トップに戻る
箱館はじめて物語

日本最初のコンクリート製寺院
「東本願寺函館別院」

にほんさいしょのコンクリートじいん
「ひがしほんがんじはこだてべついん」


明治40(1907)年の大火後の明治45(1912)年に起工された、日本初の鉄筋コンクリート造りの寺院。二十間坂沿いにあって、黒光りする3万3千枚の瓦は圧巻。

函館は日本で最初にコンクリート製の寺院ができた地である。その寺院の名は、真宗大谷派函館別院(東本願寺函館別院)。建設を主導したのは、檀家総代であった金森倉庫の渡辺熊四郎であった。 

明治40(1907)年の大火後の明治45(1912)年に起工されるが、市民から、「大きな屋根を本当にコンクリートで支えられるのか?」「人々に踏まれた土砂を利用するのは不敬ではないのか?」などの声が出て、寄付がなかなか集まらなかった。そこで、建築の途中のコンクリート製高床に芸者を上げて手踊りさせたり、見物人も高床に上げて安全性を確認させたりと、苦労を重ねて理解を求めた。

大屋根や塀の瓦の数は3万3千枚にも及ぶ(ちなみに、五稜郭に再建された箱館奉行所の瓦の数は3万7千枚)。平成19(2007)年には国の重要文化財に指定されている。

関連記事
 東本願寺函館別院


※オフィスO 2011/7/7取材 2011/7/22公開


エリア 駅前・元町地区
問合せ先 東本願寺函館別院
所在地 函館市元町16‐15
電話番号 0138-22-0134
アクセス 【市電】「十字街」電停 徒歩8分
駐車場
GoogleMapで大きなマップを開く