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日本最古の銀板写真

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元町公園の「函館市写真歴史館」(現在は閉館)に展示されていた、日本最古の銀板写真(複製)。安政元(1854)年、ペリーの箱館来航の際に応対した松前藩士を写したもの。

(函館市写真歴史館は2016年3月に閉館しました。これは閉館前の内容です)

元町公園にある旧北海道庁函館支庁庁舎内の「函館市写真歴史館」には、日本で最古の銀板写真(複製)が展示されている。安政元(1854)年、ペリーが箱館に来航した際に応対した松前藩士、松前勘解由、石塚官蔵、遠藤又佐衛門とそれぞれの従者を写した3枚が現存し、石塚官蔵とその従者の写真がここ函館にある。他の2枚は松前、大阪にある。 

特に函館の1枚には、裏にペリー艦隊の従軍カメラマンの名前である「ブラウン」とサインがあり、写真をしまう箱には日付もあるため、本物とされている。時代を経た現物の写真はほとんど消えて見えなくなっているので、現在は複製が展示されている。

函館の写真の歴史は日本の中でも古く、同じ1859年に開港した横浜、長崎と同時期である。箱館の足袋職人・木津孝吉は、初代箱館駐在ロシア領事・ゴシケーヴィチより写真技術を学び、その木津が箱館を去る際に機材を受け取ったのが田本研造である。彼は、凍傷で足を切断した際に世話になったロシア人医師ザレスキーより写真技術を学んだ。田本は弟子たちと共に北海道開拓の数多くの記録を残し、「北海道写真」というジャンルを確立した。函館の写真技術はロシアから伝授されたともいえる。

 

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問合せ先 函館市観光部観光企画課
電話番号 0138-21-3327
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