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たちかわけじゅうたくてんぽ
明治34(1901)年、米穀商初代太刀川善吉が建築した土蔵造り2階建店舗。煉瓦積み漆喰塗りの不燃建築。国指定重要文化財。2019年6月から貸スペースとして活用されている。
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太刀川家は、江戸末期から米穀店、漁業、回漕業を営んで財を成した商家で、この住宅兼店舗は、1901(明治34)年に建てられたもの。レンガ積みの土蔵造りで、洋風アーチを取り入れ、左右に卯建(うだつ。防火用袖壁)がついているのが特徴です。明治40年の大火でも難を免れた防火造りの建物。内部の梁や柱などの木組、欅の大きな一枚戸なども見事です。明治の商家建築として、1971(昭和46)年に国指定の重要文化財となりました。函館市景観形成指定建築物。
カフェ&レストランとして営業していましたが、建物の経年劣化の調査とメンテナンス工事を行うため、2018年10月で閉店。2019年6月から、会議、パーティー、展示会、撮影などを対象にした貸スペースとして活用されています。
なお、隣の洋館は、1915(大正4)に応接専用室として増築されたもの。国内外の有力者を招いて文化交流や国際交流が行われていました。大正ロマンを感じさせる華やかなデザインが随所に見られる函館市景観形成指定建築物。こちらも、2019年から「太刀川家 洋館ゲストハウス」として、宿泊利用(ベッドルームやリビングダイニングなどを備える一棟貸し)が可能になりました。
※hakobura 2009/4/1公開 2022/11 更新
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