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あなたのテーマでディープな函館 「桜」

街を見おろす桃源郷、元町配水場の百年桜

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五稜郭公園、函館公園......、函館には桜の名所が数多くありますが、函館山の山麓にひっそりと、また悠然とたたずむ「百年桜」は、一度見たらきっと忘れられないと思います。

函館山に上るロープウェイの乗り場から、てくてくと山に向かって歩くこと10分ほど。市街の喧騒から離れた山の中腹は、まるで桃源郷のような心落ち着く別世界です。

市街地より少し遅くまで楽しめる、元町配水場の名物桜をご案内しましょう。

◆市民に水を供給する元町配水場には、憩いの広場や散策路がある

170416M02.JPG元町配水場は、市民に生活水を供給する施設のひとつで、函館山ロープウェイ山麓駅の上にあります。敷地内にある噴水広場は、山頂に向かうロープウェイを眺めながらベンチでのんびりできる憩いのスポット。周囲にソメイヨシノが植えられているので、ちょっとした桜の名所になっていますが、敷地のもう少し上のほうにある樹齢百年の名木まで足をのばす人は、意外に多くありません。

目立った看板もありませんが、とにかく散策路を上へ上へと歩いていきましょう。右からでも、左からでも大丈夫。山頂駅が少しずつ近づいてきて、途中でひと休みして後ろを振り返ると、街が眼下に広がり、両脇に海も見えます。石段をゆっくりゆっくり上がっていくと、地下に配水池のある高台に到着。

そこに百年桜は待っていました。

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◆樹齢百年以上、大きく枝を張り出した2本のソメイヨシノが並び立つ

170416M01.JPG高区配水池の前に、2本の桜が並んで立っていました。どちらも樹齢百年以上のソメイヨシノの古木。幹の周囲約4メートル、樹高約13メートル、枝の幅約20メートルと、満開時の姿は圧巻そのものです。

ゴツゴツした幹は、いろいろな方向に曲がり、弱った所は整えられ、何本ものつっかえ棒に支えられて立っていますが、大きく張り出した枝の隅々まで花をつけ、悠然と咲いています。

ちょうど真上を通過するロープウェイからは、どんな風に見えるのでしょうか。桜、ロープウェイ、市街地、海......、思いがけない絶景が楽しめます。
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130429M09.JPG桜のまわりは芝生になっていて、正面にはベンチもあります。ぜひゆっくりと腰をおろして、心ゆくまで眺めていってください。ロープウェイの運行は10分間隔。「あれ、もう10分たったの?」というくらい、時のたつのを忘れてしまいます。

市街地の桜より一段高台にあるため、発表される開花日より例年2、3日ほど遅く咲きはじめ、長く楽しめます。


※編集室M 
2012/5/13取材、2013/4/29公開、2017/4/16更新

130429M13.JPG元町配水場
所在地 函館市元町1番4号
アクセス ・市電十字街電停から徒歩約10分(入り口から百年桜まで徒歩約10分)
      ・函館山ロープウェイ山麓駅の向かい
      ・元町教会群から徒歩2分
開放時間 (4月下旬~ 8月31日)9:00~18:30
桜の見ごろ 5月はじめ~中旬
※配水池や桜を囲む柵の内側への立ち入りはご遠慮ください
問い合わせ 函館市企業局 管路整備室元町配水場0138-22-2871