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「はこだてイルミネーション」きらめく光の海を歩く
101215nightviewK01.jpg寒い冬だからこそ、より一層きらめく風景があります。白い雪と澄んだ空気が、街の明かりをさらに魅力的なものへ。イルミネーションの明かりが雪に反射して拡散し、夜空がほの明るく照らし出されます。

冬の函館の魅力は尽きません。寒いからとホテルに閉じこもっていてはもったいない! 冬でなければ見られない函館の魅力を満喫しませんか?

例年12~2月の函館は「はこだてイルミネーション」を開催中。代表的な坂道が約5万個のイルミネーションで輝き、美しく彩られます。2月の八幡坂・二十間坂・二十間坂通りを歩きながら、美しいイルミネーションと素敵な建物をご案内しましょう。


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末広町より八幡坂を見上げる。坂の突き当たりには函館西高等学校があります。こちらの高校は、歌手の北島三郎さん、芥川賞作家でミュージシャン・映画監督など多彩な才能の辻仁成さんの出身校でもあります。輝くイルミネーションに導かれ、坂を上っていきます。
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八幡坂の上からは函館港が一望できます。正面には、ライトアップされて海上に浮かぶ旧青函連絡船「摩周丸」が輝いて見えます。この坂はCMやドラマ・映画などに数多く登場するのでご存知の方も多いと思いますが、イルミネーションと摩周丸の組み合わせは冬限定の風景です。

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八幡坂の突き当たりを左に曲がると、右手に名もない小さな坂があり、少しのぼって上から見下ろすと、遠くの街の明かりが輝いて見えます。薄いピンク色のレトロな建物は遺愛幼稚園。大正2年建築のこの建物は、現在も現役の幼稚園として使用されています。
 
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チャチャ登り。この坂の名の由来は、アイヌ語で「おじいさん」を意味する「チャチャ」から。おじいさんのように背中を丸めなければ登れないほどの急な坂であることから、こう呼ばれるようになったそうです。坂の途中で振り返ると、左下には光輝くカトリック教会が見え、大三坂が下まで続いています。


101215nightviewK06.jpg背中を丸めて坂を上りきり、後ろを振り返ると、そこには「とびきりのご褒美」が待っています。左からハリストス正教会・カトリック教会・聖ヨハネ教会の、3つの教会が一望できます。夜空に浮かび上がる教会群は、神秘的でとてもロマンチックです。この幻想的に輝く美しい風景を見れば、寒さや疲れもきっと忘れてしまいますよ。


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チャチャ登りから少し下りて、カトリック教会の前を右方向へ進むと、次は二十間坂。道幅が二十間(約36m)あり、明治の大火後に防火線として整備されたものです。広い道路を照らす街路樹のイルミネーションが、坂下まで延々と続きます。左側に見えるのは東本願寺函館別院。日本最初の鉄筋コンクリート寺院でもあり、大火の歴史がこの場所に刻まれています。
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二十間坂を下りてそのまま真っ直ぐ進むと、二十間坂通りへと続きます。光り輝く幻想的なイルミネーションが、一帯を美しく照らしています。通り沿いにあるライトアップされたれんが造りの建物は、はこだて明治館。明治時代に建てられた旧函館郵便局が商業施設として使用されており、函館でのレトロ建築再活用のパイオニア的存在です。


今回歩いたコースは、坂が多くて傾斜もきつい場所があるので、ゆっくりと時間に余裕をもって歩くことをお勧めします。
(1時間ほどを予定するほうがいいと思います)

※記者L 2010/12/15取材

【今回の散歩コース】
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アクセス:函館市電の末広町電停にて下車
道順:八幡坂(末広町)~教会群・二十間坂(元町)~二十間坂通り(豊川町)