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あなたのテーマでディープな函館 「アウトドア」

春の花をたずねて、函館山を歩く

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函館山はロープウェイで上って景色を見るだけでなく、整備された散策路を歩いて、自然に親しむのも楽しみのひとつです。

特に春は、さまざまな野草が可憐な花を咲かせ、心をはずませてくれます。

今回は、平坦な道で歩きやすく、春一番に花が楽しめる「宮の森コース」をご案内しましょう。

※2012年のレポートです。2015年は4月上旬には雪もなく、花が咲き出しています。

◆いこいの広場から「宮の森コース」へ。木橋の散策路からスタート

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4月になると、函館山も春を感じさせる気候に。雪がとけた早春の函館山を散策し、花のある風景を楽しもうと思います。

今回は、函館山で一番早く春が来る「宮の森コース」を歩いてみました。勾配もそれほどきつくなく、距離も手頃なので、函館山散策の入門コースとしても最適です。

函館山登山道車道入口から続く「いこいの広場」がスタート地点。函館八幡宮裏の杉林を通り、碧血碑(へっけつひ)までの約1200mの道のりになります。


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まずは、カーブが続く木橋の散策路。幅が狭いので、気をつけながらゆっくり進んでいきます。
木橋を渡り終えると、いよいよ杉林の中へ。


◆林の中は、まるで野の花の楽園!

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林の中に入ると、いろいろな花が目につきます。

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タチツボスミレ          キクザキイチゲ          エゾエンゴサク          シダの若芽

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道の両脇には可愛らしいニリンソウ

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キバナノアマナ                            コジマエンレイソウ

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小道の途中にはベンチも用意されています。
花達を眺めながらゆっくりと進んでいくと、ウグイスなど、野鳥のさえずりが心地よく響きます。


◆ゴールの碧血碑から、函館八幡宮へ

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花が途切れ始めたあたりで、ちょうどゴールの碧血碑までたどりつきました。
碧血碑は、土方歳三はじめ箱館戦争で命を落とした旧幕府軍の志士を祀った慰霊碑です。
 
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せっかくなので、すぐ傍の函館八幡宮まで足をのばしてみることにしましょう。

宮内にある池を覗くと、にぎやかなカエルの鳴き声が。近寄ってみると、絶滅が危惧されるエゾヒキガエルが産卵のためにたくさんやって来ていました。産卵を終えると、1週間ほどで山へと戻って行くそうです。とても貴重な場面に立ち会えラッキーでした。境内にある「延命の桜」も春の日差しに誘われて、数輪花を咲かせていました。

こうして約1200mの距離をのんびり散策して、春を満喫しました。季節ごとに咲く花も変わるそうなのでまた訪れてみたいです。

※記者L 2012/5/1取材、5/5公開 2015/4/6更新