国の特別史跡・五稜郭を眼下に眺望できる観光施設として、1964(昭和39)年に誕生した函館のランドマーク、五稜郭タワー。
創業40年を契機に建て替えに着工し、2006(平成18)年に完成した現タワーの高さは107m(避雷針高)となり、60mだった旧タワーを大 きく上回ります。展望位置も旧タワーでは45mでしたが、現タワーでは上層階で90mと元の2倍の高さとなり、五稜郭の星形をくっきりと確認できるように なりました。
2層構造の展望台2階には、ペリー来航に始まり、箱館戦争、明治時代に行われていた堀での氷の切り出しといった、時代の場面を造形したジオラマ 16体が並べられています。ケースには4コマ漫画が載せてあるほか、壁面を覆い尽くすグラフィックでは、五稜郭の歴史がより詳しく解説されているので、通 になるための知識を培えます。
天井と壁面の大半がガラス張りの1Fアトリウムは、地元市民と観光客に憩いの場として利用されています。ステージ上では演奏会・ショーをはじめ、 広いスペースを活用したパネルや花卉の展示など、来場者を楽しませるイベントが目白押しです。土日祝日には、タワーのイメージキャラクター「GO太くん」 が登場するため、子どもたちを中心に記念撮影に引っ張りだこ。
このほか、新撰組副長の土方歳三をモチーフにしたタワー限定のお土産を扱う売店、デザートを味わえるカフェなど、一日居ても飽きないほど、各種施設が充実しています。同タワー企画室は「箱館真景図をはじめとする昔の絵図は、函館山を中心とする景色でした。
「函館山からの夜景とは一味ちがう町の光景が新鮮に映るはず」と、市内を一望できる360度の大パノラマが自慢。五稜郭の星は、春にピンク、夏に緑、秋に赤黄、冬に白色と姿を変えるため、四季折々の楽しみがあります。
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