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スポット情報 観光スポット 「歴史的建造物(外観は見学可)」

新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります

旧岡本邸

きゅうおかもとてい


優雅さと計算された緻密な意匠を持つ、昭和初期建築物の傑作のひとつ。工芸品の展示販売を行うギャラリー、カフェ営業を経て、現在は閉店。映画「PとJK」のロケ地になった。

元町の八幡坂と日和坂の間、旧相馬邸のある横通りに面して、どこから見ても上質な洋館に見える建物があります。それも、坂を利用して地下までも備えた豪奢で贅沢な造りのもの。その内部は、もしも現代に再現しようとしたら、どこかわざとらしくて逆に薄っぺらく感じられるかもしれない、レトロで優雅な佇まいを持っているものです。

この建物が建築されたのは昭和2年、当時「ウロコ」の愛称で函館で確たる地位を築いていた函館製網船具株式会社の、社長・岡本康太郎氏の娘婿・岡本栄三郎氏の邸宅として建設されたもの。単なる偶然かもしれませんが、同じ年に、この建物の真下に通称プレイリーハウス(旧佐田邸)という、同じく全て洋風で仕上げられた建物が建築されています。当時の潮流となっていたのか、どちらかが相手を意識したのかは、今となってはわかりませんが、高級住宅街である元町に相応しいお洒落な建物が、同時に出現したことになっています。

建築は、日本初のコンクリート寺院・東本願寺函館別院、旧丸井今井函館支店、大正の大火で消失した元町カトリック教会を改修工事で現在の形にした木田保造が担当しており、この建物の二階和室にその棟札が飾られています。これはとても貴重な歴史を語る現存物です。

この建物には、どこを見ても「陳腐でそれなりではあるけれど」と表現されるべき箇所はありません。要所に散りばめられたステンドグラス窓、立ち位置を意識してそこから見える内壁の作り方、または空間の表現や逆に隠し方、地下洋間から続く居住者か訪問者だけが楽しむことを許された閑静な庭など、非の打ちどころが全くありません。

以前は工芸品や雑貨を展示販売するギャラリー(はこだて工芸舎)、ニョッキとジェラートを提供するカフェ(函館パターテ)が営業していましたが、現在は使われていません。2017年3月に公開された映画「PとJK」のロケが行われ、主人公の住居として登場しました。

参考資料/関根要太郎研究室@はこだて、はこだて人物誌

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※記者J 2011/8/25撮影(2017/10/2再撮影)、2011/9/30公開 2020/4 更新


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旧岡本邸
エリア 元町・函館山エリア エリア区分について
所在地 函館市元町32-5  Googleマップで開く
問合せ先 函館市観光案内所
電話番号 0138-23-5440  ※カーナビ検索には使えません
アクセス 市電 「末広町」電停 下車 徒歩5分
歴史好きに、市電から徒歩5分以内


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