エリア別 ヒグマ出没状況(2025年)
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エリア
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出没状況
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特徴・詳細
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函館山
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出没なし
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もともとヒグマの生息範囲外です。シカなどの大型動物も生息していません。安心して観光できます。
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西部地区・五稜郭・湯の川地区
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基本的に出没なし
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函館市の中心部では、クマが出没することは基本的にはありません。※ ただし、湯の川周辺の高台にある香雪園の近くで9月23日に情報がありましたが、10月末現在、新たな情報は寄せられていません。
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美原地区
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複数出没あり
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函館新外環状道路の北側、はこだて未来大学周辺など、山間部に近いエリアで複数の情報が寄せられています。
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汐泊川周辺・鉄山周辺
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複数出没あり
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こちらのエリアでも、複数の出没情報が寄せられています。
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戸井地区
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複数出没あり
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汐首岬周辺などで複数の出没情報が寄せられています。
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恵山・椴法華地区
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複数出没あり
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恵山周辺での出没情報が複数寄せられています。
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南茅部地区
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広範囲で複数出没あり
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縄文遺跡群周辺や国道のバイパス沿い、川汲峠など、山間部も含め広範囲で複数の情報が寄せられています。
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最新の出没情報・安全対策について
1. 最新情報は「ひぐまっぷ」をご確認ください
函館市内の最新のクマ出没情報は、下記の「ひぐまっぷ」でリアルタイムでご確認いただけます。
最新の函館市内のクマ出没情報:「ひぐまっぷ」
https://higumap.info/map/202/2025
2. ヒグマの人身被害に遭わないための安全対策
ヒグマによる人身被害は、残念ながら完全に防げるものではありませんが、適切な知識と行動で遭遇のリスクを大幅に減らすことができます。
予防が最も重要!入山時のルール
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行動
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詳細
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山林への立ち入り
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むやみに立ち入らない。立ち入る際は必ず複数人で行動してください。
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音で存在を知らせる
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ヒグマは警戒心が強いため、鈴やラジオといった音の出る物を携帯したり、声を出すなどして、あらかじめ人の存在を知らせましょう。
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早朝・夕方
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ヒグマの活動が活発になる時間帯です。特に山菜採りなどで入山する際は、この時間帯を避けるなど配慮が必要です。
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食べ物の管理
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人の食べ物の匂いはヒグマを強く誘引します。匂いが漏れないよう厳重に管理し、誘引しないよう気を付けてください。
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痕跡を見たら
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足跡やフンなどの痕跡を見つけた場合は、近くにクマがいる可能性があります。すぐにその場を離れてください。
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もしヒグマに出会ってしまったら
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行動
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詳細
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ゆっくり後ずさり
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慌てて大声を出したり走ったりすると、ヒグマが興奮する可能性があります。慌てずに、ゆっくりと後ずさりしてその場を立ち去りましょう。
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子グマに近づかない
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子グマを見つけた場合、必ず近くに母グマがいると考えてください。母グマは子グマを守るため攻撃性が高くなるため、決して子グマに近づかず、速やかにその場を離れてください。
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市街地への誘引防止にご協力ください
近年、キャンプや山菜採りなどで投棄された生活ごみが、ヒグマが人の食料の味を覚えるきっかけとなり、市街地へ下りてくる原因となっています。
山林に入る際は、ゴミの始末を徹底し、各自がモラルをもって予防することが重要です。
クマ対策用品のご案内
登山や山での散策をご検討中の方で、安全確保のために必要な場合は「熊よけスプレー」の携行をご検討ください。
熊よけスプレーは、函館でもレンタルが可能です。
安全で楽しい函館観光となるよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。