクセス情報

市電 「五稜郭公園前」電停 下車 徒歩8分

問合せ先 函館市観光案内所
電話番号 0138-23-5440
駐車場

なし

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