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しちざいばし
ベイエリアの掘割にかかる橋。金森赤レンガ倉庫群を望むビュースポットや、港の風景の一部となっている。現在の橋は1969(昭和44)年に架け替えられたもの。
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七財橋は、ベイエリアの赤レンガ倉庫群近くにある、石畳が敷かれたコンクリート製の橋。BAYはこだての2つの建物の間にある掘割(運河)にかかり、赤レンガ倉庫や函館山を望むビュースポットや、港の風景の一部として親しまれています。 1882(明治15)年に建てられた三菱汽船の事務所(現存せず)や倉庫(現在のBAYはこだて)に、沖止めの船から艀(はしけ)を使って荷物を運ぶための掘割が完成した後、1884(明治17)年に掛けられました。現在の橋は1969(昭和44)年に掛け替えられたもので、高倉健主演の映画「居酒屋兆治」に登場したことなどもあって、観光客にも広く親しまれています。また、7月の「函館マラソン」ではコース終盤の難所として、12月の「はこだてクリスマスファンタジー」では海上に浮かぶツリーを一望するスポットとしても注目されています。
七財橋の名前の由来は、三菱倉庫の建設工事全体の責任者で、橋の完成を待たずして死去した石川七財から採ったものです。倉庫は商業施設のBAYはこだてに転用されましたが、倉庫の建物と掘割と七財橋の3つがセットのままで維持されてきたことから、歴史的な価値が認められています。
※記者X 2019/8/1取材、8/8公開 2021/7 更新
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電話番号 |
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アクセス
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市電 市電「十字街」電停 下車 徒歩8分 |
駐車場 |
周辺に有料駐車場あり(76台。60分 400円(ただし60分以降30分 200円)、18:00~9:00 最大料金500円) |
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眺望がいい、歴史好きに