あなたのテーマでディープな函館 「ファミリー」

ミニ遊園地に動物園、子供と楽しむ函館公園 

140518C07.jpg
「子連れで函館旅行、さて、どこに行こうかな」というときにお勧めしたいのが、函館山のふもとに位置する函館公園です。

明治のはじめに市民参加で完成した歴史ある公園で、今も桜や紅葉を楽しむ市民の憩いスポットとなっています。その敷地内には、レトロな遊園地「こどものくに」をはじめ、ミニ動物園、水遊び広場、自由に駆け回れる起伏のある園路など、小さな子供もゆっくり遊べる場所がいろいろ。時間を忘れて、とびきりの思い出づくりができることでしょう。

公園大好きな「はこぶら」ママ記者と子供たちが、函館公園のお楽しみをご紹介します。

◆ミニ遊園地「こどものくに」は、ドキドキわくわくワンダーランド

140522M03.JPG
真っ先に向かったのは、公園内にあるこどものくに。13種類の遊戯施設、小型乗り物類十数台、ゲームコーナーがあるミニ遊園地です。現在稼働する中では国内最古の観覧車や、全国的にも珍しい中古の重機を利用した遊具など、話題性に富んでいます。

小学生が楽しめるものもありますが、メインターゲットは小さな子供たち。地元の子、旅行で訪れた子が、せっかく遊びに来たのに年齢制限や身長制限などで体験できない物ばかりでは残念だからと、基本的に制限がついていないものがほとんどです。親と一緒に乗ることもできるし、しっかり座って手すりをきちんとつかめれば、子供同士で乗れる物もあります。入園は無料、遊具等の利用料金は1回300円、8回の回数券2000円(ともに税込)です。

乗り物の動きに高さや角度がついても、激しさはありません。「絶叫系は苦手!」という付添いの大人も、ゆったり楽しめます。

●癒し系の乗り物は?
140518C02.jpg
のんびりペースで走る「新幹線やまびこ号」。2歳の弟は小学1年生のお兄ちゃんと一緒に、張り切って先頭車両に乗り込みました。スタート時点では少し緊張した表情を見せていましたが、すぐに笑顔で手を振る余裕も。先頭車両は、運転手気分も味わえたことでしょう。

「メリーゴーランド」は、小学校高学年のお姉ちゃんと。上下の動きのない、パトカーに乗り込みました。クルクルと変わっていく景色に多少圧倒されながらも、自分でも必死に運転している気分だったようで、握りしめたハンドルを離しませんでした。

施設の中心部、お化け屋敷の上にある「飛行機」で風を切るのも心地よい! 小さいお子さんは、お母さん、お父さんと一緒に空中散歩を楽しみましょう。

140518C03.jpg 140518C04.jpg

●適度なドキドキ感が味わえる乗り物は?
140518C05.jpg
少し刺激がほしい大きい子には、「APOLLO2000」をおすすめ。船が前後に揺れる幅が次第に大きくなっていって、こどものくにの中で最もスリルある乗り物かもしれません。

落ちる一瞬の怖さよりも、ボヨヨーンと弾む感覚が楽しい「フロッグジャンピング」

そして、意外なスリルに驚くのが「観覧車」。1950(昭和25)年、函館近郊の七飯村(当時)の大沼湖畔に作られ、1965(昭和40)年にこちらへ移されたもので、国内で動いている現役の観覧車の中では最も古いそうです。こどものくにのホームページでは「ある意味絶叫系」と紹介。直径10m、高さ12mと小規模ですが、ボックスタイプの観覧車のように周りが覆われていないので、高く上がるにつれて心もとない気分に襲われるかも!? しかし、見回すと、わずかな間ですが右手に津軽海峡を望むことができます。

140518C06.jpg 140518C14.jpg

●新登場! はたらく車好きにはたまらない「ユンボ DE GO!」
140518C08.jpg
2014年のゴールデンウィーク前に導入された「ユンボ DE GO!」。ユンボというのは、建設現場で活躍するパワーショベルの一種で、重機を使った遊具を集めたイギリスのテーマパークにヒントを得て、導入。本物の重機を利用した遊具は、国内の遊園地で初めてとのことです。

レバーを前後左右に動かして、アームにぶら下がった鉄球で、ボーリングの球の絵が描かれたパネルを倒していきます。制限時間の2分以内に、何本倒せるかな!? 

こどものくにの乗り物や遊具には、メリーゴーランドや飛行機など、開園した1956(昭和31)年5月当初から動いているものもありますが、毎日の点検と月1回の定期整備、繁忙期前の点検、年1回の国指定検査を受けながら、現役で立派に活躍しています。


◆ミニ動物園では、おっとりとした動物とふれあうことができる

140518C10.jpg
こどものくにを満喫した後は、隣接する動物施設の動物たちに会いにいきましょう! ポニーやミニチュアホース、ヤギ、シカ、ウサギ、いろいろな鳥たちに出会えます。タイミングがよければ、インドクジャクが羽を広げて出迎えてくれるかもしれません。

ミニチュアホースは、広々としたスペースに2頭がのんびりすごしています。柵の隅で突然用足しをする様に、子供たちは「ご飯をいっぱい食べたのかなあ」とビックリ。

オリの中にいるワシやタカなどの猛禽類たちの前で、個性豊かな表情に引きつけられて凝視している様子は、にらめっこをしているかのよう。おっとりした雰囲気を携えた動物たちを眺めてまわる時間は、こどものくにで楽しい刺激をたっぷり受けた子供たちを、クールダウンさせてくれました。

140518C13.jpg 140518C11.jpg


◆噴水広場で水遊び、広い園内を探検......遊びは自由自在

140518C09.jpg
遊園地、動物園以外にも、函館公園には遊び場がいっぱい。動物施設わきには複合遊具がありますし、メイン広場には噴水があり、暖かい季節には水遊びをすることができます。オムツを卒業したら、ぜひ体験したいですね。噴水の周りにはベンチや芝生があり、ピクニックをすることもできます。

こどものくにの切符売り場近くにあるトイレは、男女用のほか、多目的トイレがあります。オムツ替えができるベビーシート、赤ちゃんを座らせることができるベビーキープのほか、着替え台も設置されているので、不意に衣服を汚して着替えが必要になることもある乳幼児とのお出かけにも、心強い味方です。

園内は起伏に富んで景色の変化も豊か。ゆるやかな坂道が多いので、子供にとっては緑の中を駆け回るだけでも楽しい運動になります。大人も散策を楽しみながら、園内をのんびり歩いてみてください。

140522M02.JPG 140518C12.jpg

函館公園(函館市青柳町17。市電「青柳町」電停から徒歩3分) 0138-22-7255(函館市住宅都市施設公社) ⇒はこぶら記事
函館公園こどものくに 0138-22-5039(北海興業株式会社) ⇒はこぶら記事

※記者C 2014/5/17取材、5/23公開