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もへじ ほくとせいひろば
1988~2015年に上野・札幌間で運行されていた寝台特急「北斗星」の客車2台を、かつて走っていた沿線の北斗市茂辺地で保存・展示。
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青函トンネルが開業した1988年から、北海道新幹線開業前年の2015年までの27年間、東京の上野駅と札幌駅を結んだ寝台特急「北斗星」。引退後、ほとんどの車両は解体されましたが、函館近郊の北斗市茂辺地町内の中学校跡地のグラウンドで、客車2両が2016年7月から保存・展示されています。内部の一般公開はされていません(外観のみ見学)。 現役時代の姿で保存されている2両は、列車の最後部に連結されていたB寝台車「オハネフ25 2」と、北斗星の特徴でもあった豪華なB個室寝台車で、一人用個室「ソロ」とシャワー室、ロビーを備えた「スハネ25 501」です。 現地は、秋には鮭が遡上してくる茂辺地川の堤防脇で、函館から道南いさりび鉄道で約35分の茂辺地駅から、徒歩5分ほどの場所。毎年11月3日には 北斗市茂辺地さけまつりも行われます。函館から足をのばして、秋の小旅行もおすすめです。
この保存・展示の経緯は、かつて北斗星が走行していた沿線であった北斗市の個人・団体が中心となり、長年愛されてきた北斗星の車両を市名でも縁のある北斗市内で保存すべく「北斗の星に願いを推進委員会」を立ち上げ、クラウドファンディングにより全国から保存費用を募って、解体の危機に瀕していた2両の寝台車をJR北海道から購入したというもの。設置に当たっては、北斗市の協力を得て「道南いさりび鉄道」茂辺地駅近くの旧茂辺地中学校グラウンドで公開が実現しました。
※編集室M、記者X 2016/7/31取材、8/16公開 2021/1 更新
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問合せ先 |
茂辺地地区創生会議(事務局:茂辺地支所) |
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