新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります
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はこだてしぶんがくかん
旧第一銀行函館支店だった建物を活用して、函館市ゆかりの作家たちの著書や直筆原稿などを収蔵・展示。特に石川啄木関連の資料は充実、全国からも注目されている。
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函館市文学館は、1993年に開館。石川啄木、亀井勝一郎、辻仁成、佐藤泰志をはじめとする函館ゆかりの作家たちの自筆資料などを通して、函館の魅力にふれることができます。
建物は1921(大正10)年に第一銀行函館支店として建設されたもの。同銀行の移転後、株式会社ジャックスが使用してきましたが、文化振興に役立ててもらいたいということで、函館市に寄贈されました。以前銀行であった建物を活用し、金庫室であったところに重要な資料を展示しているなど、ユニークなつくりのところもあるのが特徴的です。
1階のシンボルディスプレーでは、文芸評論家「亀井勝一郎」の随筆・函館八景に基づいた函館市内各所の写真が大きく紹介されており、来場者の目をひきます(写真中)。また、函館ゆかりの作家たちの紹介コーナーに向かうと、パネル展示だけではなく、実際に使われていた筆記用具や辞典などの愛用品をはじめ、自筆原稿、下絵、挿絵なども多数展示され(写真下)、ファンのみならず、一般のかたでも興味深く見られます。2階はフロア全体にわたって、詩人「石川啄木」について紹介。函館市中央図書館「啄木文庫」所蔵の直筆原稿を定期的に入れ替えながら展示し、全国からも注目されています。
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※記者TT 2012/10/19取材、10/25公開 2021/5 更新
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新型コロナウイルスの影響で休業・営業内容変更の場合があります
開館時間 |
9:00~19:00(4~10月) 9:00~17:00(11~3月) |
休館日 |
12月31日~1月3日、展示替え・館内整理時 |
料金 |
一般300円、学生・生徒・児童150円(団体割引あり)。共通券あり |
駐車場 |
周辺に有料駐車場あり(元町観光駐車場など) |
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入館できる古建築、明治・大正の建物、指定文化財等、歴史好きに、雨や雪でも楽しめる、市電から徒歩5分以内、車イス対応トイレ、無料Wi-Fi、英語看板、中国語看板、韓国語看板