函館の懐かしメニュー クジラの竜田揚げ
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函館では、毎年春になるとツチクジラ漁が行われます。2015年は5月25日に漁が解禁され、6月1日に初水揚げがあって、函館っ子の食卓をにぎわせています。

街の食堂や居酒屋でも、この時期限定のクジラメニューがお目見え。竜田揚げは、小さい頃から給食などで親しんできた懐かしの味です。そのほか、通年で食べられる名物メニューもあります。

函館で手軽に味わえるクジラ料理をご紹介しましょう。


110602M02.JPG函館と深いつながりのあるクジラ

ツチクジラは国際捕鯨委員会の規制対象外で、商業捕鯨が認められていて、農林水産庁から函館に10頭の捕獲枠が与えられています。5月25日から7月31日のあいだに道南沖日本海で捕獲して、函館の豊川埠頭や松前港に水揚げされる予定です。

函館には昔からクジラを食べる文化があり、正月にはクジラ汁やクジラのベーコンがかかせないなど、生活に密着した存在。今回も水揚げの翌日には、市内の鮮魚店やスーパーに新鮮なクジラ肉が並びました。

ツチクジラの「赤肉」は、クジラ独特のうまみと、適度に脂のあるジューシーな肉質が人気。ミンククジラに比べてクセが少なく、柔らかいのが特徴です。店頭価格は100g150~200円前後で、家庭ではしょうが醤油の下味で竜田揚げにしたり、おろししょうがを添えた刺し身で食べたりします。


一番のおすすめは竜田揚げ

豊川町・魚市場内の「魚いち亭」では、今年も6月1日から30日までの限定で、定番の「くじら竜田揚げ定食」を提供。鶏のから揚げよりやや薄めに切った肉は、粉をまぶしてカラリと揚がり、香ばしさ満点。口にすると肉のうまみがジュワッと広がり、しょうが醤油の下味でご飯が進むおいしさです。マヨネーズを少しつけて食べてもよく合います。たっぷりのキャベツといっしょにどうぞ。

「函館市役所地下食堂」でも、例年「つちくじらの和風竜田揚げ定食」がメニューに登場。こちらは、アツアツサクサクをゆずポン酢のつけだれで。提供は6月8~30日の予定。入荷がなくなり次第終了になるので、確実に食べたい場合は事前にご確認ください。

110603M03.jpg魚いち亭
「くじら竜田揚げ定食(600円)」 大盛りは800円
豊川町27-6 函館市水産市場卸売市場2F 0138-22-0136
7~14時 休市日の日・水曜は休み
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函館市役所地下食堂
「つちくじらの和風竜田揚げ定食(580円)」
東雲町4-13 0138-27-1374 (一般の人も利用できます)
11~15時(LO14時) 土日休み


ほかにもこんなメニューが食べられます

130530M01.JPGくじら照り焼き丼
「魚いち亭」では、「くじら照り焼き丼(600円)」も提供。大盛りは800円。竜田揚げに甘辛いたれをからめてご飯にのせた、ボリューム感満点のどんぶり。くじらのクセもなく、柔らかく仕上がった、自慢のメニューです。
魚いち亭
(所在地等、上記参照)
     130530M02.JPGくじら刺し身
市内の居酒屋や寿司屋でも、この季節にはつちくじらが入荷するとメニューに加える店が多数。特に、くじらの刺し身は大人気。鮮度のいいくじらは驚くほどクセがなくジューシー、うまみたっぷりです。入荷しだいの提供になります。
北の台所 ヤマタイチ
松風町7-5 0138-22-5556 17~24時 月曜不定休
(ツチクジラ刺し身580円+税) 

※編集室M 2011/6/1取材、2015/6/3更新 

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