洋式城郭をモデルに築造された星形城郭「五稜郭」
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箱館はじめて物語
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歴史好きに
幕末の開港時に箱館の防備強化を図るため、元治元(1864)年に洋式城郭をモデルとして築造された城郭。設計は、学問所「諸術調所」教授でもあった武田斐三郎。 五稜郭は、幕末の開港時に箱館の防備強化を図るために洋式城郭をモデルとして築造された城郭である。設計者は、学問所「諸術調所(しょじゅつしらべしょ)」の教授でもあった武田斐三郎(たけだあやさぶろう)である。彼はフランスの軍艦コンスタンティーン号などで西洋の台場や城塞について学び、五稜郭の設計に活かしたという。 五稜郭にある箱館奉行所は元治元(1864)年に建造されたが、それ以前は現在の元町公園の場所にあった。元町公園と言えば大変見晴らしがよく、函館湾を一望できる。一方、外国船から攻撃対象として狙われやすかった。そのために、砲弾の届かない場所として五稜郭に移転したが、その後の近代火器の発達により、箱館戦争の時には、海上の艦船からの砲弾が届く状況であった。 |
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特別史跡五稜郭跡
問合せ先 | 函館市教育委員会生涯学習部文化財課 |
所在地 | 函館市五稜郭町44 |
電話番号 | 0138-21-3456 |
料金 | 公園内無料 (箱館奉行所 大人500円 小人250円 未就学児無料) |
アクセス | 市電 「五稜郭」電停 徒歩15分 |
駐車場 | 無 (付近の有料駐車場か、なるべく公共交通機関をご利用ください) |