温活のすすめ<その2>~食べて温める
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あなたのテーマでディープな函館
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飲食店
11月に入り、街中を歩いていても寒さが身にしみる時期になった中で、函館で〝あたたかく過ごす〟ためのさまざまなスポットを紹介します。
2回目は、薬膳食材や香辛料を生かした料理を提供している飲食店4カ所をご紹介。
■カイダーオの「チュムチュム鍋」
タイ発祥の小鍋料理
南国ムード漂う店内で、本格派から創作まで幅広いタイ料理が楽しめる。肌寒い季節に登場する、タイ東北部・イサーン地方発祥の小鍋料理「チムチュム鍋」は昨年からスタートした期間限定メニュー。鶏ガラダシベースのスープには、レモングラスやコブミカンの葉、タイのショウガ、赤・青トウガラシなど、ハーブやスパイスがたっぷり。
卓上のカセットコンロにセットされた土鍋に、溶き卵を絡めた豚肉、ニラや白菜、米粉麺クィッティオを投入。刻みパクチーをアクセントに、ナンプラーベースでタイのライム・マナオを利かせた特製タレを付けて頬張れば、後味はあっさりとしながらも、甘み、辛み、酸味と旨みが織りなす本場の味に箸が進むこと請け合い。
カイダーオ
函館市本町34-1 ホボ本町ビルヂング1階
☎0138-68-1535
17時半~23時(22時半ラストオーダー)
火、第2・3月曜定休
禁煙 キャッシュレス決済利用可
■焼肉・海鮮 臥牛山の「臥牛山風薬膳火鍋」
7種類の薬膳食材でじんわり
〝お酒が進む焼肉〟をコンセプトに、焼肉と海鮮焼きのほか、姉妹店「活魚料理いか清本店」の料理も注文できる。創作料理や鍋料理も用意しており、グツグツと音を立てながら熱々の石鍋で運ばれてくる「臥牛山風薬膳火鍋」もその一つ。
牛筋や脂などを7時間かけて煮込み、1日寝かせて余計な脂を取り除いた特製スープに、ホールのままの八角とクコの実、花椒のほか、シナモンスティック、五香粉といった漢方にもなる7種類の薬膳食材を加えた一品。石鍋から立ち上る特有の香りに食欲をそそられる。国産豚バラ肉やキャベツ、シイタケ、旬の野菜と一緒にスープを味わえば、マイルドな辛さ、濃厚なスープの甘みがじんわりと体に染みていく。
焼肉・海鮮 臥牛山
函館市本町2ー14 汐見ビル2階
☎0138ー76ー7573
17時~24時(23時ラストオーダー)
※日曜は16時~23時(22時ラストオーダー)
無休 禁煙 キャッシュレス決済利用可
■居酒屋 美々本店の「サムゲタン」
本場の味をベースに日本人向けにアレンジ
鮮度抜群の海鮮料理と韓国料理が自慢の居酒屋で、2024年に函館2号店、昨年3月に札幌すすきの店を立ち上げた。韓国料理店で経験を積んだ大館健二店長は、本場の味をベースに日本人向けにコクと旨みを加えてアレンジするのがこだわりだ。
キムチチゲなどの辛口鍋に隠れつつ女性からの支持が厚いのが、韓国の土鍋・トッペギでグツグツ煮立てて提供する「サムゲタン」。一羽丸ごと使うひな鶏の中に、もち米や高麗人参、ナツメを詰めてじっくり煮込む薬膳鍋で、肉はもちろん骨までホロホロとほぐれるやわらかさ。塩で優しく味付けたスープは、滋味深くコラーゲンたっぷりで、多くの人が飲み干すのもうなずける。独自ルートで仕入れる希少な酒と堪能したい。
居酒屋 美々 本店
函館市本町23-5 第7LC館1階
☎0138-52-5577
17時~
無休 喫煙可 キャッシュレス決済利用可
■養生サロン&薬膳カフェmaomaoの「薬膳ランチプレート」
二十四節気ごとに内容が変わる薬膳
施術と食事で心と体が整う場所〟をコンセプトに、古代中国医学の知識をベースとする、漢方アロマオイルを使い自然治癒力を引き出すカッサやカッピングセラピーのサロンと、二十四節気(季節)と発酵食を取り入れたカフェを営業している。
カフェの看板メニューは、薬膳コーディネーターの小川ユカオーナーが、立春から大寒まで二十四節気ごとに内容を変えて仕込む養生がテーマの「薬膳ランチプレート」。秋は体を温め胃腸を労り、肺の乾燥を補うものとして白い食材を使うと良いとされ、ホタテのゴマ和えやカブとレンコンの発酵漬けのほか、やわらかくてクセのない鴨肉がたっぷりの生薬スープ「三白潤肺湯」は、夏に消耗した体を元気に潤してくれるという。
養生サロン&薬膳カフェmaomao
北斗市久根別2-20-8
☎090-1389-6627
11時~15時(14時半ラストオーダー)
※施術は18時までの完全予約制
不定休 (営業日はSNSで告知)
禁煙 駐車場あり
(この記事は、フリーマガジン「ハコラク」2026年11月号から再構成したものです)