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あなたのテーマでディープな函館 「アウトドア」

春の花をたずねて、函館山「宮の森コース」を歩く

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函館山はロープウェイで上って景色を見るだけでなく、整備された散策路を歩いて、自然に親しむのも楽しみのひとつです。特に春は、さまざまな山野草が可憐な花を咲かせ、心をはずませてくれます。平坦な道で歩きやすく、春一番に花が楽しめる「宮の森コース」の花々をご紹介しましょう。
※花の咲き具合は、年によって異なります。

◆清々しい森と可憐な山野草の花を動画でご案内


2020年4月中旬、早朝の函館山の様子です。鳥のさえずりが聞こえ、可憐な花々があちらこちらに咲いていました。清々しい空気をお届けします。


◆いこいの広場から「宮の森コース」へ。木橋の散策路からスタート

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4月から5月にかけて函館山を散策すると、花のある風景が楽しめます。山麓には登山道がいくつか整備されていますが、その中でも「宮の森コース」は、函館山で一番早く春が来るといわれています。勾配もそれほどきつくなく、距離も手頃なので、函館山散策の入門コースとしても最適です。

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函館山登山道車道入口から続く「いこいの広場」がスタート地点。函館八幡宮裏の杉林を通り、碧血碑(へっけつひ)までの約1200メートルの道のりになります。

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まずは、カーブが続く木橋の散策路。幅が狭いので、気をつけながらゆっくり進んでいきます。

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登山道といっても、草も刈られた歩きやすい道。スニーカーで充分歩けます。

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木橋を渡り終えると、いよいよ杉木立の森の中へ。


◆森の中は、まるで野の花の楽園!

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森の中に入ると、いろいろな花が目につきます。

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タチツボスミレ キクザキイチゲ

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エゾエンゴサク シダの若芽

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道の両脇には可愛らしいニリンソウ。珍しいミドリニリンソウが見つかるかも。

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キバナノアマナ

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コジマエンレイソウ

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小道の途中にはベンチも用意されています。花を眺めながらゆっくりとくつろいでいると、ウグイスなど、野鳥のさえずりが心地よく響きます。


◆ゴールの碧血碑から、函館八幡宮へ

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後半には「函館八幡宮境内地につき、清浄に願います」の看板が。ちょうど神社の裏手にあたります。静かな森は、心を落ち着かせてくれます。

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花が途切れ始めたあたりで、ちょうどゴールの碧血碑までたどりつきました。

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碧血碑は、土方歳三はじめ箱館戦争で命を落とした旧幕府軍の志士を祀った慰霊碑です。

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せっかくなので、すぐ傍の函館八幡宮まで足をのばしてみることにしましょう。参道では桜並木が迎えてくれます。

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本殿は聖帝八棟造りといって、威厳のある外観が特徴です。この後ろの山が宮の森コースの一部になっています。約1200メートルの距離をのんびり散策して、春を満喫。時期によって咲く花も変わるので、どんな景色が見られるか楽しみにしましょう。

※記者L(動画撮影/編集室A、一部写真撮影/編集室M) 
2012/5/1取材、5/5公開 2020/4/16更新(追加取材あり)


⇒春におすすめの函館山登山道は、ほかに旧登山道コースもあります