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道南食材満喫 道南いさりび鉄道「いさ鉄Bistroながまれ号」で美味しい旅

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五稜郭駅と木古内駅を結ぶ道南いさりび鉄道は、2016年の開業に合わせて導入した「ながまれ号」を活用した観光列車を旅行会社とタイアップして定期的に運行しています。今回は道南の「食」に特化した「いさ鉄Bistroながまれ号」の運行の様子をご紹介します。

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道南いさりび鉄道は、2016年3月の北海道新幹線開業に伴い、JR北海道から経営分離された第3セクター鉄道で、函館市の五稜郭駅から木古内町の木古内駅を結んでいます。運行上の起点はJR時代と変わらず函館駅で、今回乗車する「ビストロながまれ号」も、函館駅から出発します。途中、上磯駅では北斗市のマスコット「ずーしーほっきー」が乗客をお出迎えする場面も。

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※函館新聞社提供※車窓眺め.JPG

上磯駅を出発すると、近年函館近海で豊漁の函館産ブリを生地で挟んで焼いた「ファーブルトン」、木古内産マコガレイの「おから酢」、北斗・おぐに和牛の「ローストビーフ」、函館産エゾシカ肉の「春巻き」、北斗産トマトの「和風カプレーゼ」など、地場産品をふんだんに使った約20種類の料理が詰め込まれた特製弁当「いさ鉄Bistro四段お重」が提供されました。

参加者は弁当を手掛けた函館市の居酒屋「二代目佐平次」の山形智店主の食へのこだわりや、車窓の景色を楽しみながら弁当に舌鼓を打ちました。

 

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美味しい食事には美味しいお酒はつきもの。函館市と周辺には近年ワイナリーや日本酒の酒蔵が誕生し、作り手のこだわりが詰まった美味しいお酒が醸造されています。今回は北斗市の「農楽蔵」と「ドゥエ・プンティ」の白ワイン、日本酒は函館市の「五稜」と木古内町の「みそぎの舞」が提供され、乗客はいさ鉄の沿線2市1町の美味しい食事と酒を堪能しました。

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木古内駅では横断幕を掲げた関係者の出迎えを受け、折り返しまでの間道の駅「みそぎの郷きこない」で買い物を楽しみ、再び列車に乗り込み、「みそぎの郷きこない」内の「イタリアンレストラン・どうなんデス」のスイーツを味わいながら、一行は函館へと戻りました。

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列車に同乗した函館市の大泉潤市長は「沿線それぞれに魅力がたっぷり。旅する人に自治体の境界線は関係ないので、共に連携し発信していきたい」と話し、北斗市の池田達雄市長は「観光振興にとって良い取り組み。(いさ鉄が)より地域に愛され、全国の人に知ってもらうきっかけになれば」、木古内町の鈴木慎也町長は「3人で体験しながら魅力を再確認し、まちと鉄道が一体となった地域づくりにつなげたい」と期待を込めていた。


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